独立行政法人国立環境研究所メールマガジン 2013年1月号
2013/01/23 (Wed) 08:00
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独立行政法人国立環境研究所 メールマガジン
国環研の最新情報をお届けします
2013年1月号
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※ 今号では、2012/12/20以降の新着情報を掲載しています。
■目次■
□[記者発表]
1) 地球温暖化と海洋酸性化が日本近海のサンゴ分布に及ぼす影響の予測に初めて
成功
2) 民間航空機を利用した観測で上空の二酸化炭素濃度の短周期変動が明らかに
□[刊行案内]
3) 地球環境研究センターニュース12月号
4) 「いぶき」に関するニュースレター 国立環境研究所 GOSAT PROJECT
NEWSLETTER 2012年12月号(Issue#25)発行
5) オンラインマガジン環環12月号
6) 国立環境研究所ニュース Vol.31 No.5
□[イベント情報]
7) 春・夏の研究所一般公開について
8) 環境月間における公開シンポジウムについて
9) 平成24年度スーパーコンピュータ利用研究報告会を開催しました。
10) 埼玉大学・国立環境研究所共催シンポジウム『我々を取り巻く環境と健康』
開催報報告
□[その他]
11) 「「UNFCCC COP18/CMP8 国立環境研究所の取り組み」について」を更新
しました。
12) 「東日本大震災関連ページ」を更新しました。
13) 環境リスクインフォメーションワールド「Meiのひろば」に、[生物のひろば]-
“河川水中の農薬類をミジンコで評価する”ページを追加
□[編集後記]
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□[記者発表]
1) 地球温暖化と海洋酸性化が日本近海のサンゴ分布に及ぼす影響の予測に初めて成功
(2013.1.7)
国立環境研究所,北海道大学,スイス連邦工科大学チューリッヒ校,ベルン大学の4機関で
共同研究を行い、地球温暖化と海洋酸性化によって日本近海でサンゴが分布できる領域が将来
大幅に縮小するという予測をしました。
これは、サンゴを守るためには二酸化炭素の排出を大幅に減らす努力が必要ということを示
しています。
http://www.nies.go.jp/whatsnew/2013/20130109/20130109.html
2) 民間航空機を利用した観測で上空の二酸化炭素濃度の短周期変動が明らかに (2013.1.21)
国立環境研究所、気象庁気象研究所、カナダ・ヨーク大学の研究グループは、民間航空機に
よる大気観測プロジェクトCONTRAILにより得られた二酸化炭素濃度の観測値から、成田上空に
おける二酸化炭素濃度の季節ごとの特徴や高度変化を明らかにしました。
http://www.nies.go.jp/whatsnew/2012/20121205-2/20121205-2.html
☆ CONTRAILプロジェクトの詳細については以下のページを参照
http://www.nies.go.jp/whatsnew/2012/20120724/20120724.html
□[刊行案内]
3) 地球環境研究センターニュース12月号 (2012.12.20)
「地球環境研究センターニュース」とは、地球環境研究センターが発行する情報誌で、地球
環境研究センターでの研究紹介や活動報告などを掲載しています。毎月1回発行。
☆ 今月号の特集
・ 国際オゾンシンポジウム2012報告
・ 東南アジア熱帯林の多様性と気候変動に関する国際シンポジウム総括報告
・ 気候変動対策における熱帯林炭素循環研究の役割
・ 地球環境モニタリングステーション波照間20周年 [3] 観測成果2:大気中ハロカーボン
の連続観測
・ インドネシアで開催された熱帯泥炭林に関する二つの国際会議の報告 -気候変動および
人間活動に脆弱な熱帯泥炭林の炭素管理に向けて-
・ 環境問題を身近に!「エコメッセ2012 in ねむろ」
・ 四季折々 -落石岬- エゾシカとの遭遇
・ 長期観測を支える主人公-測器と観測法の紹介- [4] 避けては通れない雲とエアロゾル:
宇宙から温室効果ガス濃度を推定するTANSO-FTS
・ オフィス活動紹介:温室効果ガスインベントリオフィス(GIO) 温室効果ガスインベン
トリの相互学習ファシリテーターとして
http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/
4) 「いぶき」に関するニュースレター 国立環境研究所 GOSAT PROJECT NEWSLETTER 2012年
12月号(Issue#25)発行 (2012.12.25)
温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)は主要な温室効果ガスである二酸化炭素・
メタンを測定する日本の人工衛星で、2009年1月23日に打ち上げられました。
国立環境研究所(NIES)は宇宙航空研究開発機構(JAXA)、環境省(MOE)と共同でGOSAT
プロジェクトを推進しています。
国立環境研究所 GOSAT PROJECT NEWSLETTERは、この「いぶき」にスポットを当てたニュース
レターです。
http://www.gosat.nies.go.jp/jp/newsletter/2012top.htm
5) オンラインマガジン環環12月号 (2012.12.28)
「オンラインマガジン環環」とは、資源循環・廃棄物研究センターが発行するオンライン
マガジンで、資源循環・廃棄物研究に関する高校生も楽しめる情報誌です。毎月1回発行。
☆ 今月号の特集
・(循環・廃棄物のけんきゅう) 山田 一夫 「放射性物質に汚染された廃棄物の
コンクリート容器への保管」
・(循環・廃棄物の豆知識) 遠藤 和人 「遮断型最終処分場」
・(けんきゅうの現場から) 秋山 貴 「災害・放射性物質汚染廃棄物のリスク
コミュニケーション」
http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201212.html
6) 国立環境研究所ニュース Vol.31 No.5 (2013.1.10)
「国立環境研究所ニュース」とは、重点研究プログラム等の紹介、研究ノート、環境問題
基礎知識、調査研究日誌、研究施設、業務の紹介、予算概要、所行事紹介、新刊紹介、人事
異動等を掲載した情報誌で、年6回発行されています。
今回の特集は「大気汚染と気候変化」です。以下のリンクからダウンロードできます。
http://www.nies.go.jp/kanko/news/index.html
□[イベント情報]
7) 春・夏の研究所一般公開について
独立行政法人国立環境研究所では、毎年4月と7月に一般の方に研究所内を公開する「一般
公開」を実施しています。一般公開では国立環境研究所の研究内容や環境問題に関心を持って
もらうための様々なイベントを用意しています。どなたでも参加可能です。
今の時点で詳細は未定ですが、詳細が決まりましたらご報告致します。皆様のご参加をお待
ちしております。
☆ 過去(平成24年度)の情報はこちら
(春の環境講座)
ご案内 → http://www.nies.go.jp/event/kagaku/2012/index.html
開催報告 → http://www.nies.go.jp/event/kagaku/2012/hokoku.html
(夏の大公開)
ご案内 → http://www.nies.go.jp/event/kokai/2012/index.html
開催報告 → http://www.nies.go.jp/event/kokai/2012hokoku/index.html
8) 環境月間における公開シンポジウムについて
独立行政法人国立環境研究所では、毎年環境月間である6月に東京と京都の2箇所で公開
シンポジウムを開催しています。公開シンポジウムでは、国立環境研究所で取り組んでいる
環境研究の最新成果を報告するため、講演会とポスターセッションを実施しています。どなた
でも参加可能です。
今の時点で詳細は未定ですが、詳細が決まりましたらご報告致します。皆様のご参加をお待
ちしております。
☆ 過去(平成24年度)の情報はこちら
開催のお知らせ → http://www.nies.go.jp/sympo/2012/index.html
開催報告 → http://www.nies.go.jp/sympo/20120629/index.html
9) 平成24年度スーパーコンピュータ利用研究報告会を開催しました。 (2012.12.26)
平成24年度スーパーコンピュータ利用研究報告会を2012年12月11日(火)に国立環境研究所
で開催しました。当研究所のスーパーコンピュータは、平成18年度末に現行機種(SX-8R/128M16)
に更新以来、導入6年度目となりますが、昨年度までで終了した研究課題を含め、延べ13の
研究課題から報告があり、関係者を含めて約70名の参加がありました。
http://www.cger.nies.go.jp/ja/news/2012/121226.html
10) 埼玉大学・国立環境研究所共催シンポジウム『我々を取り巻く環境と健康』開催報報告
(2012.12.28)
2012年12月22日(土)、埼玉会館小ホール(浦和)にて埼玉大学と国立環境研究所の主催
によるシンポジウム 『我々を取り巻く環境と健康』を開催しました。今回のシンポジウム
には、国立環境研究所から住明正理事をはじめ5名が参加し、一般の皆様に、環境がどのよう
に健康に影響を及ぼすか研究する『環境健康科学』への理解を深めていただくことを目指して
講演活動を行いました。また、埼玉大学からは山口宏樹理事をはじめ7名に講演者・オーガ
ナイザーとしてご参加いただきました。
http://www.nies.go.jp/event/kaigi/20121222/20121222r.html
□[その他]
11) 「「UNFCCC COP18/CMP8 国立環境研究所の取り組み」について」を更新しました。
(2012.12.21)
2012年11月26日(月)から12月7日(金)まで、カタール・ドーハにおいて、気候変動枠組
条約第18回締約国会議、及び京都議定書第8回締約国会合(COP18/CMP8)が開催されました。
本ページは、COP18/CMP8での現地からのレポート等について紹介したページです。
この度、サイドイベント情報に「COP18/CMP8のNIESブースにマレーシア・天然資源環境省
大臣が訪問しました」を追加しましたのでお知らせします。
http://www.nies.go.jp/event/kaigi/cop18/index.html
12) 「東日本大震災関連ページ」を更新しました。 (2013.1.11)
独立行政法人国立環境研究所では、2011年3月に発生した東日本大震災を受け、東日本大震災
に関する様々な研究を行うことなどの復興貢献を行っています。
ホームページには「東日本大震災関連ページ」を設け、国立環境研究所の震災への様々な取り
組みを紹介しています。
この度、放射性物質汚染廃棄物に関する自治体担当者・専門家向け技術情報等として、「放射
性物質を含む廃棄物に関するQ&A~入門編~」を掲載しましたのでお知らせします。
http://www.nies.go.jp/shinsai/index.html
13) 環境リスクインフォメーションワールド「Meiのひろば」に、[生物のひろば]-“河川水中の
農薬類をミジンコで評価する”ページを追加 (2013.1.15)
「環境リスクインフォメーションワールド「Meiのひろば」」とは、環境リスク研究センターの
ホームページです。
この度、[生物のひろば]-“河川水中の農薬類をミジンコで評価する”ページを追加しました
のでお知らせします。
http://www.nies.go.jp/risk/mei/mei005_4.html
□[編集後記]
2013年があけ、本年第1回のメールマガジンです(といってもまだ2回目ですが)。本年もどう
ぞよろしくお願いいたします。
今年は巳年。「巳」という字は、胎児の形を表した象形文字で、蛇が冬眠から覚めて地上にはい
出す姿を表しているとも言われ、「起こる、始まる、定まる」などの意味があります。また蛇は脱
皮をすることから「復活と再生」を連想させます。東日本大震災からまもなく丸2年を迎えようと
していますが、復興はなかなか進んでいないようです。我々国立環境研究所は環境研究の分野から
復興に貢献するため、今まで得られた研究成果を被災地に還元すべく心新にスタートし、「復活と
再生」に協力していきたいと思っております。
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