国立研究開発法人国立環境研究所メールマガジン5月号
2015/05/06 (Wed) 12:00
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メールマガジン2015年5月号
発行:国立研究開発法人国立環境研究所 企画部広報室
メールマガジンに関するお問い合わせ: nieskoho@nies.go.jp
ホームページ: http://www.nies.go.jp/
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5月6日の本日、暦上では立夏となりました。
先月開催いたしました国立環境研究所の「春の環境講座」では、お天気にも恵まれ、
例年より多く595名の方々にお越しいただきました。皆様のご来場に、心から感謝
いたします。
夏の大公開(7月18日)は春の環境講座以上に大規模となり、様々なイベントを
計画中です。
ご期待ください。
それではNIESメールマガジン5月号をお届けいたします。 〈R.T〉
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -CONTENTS- - - - - - - - - - - - - - - - - - -
【報道発表】
1)東日本大震災に伴うフロン等の大量排出
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2015/20150406/20150406-2.html
2)2013年度(平成25年度)の温室効果ガス排出量(確報値)について
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2015/20150414/20150414.html
3)光化学オキシダントでコメの収穫量が減る新たな要因を解明
―イネの穂の枝分かれが関与―
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2015/20150430/20150430.html
【イベント情報】
1)「第4回 国立研究開発法人国立環境研究所 絵画コンテスト」
~環境のために今、自分ができること~開催のお知らせ
http://www.nies.go.jp/whatsnew/2015/20150401.html
2)公開シンポジウム2015 最新技術で迫る環境問題
~テクノロジーで環境を読み解く~開催のお知らせ
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2015/20150421/20150421.html
3)「水災害分野における気候変動による影響と適応に関するシンポジウム
~後悔しないためのパラダイムシフトとは~」開催のご案内
https://www.nies.go.jp/event/2015/20150423/20150423.html
【刊行案内】
1) PM2.5と光化学オキシダントの実態解明と発生源寄与評価に関する研究
https://www.nies.go.jp/kanko/kenkyu/setsumei/r-210-2014.html
2)「汎用IT製品中金属類のライフサイクルに着目した環境排出・動態・影響に
関する横断連携研究(分野横断型提案研究)平成23~25年度」
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2015/20150406/20150406.html
3)国立環境研究所「環境儀」第56号
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2015/20150409/20150409.html
4)オンラインマガジン環境2015年4月号
http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201504.html
5)地球環境センターニュース2015年4月号
http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/
【更新情報】
1)つくば大気質モニタリングデータを公開しました
http://www.nies.go.jp/aqrs/index.html
2)被災地の環境回復と創生のための「災害環境研究Q&A2015」を掲載しました
http://www.nies.go.jp/shinsai/Q&A.html
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【報道発表】
1)東日本大震災に伴うフロン等の大量排出
国立環境研究所を含む国際研究グループは、高頻度の大気観測データを
用いて、強力な温室効果気体やオゾン層破壊物質であるハロカーボン類
(フロン、代替フロンを含む)の国内からの排出量を推定しました。
その結果、ハロカーボン類の排出量は東日本大震災の発生後に大幅に増加し、
震災に伴う排出量は研究対象とした6種のハロカーボン類全体で6.6キロトンと
推定されました。これは、オゾン層破壊物質としてフロンCFC-11に換算すると
1.3キロトン、温室効果気体である二酸化炭素に換算すると19.2メガトンにそれ
ぞれ相当します。この大量の排出は、エアコンの冷媒や断熱材の発泡剤などと
して製品中に含まれていたハロカーボン類が、建物の倒壊などによって大気へ
漏出したことによると考えられます。
本研究により、地震や津波などの自然災害が、ハロカーボン類の大量排出を
引き起こしうることが初めて示されました。
本研究をまとめた論文は、2015年3月12日付けで、米国地球物理学連合
発行の学術誌「Geophysical Research Letters」の先行オンライン版に掲載され
ました。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2015/20150406/20150406-2.html
2)2013年度(平成25年度)の温室効果ガス排出量(確報値)について
環境省と国立環境研究所は、今般、2013年度の我が国の温室効果ガス排出量
(確報値)をとりまとめました。
2013年度の温室効果ガスの総排出量は、14億800万トン(二酸化炭素(CO2)
換算)で、前年度比1.2%増(2005年度比0.8%増、1990年度比10.8%増)でした。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2015/20150414/20150414.html
3)光化学オキシダントでコメの収穫量が減る新たな要因を解明
-イネの穂の枝分かれが関与―
国立環境研究所は電力中央研究所、中央農業総合研究センター、岡山大学と
共同で光化学オキシダントの主要成分であるオゾンによるイネの収量減少機構に
ついて調べました。
その結果、オゾンにより穂の枝分かれを制御する遺伝子の機能が低下すること
で、枝分かれの数が減少し、これが収量低下を引き起こしていること、さらに、
この遺伝子の機能低下の過程には、葉の可視障害軽減に働く植物ホルモン(ジャス
モン酸やアブシジン酸)が関与していること、が示されました。
オゾンによるイネの収量低下は、従来から提唱されていた葉の可視障害に伴う
光合成の低下ではなく、穂の枝分かれを制御する遺伝子の機能低下によるもの
であることを初めて明らかにしました。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2015/20150430/20150430.html
【イベント情報】
1)「第4回 国立研究開発法人国立環境研究所 絵画コンテスト」
~環境のために今、自分ができること~開催のお知らせ
国立環境研究所は、全国の中学生を対象に「絵画コンテスト」を開催いたし
ます。次代を担う若い世代に環境問題や環境研究への関心と理解を深めてもら
うことを目的とするもので、本年が4回目の開催となります。
今回は「環境のために今、自分ができること」をテーマに募集いたします。
http://www.nies.go.jp/whatsnew/2015/20150401.html
2)公開シンポジウム2015 最新技術で迫る環境問題~テクノロジーで環境を読み解く~
開催のお知らせ
国立環境研究所では毎年6月の環境月間にあわせて公開シンポジウムを
開催し、最新の研究成果をテーマに合わせて発信を行っています。
本年は東京と大阪で「最新技術で迫る環境問題~テクノロジーで環境を読み解
く~」をテーマに開催いたします。環境問題にご関心のある方のたくさんのご参
加を心からお待ちしています。
○東京会場
日時:平成27年6月19日(金)12:00~17:30
場所:メルパルクホール
(東京都港区芝公園2-5-20 TEL: 03-3459-5501)
○大阪会場
日時:平成27年6月26日(金)12:00~17:30
場所:松下IMPビル
(大阪府大阪市中央区城見1-3-7 TEL: 06-6941-0941)
○参加申し込み方法
次のいずれかの方法によりお申し込みください。なお、参加費は無料です。
(1)「公開シンポジウム2015」公式ホームページ
http://www.nies.go.jp/event/sympo/2015/index.html
(2)ハガキ・FAX
氏名、連絡先住所、電話番号・FAX番号・E-mailアドレス、参加希望会場を
明記の上、下記登録事務局宛にハガキまたはFAXにてお申し込みください。
国立環境研究所公開シンポジウム2015 登録事務局
〒545-0022 大阪府大阪市阿倍野区播磨町1-22-11
サクラインターナショナル株式会社内
TEL : 050-5531-9961(IP電話)
FAX : 050-5804-1743050-5804-1338
E-mail: info_nies2015@miceworld.jp
3)「水災害分野における気候変動による影響と適応に関するシンポジウム
~後悔しないためのパラダイムシフトとは~」開催のご案内
文部科学省創生プログラム/国土交通省水管理・国土保全局の主催による
標記のシンポジウムが開催されます。当シンポジウムの基調講演に住理事長、
パネルディスカッションのコーディネーターとして原澤理事が出席いたします。
是非、ご参加ください。
日 時:平成27年5月29日(金)13:00~17:30 (12:30開場)
場 所:国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟 小ホール
主 催:文部科学省創生プログラム/国土交通省水管理・国土保全局
後 援:土木学会 水工学委員会/地球環境委員会
入場料:無料(自由席)
申 込:事前登録(ホームページよりお申し込みください。)
http://sousei-d.jp/meetings/19.html
http://www.nies.go.jp/event/2015/20150423/20150423.html
【刊行案内】
1)PM2.5と光化学オキシダントの実態解明と発生源寄与評価に関する研究
本研究報告書は、平成22~24年度の3ヶ年で実施した国立環境研究所と
地方環境研究所とのⅡ型共同研究「PM2.5と光化学オキシダントの実態
解明と発生源寄与評価に関する研究」の研究成果をとりまとめたものです。
https://www.nies.go.jp/kanko/kenkyu/setsumei/r-210-2014.html
2)「汎用IT製品中金属類のライフサイクルに着目した環境排出・動態・影響に
関する横断連携研究(分野横断型提案研究)平成23~25年度」
国立環境研究所では、「国立環境研究所研究プロジェクト報告」第108号と
して、「汎用IT製品中金属類のライフサイクルに着目した環境排出・動態・影
響に関する横断連携研究(分野横断型提案研究) 平成23~25年度」を刊行
します。
本報告書は、平成23~25年度の3年間にわたって研究所が実施した
「汎用IT製品中金属類のライフサイクルに着目した環境排出・動態・影響に
関する横断連携研究」の研究成果を取りまとめたものです。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2015/20150406/20150406.html
3)国立環境研究所「環境儀」第56号
国立環境研究所では、研究情報誌「環境儀」第56号として、「大気環境中の
化学物質の健康リスク評価~実験研究を環境行政につなげる~」を刊行しま
す。
本号では、研究所が長年取り組んできた大気中の化学物質の健康リスク評価
に関する基礎研究を紹介します。また、有害大気汚染物質の一つである1,2-ジ
クロロエタンの大気環境指針値設定や、指針値設定のための評価値算出のガ
イドライン策定を中心に、基礎研究と環境行政とをつなげるために実施した調
査・研究を紹介します。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2015/20150409/20150409.html
4)オンラインマガジン環境2015年4月号
☆今月の特集
・循環・廃棄物のけんきゅう:「多機能製品の普及と省資源化」
・循環・廃棄物の豆知識:「社会蓄積量(ストック量とは?)」
・けんきゅうの現場から:「使用済み自動車を対象とした有害物質の調査:
化学分析までの遠い道のり」
http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201504.html
5)地球環境センターニュース2015年4月号
☆今月の特集
・これからの酸性雨調査の話をしよう-全国環境協議会酸性雨広域大気汚染
調査会事務局を務めて-
・東日本大震災に伴うフロン等の大量排出
・生物多様性・生態系保全とTrans-disciplinary
・はじめてのCO2ゾンデ観測inボルネオ島
・観測現場発季節のたより【6】真冬の北海道で雨が降る
・酒井広平講師による「検定試験問題を解いてみよう」シリーズ[16]酸性雨
―3R・低炭素社会検定より―
http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/
【更新情報】
1)つくば大気質モニタリングデータを公開しました
国立環境研究所 大気モニター棟では1978年の開設以来、大気成分の測定
に関する精度管理研究業務 の一環として常時モニタリングを行っています。
1995年以降の測定結果をホームページ上に公開するほか、ご希望の方には
さらに詳しい情報を提供します。
いろいろな方々に有効活用されることを期待するとともに、今後の改善のため
のご意見、ご要望などもお待ちしています。
https://www.nies.go.jp/aqrs/index.html
2)被災地の環境回復と創生のための「災害環境研究Q&A2015」
国立環境研究所で行っている災害環境研究について、特に、
一般の方々向けに構成した「災害環境研究Q&A」を刊行しました。
今後は年1回の発刊を予定しています。
http://www.nies.go.jp/shinsai/demaekoza.html
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簡単にわかりやすく説明し、「今が旬」な情報を提供しています。Facebook
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☆当メールマガジンとは別に、最近の記者発表等をその都度お届けする「新着情報メール」
も配信していますので、ご活用ください。
http://www.nies.go.jp/webnews/regist.html#news
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メールマガジン2015年5月号
発行:国立研究開発法人国立環境研究所 企画部広報室
メールマガジンに関するお問い合わせ: nieskoho@nies.go.jp
ホームページ: http://www.nies.go.jp/
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5月6日の本日、暦上では立夏となりました。
先月開催いたしました国立環境研究所の「春の環境講座」では、お天気にも恵まれ、
例年より多く595名の方々にお越しいただきました。皆様のご来場に、心から感謝
いたします。
夏の大公開(7月18日)は春の環境講座以上に大規模となり、様々なイベントを
計画中です。
ご期待ください。
それではNIESメールマガジン5月号をお届けいたします。 〈R.T〉
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【報道発表】
1)東日本大震災に伴うフロン等の大量排出
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2015/20150406/20150406-2.html
2)2013年度(平成25年度)の温室効果ガス排出量(確報値)について
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2015/20150414/20150414.html
3)光化学オキシダントでコメの収穫量が減る新たな要因を解明
―イネの穂の枝分かれが関与―
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2015/20150430/20150430.html
【イベント情報】
1)「第4回 国立研究開発法人国立環境研究所 絵画コンテスト」
~環境のために今、自分ができること~開催のお知らせ
http://www.nies.go.jp/whatsnew/2015/20150401.html
2)公開シンポジウム2015 最新技術で迫る環境問題
~テクノロジーで環境を読み解く~開催のお知らせ
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2015/20150421/20150421.html
3)「水災害分野における気候変動による影響と適応に関するシンポジウム
~後悔しないためのパラダイムシフトとは~」開催のご案内
https://www.nies.go.jp/event/2015/20150423/20150423.html
【刊行案内】
1) PM2.5と光化学オキシダントの実態解明と発生源寄与評価に関する研究
https://www.nies.go.jp/kanko/kenkyu/setsumei/r-210-2014.html
2)「汎用IT製品中金属類のライフサイクルに着目した環境排出・動態・影響に
関する横断連携研究(分野横断型提案研究)平成23~25年度」
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2015/20150406/20150406.html
3)国立環境研究所「環境儀」第56号
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2015/20150409/20150409.html
4)オンラインマガジン環境2015年4月号
http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201504.html
5)地球環境センターニュース2015年4月号
http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/
【更新情報】
1)つくば大気質モニタリングデータを公開しました
http://www.nies.go.jp/aqrs/index.html
2)被災地の環境回復と創生のための「災害環境研究Q&A2015」を掲載しました
http://www.nies.go.jp/shinsai/Q&A.html
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【報道発表】
1)東日本大震災に伴うフロン等の大量排出
国立環境研究所を含む国際研究グループは、高頻度の大気観測データを
用いて、強力な温室効果気体やオゾン層破壊物質であるハロカーボン類
(フロン、代替フロンを含む)の国内からの排出量を推定しました。
その結果、ハロカーボン類の排出量は東日本大震災の発生後に大幅に増加し、
震災に伴う排出量は研究対象とした6種のハロカーボン類全体で6.6キロトンと
推定されました。これは、オゾン層破壊物質としてフロンCFC-11に換算すると
1.3キロトン、温室効果気体である二酸化炭素に換算すると19.2メガトンにそれ
ぞれ相当します。この大量の排出は、エアコンの冷媒や断熱材の発泡剤などと
して製品中に含まれていたハロカーボン類が、建物の倒壊などによって大気へ
漏出したことによると考えられます。
本研究により、地震や津波などの自然災害が、ハロカーボン類の大量排出を
引き起こしうることが初めて示されました。
本研究をまとめた論文は、2015年3月12日付けで、米国地球物理学連合
発行の学術誌「Geophysical Research Letters」の先行オンライン版に掲載され
ました。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2015/20150406/20150406-2.html
2)2013年度(平成25年度)の温室効果ガス排出量(確報値)について
環境省と国立環境研究所は、今般、2013年度の我が国の温室効果ガス排出量
(確報値)をとりまとめました。
2013年度の温室効果ガスの総排出量は、14億800万トン(二酸化炭素(CO2)
換算)で、前年度比1.2%増(2005年度比0.8%増、1990年度比10.8%増)でした。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2015/20150414/20150414.html
3)光化学オキシダントでコメの収穫量が減る新たな要因を解明
-イネの穂の枝分かれが関与―
国立環境研究所は電力中央研究所、中央農業総合研究センター、岡山大学と
共同で光化学オキシダントの主要成分であるオゾンによるイネの収量減少機構に
ついて調べました。
その結果、オゾンにより穂の枝分かれを制御する遺伝子の機能が低下すること
で、枝分かれの数が減少し、これが収量低下を引き起こしていること、さらに、
この遺伝子の機能低下の過程には、葉の可視障害軽減に働く植物ホルモン(ジャス
モン酸やアブシジン酸)が関与していること、が示されました。
オゾンによるイネの収量低下は、従来から提唱されていた葉の可視障害に伴う
光合成の低下ではなく、穂の枝分かれを制御する遺伝子の機能低下によるもの
であることを初めて明らかにしました。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2015/20150430/20150430.html
【イベント情報】
1)「第4回 国立研究開発法人国立環境研究所 絵画コンテスト」
~環境のために今、自分ができること~開催のお知らせ
国立環境研究所は、全国の中学生を対象に「絵画コンテスト」を開催いたし
ます。次代を担う若い世代に環境問題や環境研究への関心と理解を深めてもら
うことを目的とするもので、本年が4回目の開催となります。
今回は「環境のために今、自分ができること」をテーマに募集いたします。
http://www.nies.go.jp/whatsnew/2015/20150401.html
2)公開シンポジウム2015 最新技術で迫る環境問題~テクノロジーで環境を読み解く~
開催のお知らせ
国立環境研究所では毎年6月の環境月間にあわせて公開シンポジウムを
開催し、最新の研究成果をテーマに合わせて発信を行っています。
本年は東京と大阪で「最新技術で迫る環境問題~テクノロジーで環境を読み解
く~」をテーマに開催いたします。環境問題にご関心のある方のたくさんのご参
加を心からお待ちしています。
○東京会場
日時:平成27年6月19日(金)12:00~17:30
場所:メルパルクホール
(東京都港区芝公園2-5-20 TEL: 03-3459-5501)
○大阪会場
日時:平成27年6月26日(金)12:00~17:30
場所:松下IMPビル
(大阪府大阪市中央区城見1-3-7 TEL: 06-6941-0941)
○参加申し込み方法
次のいずれかの方法によりお申し込みください。なお、参加費は無料です。
(1)「公開シンポジウム2015」公式ホームページ
http://www.nies.go.jp/event/sympo/2015/index.html
(2)ハガキ・FAX
氏名、連絡先住所、電話番号・FAX番号・E-mailアドレス、参加希望会場を
明記の上、下記登録事務局宛にハガキまたはFAXにてお申し込みください。
国立環境研究所公開シンポジウム2015 登録事務局
〒545-0022 大阪府大阪市阿倍野区播磨町1-22-11
サクラインターナショナル株式会社内
TEL : 050-5531-9961(IP電話)
FAX : 050-5804-1743050-5804-1338
E-mail: info_nies2015@miceworld.jp
3)「水災害分野における気候変動による影響と適応に関するシンポジウム
~後悔しないためのパラダイムシフトとは~」開催のご案内
文部科学省創生プログラム/国土交通省水管理・国土保全局の主催による
標記のシンポジウムが開催されます。当シンポジウムの基調講演に住理事長、
パネルディスカッションのコーディネーターとして原澤理事が出席いたします。
是非、ご参加ください。
日 時:平成27年5月29日(金)13:00~17:30 (12:30開場)
場 所:国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟 小ホール
主 催:文部科学省創生プログラム/国土交通省水管理・国土保全局
後 援:土木学会 水工学委員会/地球環境委員会
入場料:無料(自由席)
申 込:事前登録(ホームページよりお申し込みください。)
http://sousei-d.jp/meetings/19.html
http://www.nies.go.jp/event/2015/20150423/20150423.html
【刊行案内】
1)PM2.5と光化学オキシダントの実態解明と発生源寄与評価に関する研究
本研究報告書は、平成22~24年度の3ヶ年で実施した国立環境研究所と
地方環境研究所とのⅡ型共同研究「PM2.5と光化学オキシダントの実態
解明と発生源寄与評価に関する研究」の研究成果をとりまとめたものです。
https://www.nies.go.jp/kanko/kenkyu/setsumei/r-210-2014.html
2)「汎用IT製品中金属類のライフサイクルに着目した環境排出・動態・影響に
関する横断連携研究(分野横断型提案研究)平成23~25年度」
国立環境研究所では、「国立環境研究所研究プロジェクト報告」第108号と
して、「汎用IT製品中金属類のライフサイクルに着目した環境排出・動態・影
響に関する横断連携研究(分野横断型提案研究) 平成23~25年度」を刊行
します。
本報告書は、平成23~25年度の3年間にわたって研究所が実施した
「汎用IT製品中金属類のライフサイクルに着目した環境排出・動態・影響に
関する横断連携研究」の研究成果を取りまとめたものです。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2015/20150406/20150406.html
3)国立環境研究所「環境儀」第56号
国立環境研究所では、研究情報誌「環境儀」第56号として、「大気環境中の
化学物質の健康リスク評価~実験研究を環境行政につなげる~」を刊行しま
す。
本号では、研究所が長年取り組んできた大気中の化学物質の健康リスク評価
に関する基礎研究を紹介します。また、有害大気汚染物質の一つである1,2-ジ
クロロエタンの大気環境指針値設定や、指針値設定のための評価値算出のガ
イドライン策定を中心に、基礎研究と環境行政とをつなげるために実施した調
査・研究を紹介します。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2015/20150409/20150409.html
4)オンラインマガジン環境2015年4月号
☆今月の特集
・循環・廃棄物のけんきゅう:「多機能製品の普及と省資源化」
・循環・廃棄物の豆知識:「社会蓄積量(ストック量とは?)」
・けんきゅうの現場から:「使用済み自動車を対象とした有害物質の調査:
化学分析までの遠い道のり」
http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201504.html
5)地球環境センターニュース2015年4月号
☆今月の特集
・これからの酸性雨調査の話をしよう-全国環境協議会酸性雨広域大気汚染
調査会事務局を務めて-
・東日本大震災に伴うフロン等の大量排出
・生物多様性・生態系保全とTrans-disciplinary
・はじめてのCO2ゾンデ観測inボルネオ島
・観測現場発季節のたより【6】真冬の北海道で雨が降る
・酒井広平講師による「検定試験問題を解いてみよう」シリーズ[16]酸性雨
―3R・低炭素社会検定より―
http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/
【更新情報】
1)つくば大気質モニタリングデータを公開しました
国立環境研究所 大気モニター棟では1978年の開設以来、大気成分の測定
に関する精度管理研究業務 の一環として常時モニタリングを行っています。
1995年以降の測定結果をホームページ上に公開するほか、ご希望の方には
さらに詳しい情報を提供します。
いろいろな方々に有効活用されることを期待するとともに、今後の改善のため
のご意見、ご要望などもお待ちしています。
https://www.nies.go.jp/aqrs/index.html
2)被災地の環境回復と創生のための「災害環境研究Q&A2015」
国立環境研究所で行っている災害環境研究について、特に、
一般の方々向けに構成した「災害環境研究Q&A」を刊行しました。
今後は年1回の発刊を予定しています。
http://www.nies.go.jp/shinsai/demaekoza.html
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