国環研メールマガジン5月号
2024/05/08 (Wed) 09:00
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メールマガジン2024年5月号
発行:国立研究開発法人国立環境研究所 企画部広報室
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新緑のさわやかな季節となりました。
みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
国環研では、様々な木々の葉が青々と生い茂り、
藤やツツジの花が今を盛りと咲き乱れています。
2024年4月、国環研と環境省は
日本の「2022年度の温室効果ガス排出・吸収量」について発表しました。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240412/20240412.html
2022年度の日本の温室効果ガスの排出量は約11億3,500万トンで、
2021年度比で2.5%の減少、2013年度比で19.3%の減少となりました。
2021年度からの排出量減少の主な要因としては、
コロナ禍からの経済回復により輸送量が増加し、運輸部門の排出が増加した一方で、
産業部門、業務その他部門、家庭部門における節電や省エネ努力等による効果が大きく、
全体では、エネルギー消費量が減少したことが考えられます。
他方で、2022年度の森林等からの吸収量は約5,020万トンで、
2021年度比6.4%の減少となりました。こちらについては、
人工林の高齢化による成長の鈍化等が主な要因と考えられます。
植物の生命力を感じられるこの季節に、
光合成で吸収される二酸化炭素に関わる発表をご紹介しました。
詳細な発表内容につきましては、上記URLをご確認ください。
それでは、5月のメールマガジンをどうぞ。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - -CONTENTS- - - - - - - - - - - - - - - - - -
【報道発表】
1) 韓国の国立環境研究院との共同研究覚書締結と意見交換セミナー開催について(報告)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240329/20240329.html
2) 妊婦の尿中フェノール類濃度およびその予測因子(ばく露源の予測): 子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240405/20240405.html
3) イワシ・サバ類等の摂取量の増加で非感染性疾患による死者数減少の可能性
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240410/20240410.html
4) 2022年度の我が国の温室効果ガス排出・吸収量について
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240412/20240412.html
5) 地球沸騰化時代の適応策100選! -ADAPTATION アダプテーション[適応]気候危機をサバイバルするための100の戦略-
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240416/20240416.html
6) 同位体モデルと精密観測によりメタンの「足あと」を辿ることが可能に ~メタンの放出量削減には農業およびごみ埋立における対策も重要~
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240417/20240417.html
7) 野生タラノメの放射性セシウム濃度はその株の根元の空間線量率に比例する
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240418/20240418.html
【刊行案内】
1) 【Web連載コラム】「将来世代への責任をどう考える? ~環境研究者の向き合い方~」第12回「『将来世代』と一括りにしてもよいのだろうか」を公開しました。
https://www.nies.go.jp/social/navi/colum/bg12.html
2) 高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌 オンラインマガジン環環2024年3月号 「ジェネラリストとしての役割~13年間のマネージャーの仕事を終えるにあたって~」「「環環」の終了と「国環研View」への統合」を公開しました。
https://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/202403.html
3) 【Web連載コラム】「将来世代への責任をどう考える? ~環境研究者の向き合い方~」第13回「【座談会】将来世代への責任をどう考える?」を公開しました。
https://www.nies.go.jp/social/navi/colum/bg13.html
4) 地球環境研究センターニュース2024年5月号 2023年AGU Fall Meeting参加報告 ~Wide. Open. Science.~を公開しました。
https://cger.nies.go.jp/cgernews/
【受賞】
1) 近藤 美則 主席研究員が一般社団法人茨城県科学技術振興財団つくばサイエンス・アカデミーよりベスト新分野開拓賞を受賞しました。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240326-1.html
2) 久保 雄広 主任研究員が日本ファンドレイジング協会より日本ファンドレイジング・リサーチ大賞(研究者部門)最優秀賞を受賞しました。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240327-1.html
3) 辻 岳史 主任研究員が日本社会関係学会より第2回日本社会関係学会賞・最優秀賞を受賞しました。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240404-1.html
4) 片山 雅史 研究員が日本野生動物医学会より優秀ポスター賞を受賞しました。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240408-1.html
5) 安藤 温子 主任研究員が一般社団法人日本生態学会より第28回日本生態学会宮地賞を受賞しました。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240410-1.html
6) 岡本 遼太郎 リサーチアシスタントと小熊 宏之 室長がつくばサイエンス・アカデミーより若手特別賞を受賞しました。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240412-1.html
7) 畑 奬 研究員が東京大学より新領域創成科学研究科長賞(博士)を受賞しました。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240416-1.html
8) 大野 浩一 室長、今泉 圭隆 主幹研究員、鈴木 規之 フェローが日本リスク学会よりグッドプラクティス賞を受賞しました。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240417-1.html
9) 五味 馨 室長が一般社団法人 環境放射能とその除染・中間貯蔵及び環境再生のための学会より第12回環境放射能除染研究発表会 優秀口頭発表賞を受賞しました。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240418-1.html
10) 渡 卓磨 研究員らがThe editorial team of Resources, Conservation & Recyclingより 2023 Most Cited Paper Awardを受賞しました。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240418-2.html
【国環研View】
1) LITE「植物由来のエアロゾルとは?」
https://www.nies.go.jp/kokkanken_view/lite-20240425-2.html
DEEP「エアロゾルの実態をとらえる」
https://www.nies.go.jp/kokkanken_view/deep/interview-20240425-1.html
2) LITE「赤外線で温室効果ガスが測れるって?」
https://www.nies.go.jp/kokkanken_view/lite-20240425-6.html
DEEP「レーザー分光計で見えてきた温室効果ガスの実態」
https://www.nies.go.jp/kokkanken_view/deep/interview-20240425-2.html
3) LITE「温室効果ガスの排出量を示す「あしあと」?」
https://www.nies.go.jp/kokkanken_view/lite-20240425-3.html
DEEP「カーボンフットプリントから考える地域に合った脱炭素型ライフスタイル」
https://www.nies.go.jp/kokkanken_view/deep/column-20240425-1.html
4) LITE「大気中の粒子も歳をとる?」
https://www.nies.go.jp/kokkanken_view/lite-20240425-1.html
DEEP「大気エアロゾルのエイジング」
https://www.nies.go.jp/kokkanken_view/deep/column-20240425-2.html
5) LITE「温室効果ガスを船の上で捉える?」
https://www.nies.go.jp/kokkanken_view/lite-20240425-4.html
DEEP「広域を航行する船舶で温室効果ガス(GHG)の分布を連続的に観測する」
https://www.nies.go.jp/kokkanken_view/deep/column-20240425-3.html
6) LITE「金属だけど液体?「水銀」とは?」
https://www.nies.go.jp/kokkanken_view/lite-20240425-7.html
DEEP「水銀に関する水俣条約と有効性評価」
https://www.nies.go.jp/kokkanken_view/deep/column-20240425-4.html
7) LITE「温室効果ガス観測研究はどんなところでやっている?」
https://www.nies.go.jp/kokkanken_view/lite-20240425-5.html
DEEP「温室効果ガス観測研究の動向」
https://www.nies.go.jp/kokkanken_view/deep/column-20240425-5.html
【その他】
1) ディスカッションペーパー「日本における2050年脱炭素社会実現に向けた排出経路の追加分析」を公開しました。
https://www.nies.go.jp/social/publications/dp.html
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☆メールマガジンに関するお問い合わせ:kouhou0@nies.go.jp
★国立環境研究所ホームページ:https://www.nies.go.jp/
☆国立環境研究所が行うさまざまな研究について紹介するWebメディア
『国環研View』:https://www.nies.go.jp/kokkanken_view/
★ソーシャルメディア一覧:https://www.nies.go.jp/snsindex.html
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メールマガジン2024年5月号
発行:国立研究開発法人国立環境研究所 企画部広報室
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新緑のさわやかな季節となりました。
みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
国環研では、様々な木々の葉が青々と生い茂り、
藤やツツジの花が今を盛りと咲き乱れています。
2024年4月、国環研と環境省は
日本の「2022年度の温室効果ガス排出・吸収量」について発表しました。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240412/20240412.html
2022年度の日本の温室効果ガスの排出量は約11億3,500万トンで、
2021年度比で2.5%の減少、2013年度比で19.3%の減少となりました。
2021年度からの排出量減少の主な要因としては、
コロナ禍からの経済回復により輸送量が増加し、運輸部門の排出が増加した一方で、
産業部門、業務その他部門、家庭部門における節電や省エネ努力等による効果が大きく、
全体では、エネルギー消費量が減少したことが考えられます。
他方で、2022年度の森林等からの吸収量は約5,020万トンで、
2021年度比6.4%の減少となりました。こちらについては、
人工林の高齢化による成長の鈍化等が主な要因と考えられます。
植物の生命力を感じられるこの季節に、
光合成で吸収される二酸化炭素に関わる発表をご紹介しました。
詳細な発表内容につきましては、上記URLをご確認ください。
それでは、5月のメールマガジンをどうぞ。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - -CONTENTS- - - - - - - - - - - - - - - - - -
【報道発表】
1) 韓国の国立環境研究院との共同研究覚書締結と意見交換セミナー開催について(報告)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240329/20240329.html
2) 妊婦の尿中フェノール類濃度およびその予測因子(ばく露源の予測): 子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240405/20240405.html
3) イワシ・サバ類等の摂取量の増加で非感染性疾患による死者数減少の可能性
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240410/20240410.html
4) 2022年度の我が国の温室効果ガス排出・吸収量について
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240412/20240412.html
5) 地球沸騰化時代の適応策100選! -ADAPTATION アダプテーション[適応]気候危機をサバイバルするための100の戦略-
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240416/20240416.html
6) 同位体モデルと精密観測によりメタンの「足あと」を辿ることが可能に ~メタンの放出量削減には農業およびごみ埋立における対策も重要~
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240417/20240417.html
7) 野生タラノメの放射性セシウム濃度はその株の根元の空間線量率に比例する
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240418/20240418.html
【刊行案内】
1) 【Web連載コラム】「将来世代への責任をどう考える? ~環境研究者の向き合い方~」第12回「『将来世代』と一括りにしてもよいのだろうか」を公開しました。
https://www.nies.go.jp/social/navi/colum/bg12.html
2) 高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌 オンラインマガジン環環2024年3月号 「ジェネラリストとしての役割~13年間のマネージャーの仕事を終えるにあたって~」「「環環」の終了と「国環研View」への統合」を公開しました。
https://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/202403.html
3) 【Web連載コラム】「将来世代への責任をどう考える? ~環境研究者の向き合い方~」第13回「【座談会】将来世代への責任をどう考える?」を公開しました。
https://www.nies.go.jp/social/navi/colum/bg13.html
4) 地球環境研究センターニュース2024年5月号 2023年AGU Fall Meeting参加報告 ~Wide. Open. Science.~を公開しました。
https://cger.nies.go.jp/cgernews/
【受賞】
1) 近藤 美則 主席研究員が一般社団法人茨城県科学技術振興財団つくばサイエンス・アカデミーよりベスト新分野開拓賞を受賞しました。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240326-1.html
2) 久保 雄広 主任研究員が日本ファンドレイジング協会より日本ファンドレイジング・リサーチ大賞(研究者部門)最優秀賞を受賞しました。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240327-1.html
3) 辻 岳史 主任研究員が日本社会関係学会より第2回日本社会関係学会賞・最優秀賞を受賞しました。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240404-1.html
4) 片山 雅史 研究員が日本野生動物医学会より優秀ポスター賞を受賞しました。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240408-1.html
5) 安藤 温子 主任研究員が一般社団法人日本生態学会より第28回日本生態学会宮地賞を受賞しました。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240410-1.html
6) 岡本 遼太郎 リサーチアシスタントと小熊 宏之 室長がつくばサイエンス・アカデミーより若手特別賞を受賞しました。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240412-1.html
7) 畑 奬 研究員が東京大学より新領域創成科学研究科長賞(博士)を受賞しました。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240416-1.html
8) 大野 浩一 室長、今泉 圭隆 主幹研究員、鈴木 規之 フェローが日本リスク学会よりグッドプラクティス賞を受賞しました。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240417-1.html
9) 五味 馨 室長が一般社団法人 環境放射能とその除染・中間貯蔵及び環境再生のための学会より第12回環境放射能除染研究発表会 優秀口頭発表賞を受賞しました。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240418-1.html
10) 渡 卓磨 研究員らがThe editorial team of Resources, Conservation & Recyclingより 2023 Most Cited Paper Awardを受賞しました。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2024/20240418-2.html
【国環研View】
1) LITE「植物由来のエアロゾルとは?」
https://www.nies.go.jp/kokkanken_view/lite-20240425-2.html
DEEP「エアロゾルの実態をとらえる」
https://www.nies.go.jp/kokkanken_view/deep/interview-20240425-1.html
2) LITE「赤外線で温室効果ガスが測れるって?」
https://www.nies.go.jp/kokkanken_view/lite-20240425-6.html
DEEP「レーザー分光計で見えてきた温室効果ガスの実態」
https://www.nies.go.jp/kokkanken_view/deep/interview-20240425-2.html
3) LITE「温室効果ガスの排出量を示す「あしあと」?」
https://www.nies.go.jp/kokkanken_view/lite-20240425-3.html
DEEP「カーボンフットプリントから考える地域に合った脱炭素型ライフスタイル」
https://www.nies.go.jp/kokkanken_view/deep/column-20240425-1.html
4) LITE「大気中の粒子も歳をとる?」
https://www.nies.go.jp/kokkanken_view/lite-20240425-1.html
DEEP「大気エアロゾルのエイジング」
https://www.nies.go.jp/kokkanken_view/deep/column-20240425-2.html
5) LITE「温室効果ガスを船の上で捉える?」
https://www.nies.go.jp/kokkanken_view/lite-20240425-4.html
DEEP「広域を航行する船舶で温室効果ガス(GHG)の分布を連続的に観測する」
https://www.nies.go.jp/kokkanken_view/deep/column-20240425-3.html
6) LITE「金属だけど液体?「水銀」とは?」
https://www.nies.go.jp/kokkanken_view/lite-20240425-7.html
DEEP「水銀に関する水俣条約と有効性評価」
https://www.nies.go.jp/kokkanken_view/deep/column-20240425-4.html
7) LITE「温室効果ガス観測研究はどんなところでやっている?」
https://www.nies.go.jp/kokkanken_view/lite-20240425-5.html
DEEP「温室効果ガス観測研究の動向」
https://www.nies.go.jp/kokkanken_view/deep/column-20240425-5.html
【その他】
1) ディスカッションペーパー「日本における2050年脱炭素社会実現に向けた排出経路の追加分析」を公開しました。
https://www.nies.go.jp/social/publications/dp.html
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☆メールマガジンに関するお問い合わせ:kouhou0@nies.go.jp
★国立環境研究所ホームページ:https://www.nies.go.jp/
☆国立環境研究所が行うさまざまな研究について紹介するWebメディア
『国環研View』:https://www.nies.go.jp/kokkanken_view/
★ソーシャルメディア一覧:https://www.nies.go.jp/snsindex.html
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お手数ですが、以下のURLより登録解除の手続きをお願いします。
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https://www.nies.go.jp/webnews/regist.html#news
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