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メールマガジン２０２１年3月号
発行：国立研究開発法人国立環境研究所　企画部広報室
メールマガジンに関するお問い合わせ： kouhou0@nies.go.jp
ホームページ： http://www.nies.go.jp/
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　早いもので、2020年度も残すところ１ヶ月となりました。
寒暖差の激しい日が続いておりますが、皆様体調はいかがでしょうか。

今年度は、対面式のイベントが開催できず、例年とはまったく違った１年となりました。
国環研では、動画チャンネル（ https://www.youtube.com/user/nieschannel ）を始め、様々なオンラインコンテンツを配信させていただきました。

定例の刊行物の中でも、動画制作の取組について紹介しております。
（NIESレターふくしま　２月号　https://www.nies.go.jp/fukushima/pub-magazine.html）

福島県では、東日本大震災からまもなく10 年が経とうとしている現在も、東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響による避難指示区域が存在しています。
福島支部では、原発事故による影響を受けた生物について調査を続けています。
全国的にみると、野生動物による作物や人的被害は増加傾向にあり、福島県では更に、捕獲した野生生物を食べることができない特殊な事情を抱えています。

福島県の避難指示区域における野生生物の現状や生態の変化などについて“多くの人に知ってほしい”、という想いから、
福島支部において、野生動物の中でも特にイノシシを中心とした3連続シリーズの動画を制作しており、３月中に公開予定です。

小中学生にもわかりやすい動画を目指して作成中ですので、ぜひご覧ください。

私がメールマガジンの担当となってからまもなく１年。
楽しく読んでいただきつつ、有用な情報をお届けできていれば幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。

　それでは、3月の国環研メールマガジンをどうぞ。
（S.H）
- - - - - - - - - - - - - - - - - - -CONTENTS- - - - - - - - - - - - - - - - - -

【報道発表】
1）侵略的外来アリの侵略性・侵入成功のカギは食の多様性か
アルゼンチンアリの「種内差」から紐解く
http://www.nies.go.jp/whatsnew/20210203/20210203.html

2）第17回日韓中三カ国環境研究機関長会合（TPM17）の結果について
http://www.nies.go.jp/whatsnew/20210204/20210204.html

3）オゾン層破壊をもたらすフロン「CFC-11」、急増していた中国東部からの放出量が減少
http://www.nies.go.jp/whatsnew/20210209/20210209.html

4）生態毒性予測システム「KATE2020 version 2.0」への更新について
http://www.nies.go.jp/whatsnew/20210212/20210212.html

5）化学物質管理のIPCCにあたる科学と政策をつなぐ新たな国際組織が必要ではないか ～複雑な組織の限界を超える政策のための支援が重要～
http://www.nies.go.jp/whatsnew/20210218/20210218.html

【受賞情報】
1）深谷肇一特別研究員が個体群生態学会奨励賞を受賞
http://www.nies.go.jp/whatsnew/2020/20201115-1.html

受賞者氏名:　深谷　肇一(生物・生態系環境研究センター)
賞の名称:　　個体群生態学会奨励賞
授賞機関:　　個体群生態学会
受賞年月日:　2020年11月15日
受賞対象:　　統計モデリングによる個体群の構造と動態に関する研究

2）倉持秀敏室長・由井和子特別研究員・小林拓朗主任研究員・大迫政浩センター長が最優秀ポスター賞を受賞
http://www.nies.go.jp/whatsnew/2020/20201216-1.html

受賞者氏名:　倉持秀敏・由井和子・小林拓朗・大迫政浩
賞の名称:　　最優秀ポスター発表賞
授賞機関:　　環境放射能とその除染・中間貯蔵および環境再生のための学会
受賞年月日:　2020年12月16日
受賞対象:　　バーク混焼木質バイオマス発電のためのバーク等灰分の融解特性,第9回環境放射能除染研究発表会, 同予稿集 , 70,2020

3）久保雄広主任研究員が「野生生物と社会」学会より若手奨励賞を受賞
http://www.nies.go.jp/whatsnew/2020/20201219-1.html

受賞者氏名:　久保 雄広(生物・生態系環境研究センター)
賞の名称:　　若手奨励賞
授賞機関:　　「野生生物と社会」学会
受賞年月日:　2020年12月19日
受賞対象:　　経済学的アプローチによる生物多様性保全の評価・設計に関する研究

【刊行案内】
1）NIESレターふくしま2月号を発行しました。
福島支部の動画制作の取り組みについてご紹介します。
https://www.nies.go.jp/fukushima/pub-magazine.html

2）地球環境研究センターニュース2021年3月号「最新科学でわかる日本の気候変化と「2℃目標」の意義　日本の気候変動2020－大気と陸・海洋に関する観測・予測評価報告書を読む－」を発行
http://cger.nies.go.jp/cgernews/202103/364001.html

3）高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌オンラインマガジン環環2021年2月号
「ベルギー・アントワープ大学滞在記」が公開されました。
https://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/202102.html　

4）「特集　生態影響の包括的・効率的な評価体系の構築を目指して」国立環境研究所ニュース39巻6号を掲載しました。
https://www.nies.go.jp/kanko/news/index.html

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