独立行政法人国立環境研究所メールマガジン3月号
2014/03/26 (Wed) 20:11
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メールマガジン2014年3月号
発行:独立行政法人国立環境研究所 企画部広報室
メールマガジンに関するお問い合わせ: nieskoho@nies.go.jp
ホームページ: http://www.nies.go.jp/
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桜前線が日本列島を駆け上り始め、つくばでもつぼみがほころんできました。
暖かくなってきたとはいえまだ朝夕は寒いので、まだまだ気が抜けません。
先日、福島県郡山市で開催した「災害環境研究報告交流会」では、福島県内外から多くの方々に
ご参加いただき、私たちのこれまでの研究報告と、参加者の方々と有意義な交流をすることができました。
ご来場いただきました皆さま、誠にありがとうございました。
4月19日(土)には、科学技術週間行事の一環として研究所の一般公開「春の環境講座」を開催します。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
それではNIESメールマガジン3月号をお届けいたします。 〈D.S〉
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【報道発表】
1) 完新世の北太平洋中・深層水循環変動を解明
~南太平洋における深層水形成強化が引き金か~
http://www.nies.go.jp/whatsnew/2014/20140225/20140225.html
2) 地球温暖化「日本への影響」 -新たなシナリオに基づく総合的影響予測と適応策-
http://www.nies.go.jp/whatsnew/2014/20140317/20140317.html
3) ユスリカ標本DNAデータベースの公開
http://www.nies.go.jp/whatsnew/2014/20140326/20140326.html
【イベント情報】
1) 科学技術週間に伴う一般公開「春の環境講座」開催のお知らせ
http://www.nies.go.jp/event/kagaku/2014/index.html
【刊行案内】
1) 国立環境研究所プロジェクト報告第107号
http://www.nies.go.jp/whatsnew/2014/20140325/20140325.html
2) 国立環境研究所ニュース32巻第6号
http://www.nies.go.jp/kanko/news/index.html
3) オンラインマガジン環環2014年3月号
http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201403.html
4) 地球環境研究センターニュース2014年3月号
http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/
5) 「地球温暖化の事典」刊行
http://www.cger.nies.go.jp/ja/news/2014/140314.html
【更新情報】
1) 無機系産業廃棄物(燃えがら・汚泥・鉱さい・ばいじん)32元素組成データベース
http://www.nies.go.jp/db/179_wastedb/index.html
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【報道発表】
1) 完新世の北太平洋中・深層水循環変動を解明
~南太平洋における深層水形成強化が引き金か~
環境計測研究センター内田昌男主任研究員と海洋研究開発機構は、海底堆積物コアに
保存された有孔虫化石の放射性炭素同位体の分析から千年スケールの時間分解能で完新世
(過去1万年間)における北太平洋の中・深層水循環変動の実態解明に成功しました。
これまで完新世における海洋循環変動に関する知見はほとんど報告例がなく、
北太平洋における報告は、本研究が初となります。
http://www.nies.go.jp/whatsnew/2014/20140225/20140225.html
2) 地球温暖化「日本への影響」-新たなシナリオに基づく総合的影響予測と適応策-
環境省環境研究総合推進費 戦略研究開発領域S-8
「温暖化影響評価・適応政策に関する総合的研究」成果
国立環境研究所、茨城大学など28機関が分担協力して、1.日本全国及び地域レベルの気候予測に
基づく影響予測と適応策の効果の検討、2.自治体における適応策を推進するための科学的支援、
3.アジア太平洋における適応策の計画・実施への貢献、に関する研究を実施してきました。
IPCCが示す世界規模の将来リスクと対策の見通しの中で、日本での影響リスクはどうなるのか、
リスク低減に適応策はどの程度有効か、といった疑問に答えるために、プロジェクトのこれまでの
研究成果をとりまとめたものです。
http://www.nies.go.jp/whatsnew/2014/20140317/20140317.html
3) ユスリカ標本DNAデータベースの公開について
淡水域生態系の指標生物として注目されてきたユスリカ科昆虫について、
種を判別するための基礎情報となる種固有DNA塩基配列(DNAバーコード)情報を整備し
『ユスリカ標本DNAデータベース』として公開しました。
このDNAバーコードを基準とすれば、従来、オス成虫標本でしか信頼性のある同定ができなかった
ユスリカの種を、専門家でなくとも比較的簡便に同定できるようになります。これにより、
淡水域生態系の評価・保全に役立つものと期待されます。
http://www.nies.go.jp/whatsnew/2014/20140326/20140326.html
【イベント情報】
1) 科学技術週間に伴う一般公開「春の環境講座」開催のお知らせ
4月19日(土)に、一般の方々(主として高校生以上)を対象に、研究所の一般公開を行います。
地球温暖化や大気汚染物質等に関する講演、展示、パネルディスカッション等を通じて、
参加者の皆様方と対話を交えながら、最先端の環境研究について研究者がわかりやすく説明
します。また、自転車発電の体験や「セグウェイ」の試乗会も実施します。
http://www.nies.go.jp/event/kagaku/2014/index.html
日 時:平成26年4月19日(土)10:00~16:00(受付15:00終了)
場 所:国立環境研究所(茨城県つくば市小野川16-2)
入 場:無料
アクセス:
〈つくばエクスプレス つくば駅から〉
1.科学技術週間無料循環バス Bコース(約10分)
つくば駅A5出口直進 歩道橋付近西武百貨店側(クレオ前バス停))から発車、
「国立環境研究所構内」下車
2.バスターミナル・4番乗り場から「ひたち野うしく駅」行き(約15分)、
「環境研究所」下車
〈JR常磐線 ひたち野うしく駅から〉
東口1番バス乗り場から「つくばセンター」又は「筑波大学中央」行き(約25分)、
「環境研究所」下車
【刊行案内】
1) 国立環境研究所プロジェクト報告第107号
平成22~24年度の3年間にわたって実施した特別研究プロジェクト「窒素飽和状態にある
森林域からの窒素流出負荷量の定量評価及び将来予測」の研究成果を取りまとめた報告書です。
http://www.nies.go.jp/whatsnew/2014/20140325/20140325.html
2) 国立環境研究所ニュース32巻第6号
☆今月の特集『持続可能な社会への転換方策』
・環境と経済と社会と個人
・持続可能なライフスタイルの実現に向けて
・世帯構成を考慮したライフスタイルの変化
・「持続可能な発展」と「持続可能性」
http://www.nies.go.jp/kanko/news/index.html
3) オンラインマガジン環環2014年3月号
☆今月の特集
・「東南アジアの埋立地浸出水処理への人工湿地技術の適用」
・「廃棄物埋立地浸出水-日本と東南アジアの比較」
・「東南アジアの洪水廃棄物管理計画づくりプロジェクトがはじまりました」
http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201403.html
4) 地球環境研究センターニュース2014年3月号
☆今月の特集
・気候変動枠組条約の下での交渉:2015年合意の法形式の話
・【最近の研究成果】
海陸の温度コントラストを通した夏季東アジアの気候変動メカニズムの解明
波照間島での大気観測に基づく中国からのメタンと一酸化炭素排出量の推定
http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/
5) 「地球温暖化の事典」刊行
国立環境研究所地球環境研究センター編著による、最新の研究成果や情報をまとめた事典です。
地球温暖化に関する用語の意味や、日本や世界の状況、将来の影響などの基本的な概念について
解説しています。
知りたいとき、いつでもひも解いて地球温暖化について理解を深めることができます。
http://www.cger.nies.go.jp/ja/news/2014/140314.html
【更新情報】
1) 無機系産業廃棄物(燃えがら・汚泥・鉱さい・ばいじん)32元素組成データベース
廃棄物はその種類、由来等により性状が様々です。そのため、廃棄物の処理や循環利用に
際して、あるいは不法投棄などの事案があった際に、その廃棄物の特性を適切に把握するために、
その外観、組成等の情報を総合的に把握して整理しておくことが重要です。
このデータベースは、燃えがら、汚泥、鉱さい、ばいじんに分類される様々な産業廃棄物
190試料について、含有元素、試料写真、採取場所・業種、水分、溶出試験結果をとりまとめた
ものです。
http://www.nies.go.jp/db/179_wastedb/index.html
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メールマガジン2014年3月号
発行:独立行政法人国立環境研究所 企画部広報室
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桜前線が日本列島を駆け上り始め、つくばでもつぼみがほころんできました。
暖かくなってきたとはいえまだ朝夕は寒いので、まだまだ気が抜けません。
先日、福島県郡山市で開催した「災害環境研究報告交流会」では、福島県内外から多くの方々に
ご参加いただき、私たちのこれまでの研究報告と、参加者の方々と有意義な交流をすることができました。
ご来場いただきました皆さま、誠にありがとうございました。
4月19日(土)には、科学技術週間行事の一環として研究所の一般公開「春の環境講座」を開催します。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
それではNIESメールマガジン3月号をお届けいたします。 〈D.S〉
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【報道発表】
1) 完新世の北太平洋中・深層水循環変動を解明
~南太平洋における深層水形成強化が引き金か~
http://www.nies.go.jp/whatsnew/2014/20140225/20140225.html
2) 地球温暖化「日本への影響」 -新たなシナリオに基づく総合的影響予測と適応策-
http://www.nies.go.jp/whatsnew/2014/20140317/20140317.html
3) ユスリカ標本DNAデータベースの公開
http://www.nies.go.jp/whatsnew/2014/20140326/20140326.html
【イベント情報】
1) 科学技術週間に伴う一般公開「春の環境講座」開催のお知らせ
http://www.nies.go.jp/event/kagaku/2014/index.html
【刊行案内】
1) 国立環境研究所プロジェクト報告第107号
http://www.nies.go.jp/whatsnew/2014/20140325/20140325.html
2) 国立環境研究所ニュース32巻第6号
http://www.nies.go.jp/kanko/news/index.html
3) オンラインマガジン環環2014年3月号
http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201403.html
4) 地球環境研究センターニュース2014年3月号
http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/
5) 「地球温暖化の事典」刊行
http://www.cger.nies.go.jp/ja/news/2014/140314.html
【更新情報】
1) 無機系産業廃棄物(燃えがら・汚泥・鉱さい・ばいじん)32元素組成データベース
http://www.nies.go.jp/db/179_wastedb/index.html
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【報道発表】
1) 完新世の北太平洋中・深層水循環変動を解明
~南太平洋における深層水形成強化が引き金か~
環境計測研究センター内田昌男主任研究員と海洋研究開発機構は、海底堆積物コアに
保存された有孔虫化石の放射性炭素同位体の分析から千年スケールの時間分解能で完新世
(過去1万年間)における北太平洋の中・深層水循環変動の実態解明に成功しました。
これまで完新世における海洋循環変動に関する知見はほとんど報告例がなく、
北太平洋における報告は、本研究が初となります。
http://www.nies.go.jp/whatsnew/2014/20140225/20140225.html
2) 地球温暖化「日本への影響」-新たなシナリオに基づく総合的影響予測と適応策-
環境省環境研究総合推進費 戦略研究開発領域S-8
「温暖化影響評価・適応政策に関する総合的研究」成果
国立環境研究所、茨城大学など28機関が分担協力して、1.日本全国及び地域レベルの気候予測に
基づく影響予測と適応策の効果の検討、2.自治体における適応策を推進するための科学的支援、
3.アジア太平洋における適応策の計画・実施への貢献、に関する研究を実施してきました。
IPCCが示す世界規模の将来リスクと対策の見通しの中で、日本での影響リスクはどうなるのか、
リスク低減に適応策はどの程度有効か、といった疑問に答えるために、プロジェクトのこれまでの
研究成果をとりまとめたものです。
http://www.nies.go.jp/whatsnew/2014/20140317/20140317.html
3) ユスリカ標本DNAデータベースの公開について
淡水域生態系の指標生物として注目されてきたユスリカ科昆虫について、
種を判別するための基礎情報となる種固有DNA塩基配列(DNAバーコード)情報を整備し
『ユスリカ標本DNAデータベース』として公開しました。
このDNAバーコードを基準とすれば、従来、オス成虫標本でしか信頼性のある同定ができなかった
ユスリカの種を、専門家でなくとも比較的簡便に同定できるようになります。これにより、
淡水域生態系の評価・保全に役立つものと期待されます。
http://www.nies.go.jp/whatsnew/2014/20140326/20140326.html
【イベント情報】
1) 科学技術週間に伴う一般公開「春の環境講座」開催のお知らせ
4月19日(土)に、一般の方々(主として高校生以上)を対象に、研究所の一般公開を行います。
地球温暖化や大気汚染物質等に関する講演、展示、パネルディスカッション等を通じて、
参加者の皆様方と対話を交えながら、最先端の環境研究について研究者がわかりやすく説明
します。また、自転車発電の体験や「セグウェイ」の試乗会も実施します。
http://www.nies.go.jp/event/kagaku/2014/index.html
日 時:平成26年4月19日(土)10:00~16:00(受付15:00終了)
場 所:国立環境研究所(茨城県つくば市小野川16-2)
入 場:無料
アクセス:
〈つくばエクスプレス つくば駅から〉
1.科学技術週間無料循環バス Bコース(約10分)
つくば駅A5出口直進 歩道橋付近西武百貨店側(クレオ前バス停))から発車、
「国立環境研究所構内」下車
2.バスターミナル・4番乗り場から「ひたち野うしく駅」行き(約15分)、
「環境研究所」下車
〈JR常磐線 ひたち野うしく駅から〉
東口1番バス乗り場から「つくばセンター」又は「筑波大学中央」行き(約25分)、
「環境研究所」下車
【刊行案内】
1) 国立環境研究所プロジェクト報告第107号
平成22~24年度の3年間にわたって実施した特別研究プロジェクト「窒素飽和状態にある
森林域からの窒素流出負荷量の定量評価及び将来予測」の研究成果を取りまとめた報告書です。
http://www.nies.go.jp/whatsnew/2014/20140325/20140325.html
2) 国立環境研究所ニュース32巻第6号
☆今月の特集『持続可能な社会への転換方策』
・環境と経済と社会と個人
・持続可能なライフスタイルの実現に向けて
・世帯構成を考慮したライフスタイルの変化
・「持続可能な発展」と「持続可能性」
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3) オンラインマガジン環環2014年3月号
☆今月の特集
・「東南アジアの埋立地浸出水処理への人工湿地技術の適用」
・「廃棄物埋立地浸出水-日本と東南アジアの比較」
・「東南アジアの洪水廃棄物管理計画づくりプロジェクトがはじまりました」
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4) 地球環境研究センターニュース2014年3月号
☆今月の特集
・気候変動枠組条約の下での交渉:2015年合意の法形式の話
・【最近の研究成果】
海陸の温度コントラストを通した夏季東アジアの気候変動メカニズムの解明
波照間島での大気観測に基づく中国からのメタンと一酸化炭素排出量の推定
http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/
5) 「地球温暖化の事典」刊行
国立環境研究所地球環境研究センター編著による、最新の研究成果や情報をまとめた事典です。
地球温暖化に関する用語の意味や、日本や世界の状況、将来の影響などの基本的な概念について
解説しています。
知りたいとき、いつでもひも解いて地球温暖化について理解を深めることができます。
http://www.cger.nies.go.jp/ja/news/2014/140314.html
【更新情報】
1) 無機系産業廃棄物(燃えがら・汚泥・鉱さい・ばいじん)32元素組成データベース
廃棄物はその種類、由来等により性状が様々です。そのため、廃棄物の処理や循環利用に
際して、あるいは不法投棄などの事案があった際に、その廃棄物の特性を適切に把握するために、
その外観、組成等の情報を総合的に把握して整理しておくことが重要です。
このデータベースは、燃えがら、汚泥、鉱さい、ばいじんに分類される様々な産業廃棄物
190試料について、含有元素、試料写真、採取場所・業種、水分、溶出試験結果をとりまとめた
ものです。
http://www.nies.go.jp/db/179_wastedb/index.html
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