国環研メールマガジン10月号
2023/10/04 (Wed) 09:00
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メールマガジン2023年10月号
発行:国立研究開発法人国立環境研究所 企画部広報室
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空が澄み清々しい秋を感じる頃となりました。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
メルマガ担当者は、先日、大学時代に所属していた天文サークルの仲間たちと
毎年訪れている合宿場に行き、天体観測をしてきました。
同じ方角に向けてカメラのシャッターを数分おきに切りつづけると、
星空が少しずつ移り変わっていく様子が観察でき、興味深いです。
また、合宿中には、必ず同じ場所で同じ構図の集合写真を
撮るようにしているのですが、数年分の集合写真を見比べてみると、
仲間たちの外見や雰囲気の変化、映り込んでいる看板や樹木の変化に気づきます。
少しずつ、でも確実に変化していることに気づかせてくれる定点観測。
国立環境研究所も、さまざまな分野でさまざまな目的の定点観測を行っています。
例えば、北アルプスの山小屋に自動撮影カメラを設置し、
夏季の残雪(雪渓)の定点観測を行っています。
2013年の観測開始以降、今年は雪渓の減少が非常に早いことが明らかになった、
というコラムを『地球環境センターニュース』10月号に掲載しています。
https://cger.nies.go.jp/cgernews/202310/395006.html
また、同じく高山帯に設置した自動撮影カメラのデータを
正確に整形して地図に重ね合わせる新規手法を開発し、
従来は困難であった広域にわたる継続的な高山植生分布の
モニタリングが可能となったことを発表しました。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2023/20230926-2/20230926-2.html
このように、さまざまな定点観測を継続して実施し、得られたデータを活用することにより、
気候変動影響の早期把握や的確な環境保全対策がもたらされるのです。
それでは、10月のメールマガジンをどうぞ。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - -CONTENTS- - - - - - - - - - - - - - - - - -
【報道発表】
1) 「いぶき」(GOSAT)と「いぶき2号」(GOSAT-2)の温室効果ガス濃度の整合性調査 - GOSATシリーズによる温室効果ガス濃度の長期間データ整備の取り組み -
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2023/20230911/20230911.html
2) 日本がリードする、メダカを用いた内分泌かく乱化学物質の検出手法の国際標準化 -日本が取りまとめたOECD文書が採択・公表されました-
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2023/20230914/20230914.html
3) 価値観の危機:生物多様性・異常気象を招いた価値観の偏り『Nature』誌にIPBES研究成果論文掲載
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2023/20230919/20230919.html
4) 出生前の水銀、セレン、マンガンばく露と3歳までの子どものアレルギー疾患発生リスクとの関連 :エコチル調査
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2023/20230920/20230920.html
【受賞】
1) 山口 晴代 主任研究員が京都大学環境衛生工学研究会より優秀プロジェクト賞を受賞
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2023/20230830-1.html
2) 末吉 正尚 研究員が公益財団法人河川財団より河川基金優秀成果賞を受賞
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2023/20230831-1.html
3) 茶谷 聡 主幹研究員が大気環境学会より大気環境学会論文賞を受賞
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2023/20230920-1.html
【刊行案内】
1) 【Web連載コラム】「将来世代への責任をどう考える? ~環境研究者の向き合い方~」の第7回「持続可能性を測る“ものさし”をつくる」を公開しました
https://www.nies.go.jp/social/navi/colum/bg07.html
2) 【Web連載コラム】「将来世代への責任をどう考える? ~環境研究者の向き合い方~」の第8回「世代をまたぐ社会的営みとしての災害復興」を公開しました
https://www.nies.go.jp/social/navi/colum/bg08.html
3) 地球環境研究センターニュース2023年10月号「パリ協定の下でのインベントリ初提出に向けて『第20回アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ』(WGIA20)の開催報告」発行
https://cger.nies.go.jp/cgernews/
4) 高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌 オンラインマガジン環環2023年9月号「世界資源研究所WRIでの1年~環境研究機関の異なる姿」が公開されました。
https://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/202309.html
【その他】
1) クラウドファンディング第2弾目標達成の御礼
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2023/20230829-1.html
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発行:国立研究開発法人国立環境研究所 企画部広報室
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空が澄み清々しい秋を感じる頃となりました。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
メルマガ担当者は、先日、大学時代に所属していた天文サークルの仲間たちと
毎年訪れている合宿場に行き、天体観測をしてきました。
同じ方角に向けてカメラのシャッターを数分おきに切りつづけると、
星空が少しずつ移り変わっていく様子が観察でき、興味深いです。
また、合宿中には、必ず同じ場所で同じ構図の集合写真を
撮るようにしているのですが、数年分の集合写真を見比べてみると、
仲間たちの外見や雰囲気の変化、映り込んでいる看板や樹木の変化に気づきます。
少しずつ、でも確実に変化していることに気づかせてくれる定点観測。
国立環境研究所も、さまざまな分野でさまざまな目的の定点観測を行っています。
例えば、北アルプスの山小屋に自動撮影カメラを設置し、
夏季の残雪(雪渓)の定点観測を行っています。
2013年の観測開始以降、今年は雪渓の減少が非常に早いことが明らかになった、
というコラムを『地球環境センターニュース』10月号に掲載しています。
https://cger.nies.go.jp/cgernews/202310/395006.html
また、同じく高山帯に設置した自動撮影カメラのデータを
正確に整形して地図に重ね合わせる新規手法を開発し、
従来は困難であった広域にわたる継続的な高山植生分布の
モニタリングが可能となったことを発表しました。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2023/20230926-2/20230926-2.html
このように、さまざまな定点観測を継続して実施し、得られたデータを活用することにより、
気候変動影響の早期把握や的確な環境保全対策がもたらされるのです。
それでは、10月のメールマガジンをどうぞ。
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【報道発表】
1) 「いぶき」(GOSAT)と「いぶき2号」(GOSAT-2)の温室効果ガス濃度の整合性調査 - GOSATシリーズによる温室効果ガス濃度の長期間データ整備の取り組み -
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2023/20230911/20230911.html
2) 日本がリードする、メダカを用いた内分泌かく乱化学物質の検出手法の国際標準化 -日本が取りまとめたOECD文書が採択・公表されました-
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2023/20230914/20230914.html
3) 価値観の危機:生物多様性・異常気象を招いた価値観の偏り『Nature』誌にIPBES研究成果論文掲載
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2023/20230919/20230919.html
4) 出生前の水銀、セレン、マンガンばく露と3歳までの子どものアレルギー疾患発生リスクとの関連 :エコチル調査
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2023/20230920/20230920.html
【受賞】
1) 山口 晴代 主任研究員が京都大学環境衛生工学研究会より優秀プロジェクト賞を受賞
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2023/20230830-1.html
2) 末吉 正尚 研究員が公益財団法人河川財団より河川基金優秀成果賞を受賞
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3) 茶谷 聡 主幹研究員が大気環境学会より大気環境学会論文賞を受賞
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2023/20230920-1.html
【刊行案内】
1) 【Web連載コラム】「将来世代への責任をどう考える? ~環境研究者の向き合い方~」の第7回「持続可能性を測る“ものさし”をつくる」を公開しました
https://www.nies.go.jp/social/navi/colum/bg07.html
2) 【Web連載コラム】「将来世代への責任をどう考える? ~環境研究者の向き合い方~」の第8回「世代をまたぐ社会的営みとしての災害復興」を公開しました
https://www.nies.go.jp/social/navi/colum/bg08.html
3) 地球環境研究センターニュース2023年10月号「パリ協定の下でのインベントリ初提出に向けて『第20回アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ』(WGIA20)の開催報告」発行
https://cger.nies.go.jp/cgernews/
4) 高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌 オンラインマガジン環環2023年9月号「世界資源研究所WRIでの1年~環境研究機関の異なる姿」が公開されました。
https://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/202309.html
【その他】
1) クラウドファンディング第2弾目標達成の御礼
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2023/20230829-1.html
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