国環研メールマガジン12月号
2022/12/07 (Wed) 09:00
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メールマガジン2022年12月号
発行:国立研究開発法人国立環境研究所 企画部広報室
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師走に入り、街並みはすっかりホリデーシーズンの装いになりました。
大小のイルミネーションが輝き始め、あちらこちらから響く陽気な音楽に
気分を高揚させるとともに、年末の訪れをひしひしと感じます。
担当者は広報室に着任して以来、商業施設などでのBGMの選曲について
さらに興味をもって耳を傾けるようになりました。
施設が設定しているターゲットを想像しながら聴いてみたり、
特徴や類似点を見つけたりすることが最近の楽しみのひとつです。
さて、「聴く」といえば、担当者も大好きなカエル類について
鳴き声をもとに分布などを明らかにした研究のことをご存じでしょうか。
東邦大学と国立環境研究所の研究グループは、関東平野全域の水田で録音した
鳴き声を指標として、カエル類の分布を推定し、生息環境との関係を解析しました。
推定したカエル類の分布をもとに表すことができる生息地の環境の違いや特徴は、
水田の生物多様性の保全にとって重要な情報になります。
詳しい内容は、11月10日の報道発表をご覧ください。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20221110/20221110.html
鳴き声を聴き分け生息環境まで推定するなんて、まるでソムリエのようですね。
カエルちゃんかわいいね~と微笑んでいただけの担当者には驚きの調査手法でした。
それでは、12月のメールマガジンをどうぞ。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - -CONTENTS- - - - - - - - - - - - - - - - - -
【報道発表】
1)国内生息絶滅危惧鳥類(ヤンバルクイナ、ライチョウ、シマフクロウ、ニホンイヌワシ)から
iPS細胞を樹立 細胞による絶滅危惧鳥類の保全研究に新展開
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20221025/20221025.html
2)高温耐性を持った水稲品種の開発・導入基準を解明-温暖化による水稲品質低下を防ぐ-
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20221027/20221027.html
3)「3Dふくしま」を福島県立博物館で期間限定展示-共同制作の新規コンテンツを初公開-
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20221028/20221028.html
4)カエルが多い水田はどこにあるのか?関東平野の水田に生息するカエル類の分布を鳴き声で推定
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20221110/20221110.html
5)なぜ象牙需要は減ったのか?要因に迫る新たな研究成果
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20221118/20221118.html
6)低出生体重に関連する要因それぞれの効果の大きさについて:子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20221122/20221122.html
【受賞】
1)松橋 啓介 室長が公益社団法人環境科学会より学術賞を受賞
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2022/20221109-1.html
2)MO Jialin 特別研究員、遠藤 和人 室長が公益社団法人地盤工学会より第57回地盤工学研究発表会優秀論文発表者賞を受賞
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2022/20221121-1.html
3)井上 智美 主幹研究員が公益社団法人土木学会より令和3年度土木学会賞「論文賞」
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2022/20221122-1.html
【刊行案内】
1)高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌オンラインマガジン
環環2022年10月号「モノの一生」から考える脱炭素型ライフスタイル」が公開されました。
https://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/202210.html
2)「 特集 災害からの復興と持続可能な地域づくり 」国立環境研究所ニュース41巻4号を掲載しました。
https://www.nies.go.jp/kanko/news/index.html
3 ) 「自分の可能性は一つじゃない。すべての経験を糧に、自分らしい生き方を|飯野成憲」記事を公開しました【FRECC+(フレックプラス)】
https://www.nies.go.jp/fukushima/magazine/interview/202210.html
4)「福島のごみは多いって本当?!ごみの量を減らすためには」記事を公開しました【FRECC+(フレックプラス)】
https://www.nies.go.jp/fukushima/magazine/research/202210.html
5)「研究所の名刺代わりに「リーフレット」」記事を公開しました【FRECC+(フレックプラス)】
https://www.nies.go.jp/fukushima/magazine/genba/202204.html
6)「コミュタン福島初!ナイトミュージアムに出展」記事を公開しました【FRECC+(フレックプラス)】
https://www.nies.go.jp/fukushima/magazine/event/night_museum2022.html
7) 地球環境研究センターニュース2022年12月号「パリ協定における新しい報告様式を理解する
「第19回アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ」(WGIA19)の報告」発行
https://cger.nies.go.jp/cgernews/
8) 高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌オンラインマガジン環環2022年11号
「廃棄物のよりよい分析のために」が公開されました。
https://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/202211.html
【その他】
1)動画【IPCC執筆者解説】第2弾「投資とファイナンス」編:気候変動IPCC WGIIIを公開しました
https://www.youtube.com/watch?v=3Z_hpcGOE3I
2)タイの長期低排出発展戦略の更新版にAIMモデルを用いた分析結果が採用されました
https://www-iam.nies.go.jp/aim/pdf/%E3%82%BF%E3%82%A4%E9%95%B7%E6%9C%9F%E6%88%A6%E7%95%A5II_221110.pdf
3)【論文の紹介】「廃棄物処理施設から産業界への蒸気供給:
経済分析および統計分析によるターゲット産業の選定」を公開しました
https://www.nies.go.jp/social/navi/abstract/using_waste_to_supply_steam_for_industry_transition.html
4)「Global Carbon Budget 2022」(世界のCO2収支2022年版)発表のお知らせ
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2022/20211111_1.html
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メールマガジン2022年12月号
発行:国立研究開発法人国立環境研究所 企画部広報室
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師走に入り、街並みはすっかりホリデーシーズンの装いになりました。
大小のイルミネーションが輝き始め、あちらこちらから響く陽気な音楽に
気分を高揚させるとともに、年末の訪れをひしひしと感じます。
担当者は広報室に着任して以来、商業施設などでのBGMの選曲について
さらに興味をもって耳を傾けるようになりました。
施設が設定しているターゲットを想像しながら聴いてみたり、
特徴や類似点を見つけたりすることが最近の楽しみのひとつです。
さて、「聴く」といえば、担当者も大好きなカエル類について
鳴き声をもとに分布などを明らかにした研究のことをご存じでしょうか。
東邦大学と国立環境研究所の研究グループは、関東平野全域の水田で録音した
鳴き声を指標として、カエル類の分布を推定し、生息環境との関係を解析しました。
推定したカエル類の分布をもとに表すことができる生息地の環境の違いや特徴は、
水田の生物多様性の保全にとって重要な情報になります。
詳しい内容は、11月10日の報道発表をご覧ください。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20221110/20221110.html
鳴き声を聴き分け生息環境まで推定するなんて、まるでソムリエのようですね。
カエルちゃんかわいいね~と微笑んでいただけの担当者には驚きの調査手法でした。
それでは、12月のメールマガジンをどうぞ。
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【報道発表】
1)国内生息絶滅危惧鳥類(ヤンバルクイナ、ライチョウ、シマフクロウ、ニホンイヌワシ)から
iPS細胞を樹立 細胞による絶滅危惧鳥類の保全研究に新展開
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20221025/20221025.html
2)高温耐性を持った水稲品種の開発・導入基準を解明-温暖化による水稲品質低下を防ぐ-
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20221027/20221027.html
3)「3Dふくしま」を福島県立博物館で期間限定展示-共同制作の新規コンテンツを初公開-
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20221028/20221028.html
4)カエルが多い水田はどこにあるのか?関東平野の水田に生息するカエル類の分布を鳴き声で推定
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20221110/20221110.html
5)なぜ象牙需要は減ったのか?要因に迫る新たな研究成果
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20221118/20221118.html
6)低出生体重に関連する要因それぞれの効果の大きさについて:子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20221122/20221122.html
【受賞】
1)松橋 啓介 室長が公益社団法人環境科学会より学術賞を受賞
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2022/20221109-1.html
2)MO Jialin 特別研究員、遠藤 和人 室長が公益社団法人地盤工学会より第57回地盤工学研究発表会優秀論文発表者賞を受賞
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2022/20221121-1.html
3)井上 智美 主幹研究員が公益社団法人土木学会より令和3年度土木学会賞「論文賞」
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2022/20221122-1.html
【刊行案内】
1)高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌オンラインマガジン
環環2022年10月号「モノの一生」から考える脱炭素型ライフスタイル」が公開されました。
https://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/202210.html
2)「 特集 災害からの復興と持続可能な地域づくり 」国立環境研究所ニュース41巻4号を掲載しました。
https://www.nies.go.jp/kanko/news/index.html
3 ) 「自分の可能性は一つじゃない。すべての経験を糧に、自分らしい生き方を|飯野成憲」記事を公開しました【FRECC+(フレックプラス)】
https://www.nies.go.jp/fukushima/magazine/interview/202210.html
4)「福島のごみは多いって本当?!ごみの量を減らすためには」記事を公開しました【FRECC+(フレックプラス)】
https://www.nies.go.jp/fukushima/magazine/research/202210.html
5)「研究所の名刺代わりに「リーフレット」」記事を公開しました【FRECC+(フレックプラス)】
https://www.nies.go.jp/fukushima/magazine/genba/202204.html
6)「コミュタン福島初!ナイトミュージアムに出展」記事を公開しました【FRECC+(フレックプラス)】
https://www.nies.go.jp/fukushima/magazine/event/night_museum2022.html
7) 地球環境研究センターニュース2022年12月号「パリ協定における新しい報告様式を理解する
「第19回アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ」(WGIA19)の報告」発行
https://cger.nies.go.jp/cgernews/
8) 高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌オンラインマガジン環環2022年11号
「廃棄物のよりよい分析のために」が公開されました。
https://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/202211.html
【その他】
1)動画【IPCC執筆者解説】第2弾「投資とファイナンス」編:気候変動IPCC WGIIIを公開しました
https://www.youtube.com/watch?v=3Z_hpcGOE3I
2)タイの長期低排出発展戦略の更新版にAIMモデルを用いた分析結果が採用されました
https://www-iam.nies.go.jp/aim/pdf/%E3%82%BF%E3%82%A4%E9%95%B7%E6%9C%9F%E6%88%A6%E7%95%A5II_221110.pdf
3)【論文の紹介】「廃棄物処理施設から産業界への蒸気供給:
経済分析および統計分析によるターゲット産業の選定」を公開しました
https://www.nies.go.jp/social/navi/abstract/using_waste_to_supply_steam_for_industry_transition.html
4)「Global Carbon Budget 2022」(世界のCO2収支2022年版)発表のお知らせ
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2022/20211111_1.html
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