国立研究開発法人国立環境研究所メールマガジン12月号
2016/12/07 (Wed) 12:00
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メールマガジン2016年12月号
発行:国立研究開発法人国立環境研究所 企画部広報室
メールマガジンに関するお問い合わせ: kouhou0@nies.go.jp
ホームページ: http://www.nies.go.jp/
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11月29日(火)に、国立環境研究所と環境省国立水俣病総合研究センターは連携
協力に関する協定の締結を行いました。
環境省国立水俣病総合研究センターは、日本の公害の原点といえる水俣病とその
原因となったメチル水銀に関する総合的な調査・研究、情報の収集・整理、研究成
果や情報の提供を行う機関として、環境省が熊本県水俣市に設置した機関です。
国際的な水銀管理に関しては、2013年に「水銀に関する水俣条約」が採択されて
おり、今回の協定で相互の包括的な連携を強化することにより、地球規模における
水銀及び水銀化合物の人為的な排出からの人の健康及び環境の保護に貢献して参り
ます。
それではNIESメールマガジン2016年12月号をお届けいたします。 〈R.T〉
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -CONTENTS- - - - - - - - - - - - - - - -
【募集】
1) 平成29年度「環境賞」のご案内
https://www.nies.go.jp/event/2016/20161101/20161101.html
【受賞】
1)徐 開欽 主席研究員が日本水処理生物学会賞を受賞
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2016/20161130/20161130_1.html
2)中島 謙一 主任研究員らが第12回エコバランス国際会議 People's choice
poster award を受賞
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2016/20161115/20161115_2.html
3)中島 謙一 主任研究員が第12回エコバランス国際会議 The Outstanding
Poster Award を受賞
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2016/20161115/20161115_1.html
【報道発表】
1)水銀の大気連続観測に関するアジア太平洋域専門家 ワークショップの開催に
ついて(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20161124/20161124.html
2)「国立研究開発法人国立環境研究所と環境省国立水俣病総合研究センターと
の連携に関する協定」締結式の開催について(終了しました)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20161122/20161122.html
3) 「小児・次世代環境保健研究プログラム」国立環境研究所研究プロジェクト報告
の刊行について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2016/20161121/20161121.html
4)分布が狭い植物ほど、自然保護区で守れない!?~無計画な保護区設置が導く
絶滅への悪循環~(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2016/20161107/20161107.html
【刊行案内】
1)高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌オンラインマガジン環環2016年
11月号
http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201611.html
2)地球環境研究センターニュース2016年12月号発行
http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/
3)「Booklet Series of Environmental Emergency Research Vol.3」を発行しました
http://www.nies.go.jp/shinsai/booklet.html
4)「特集 新たな段階の循環社会づくり」国立環境研究所ニュース35巻4号を掲載
しました
https://www.nies.go.jp/kanko/news/index.html
【更新情報】
1)パリ協定の要点と課題を動画で解説「ココが知りたいパリ協定(5)ゼロ排出社会
への転換―どうすれば?―」を公開しました
http://www.cger.nies.go.jp/ja/cop21/
2)COP22/CMP12/CMA1会議レポート【パリ協定に関する特別作業部会第一回会
合第2部(APA1-2)閉幕】を掲載しました
http://tenbou.nies.go.jp/
3)創エネ・あかりパーク2016自転車発電活動報告
http://www.cger.nies.go.jp/ja/news/2016/161117.html
4)環境計測研究センターのホームページを全面的にリニューアルしました
http://www.nies.go.jp/analysis/index.html
5)社会環境システム研究センタースタッフインタビューvol.4前編「パリ協定を振り
返る」/後編「COP22に向けて」(亀山康子副センター長)を公開しました
http://www.nies.go.jp/social/intreview.html
6)第13回日韓中三カ国環境研究機関長会合(TPM13)開催報告
https://www.nies.go.jp/event/2016/20161104/20161104_1.html
7)COP22/CMP12/CMA1特設ページをオープンしました
https://www.nies.go.jp/event/cop/cop22/index.html
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【募集】
1) 平成29年度「環境賞」のご案内
https://www.nies.go.jp/event/2016/20161101/20161101.html
平素は国立環境研究所、日刊工業新聞社の諸事業に対しまして、格別のご高
配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて国立環境研究所と日刊工業新聞社は共催し、平成29年度「環境賞」を行
います。本賞は昭和49年に創設され、今回で44回目を迎える環境分野で最も
歴史のあるアワードです。この間、優秀な成果を数多く表彰し、環境大臣賞等を
授与してまいりました。
本賞の魅力は間口の広さにあります。環境保全や環境の質の向上に関する調査、
研究、技術・製品開発、実践活動を募集対象とし、個人、企業、大学・高校、団
体・グループ等の応募を受け付けています。
つきましては、平成29年度「環境賞」の応募をお待ちしております。
●実施概要
・募集期間:平成28年11月1日(火)~平成29年1月6日(金)
・募集対象:環境に関する調査、研究、技術・製品開発、活動等で画期的な成果
をあげ、または成果が期待されるもので、環境賞の目的にふさわしいものとす
る。
・応募資格:環境保全や環境の質の向上への貢献が認められる成果、または貢献が
期待される成果をあげた個人、法人、団体・グループ等。
・応募方法:平成29年度「環境賞」の公式ホームページから所定の申請書をダウ
ンロードし、必要事項を記入してアップロードして下さい。
・主催:国立環境研究所/日刊工業新聞社
※詳しくは平成29年度「環境賞」の公式ホームページをご覧ください。
http://biz.nikkan.co.jp/sanken/kankyo/
【日刊工業新聞社のサイトに接続します。】
・お問い合わせ先:日刊工業新聞社 日刊工業産業研究所内「環境賞」事務
局
TEL:03-5644-7117 FAX:03-5644-7294 E-mail:sanken@media.nikkan.co.jp
【報道発表】
1)水銀の大気連続観測に関するアジア太平洋域専門家 ワークショップの開催に
ついて(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20161124/20161124.html
国立環境研究所は、米国NADP(米国環境保護庁大気沈着観測プログラム)と共同
で、水銀の大気連続観測に関するアジア太平洋域専門家ワークショップを開催しま
す。本ワークショップは、水銀の大気連続観測技術について、アジアで初めて開催
される本格的な専門家会合になります。
2)「国立研究開発法人国立環境研究所と環境省国立水俣病総合研究センターと
の連携に関する協定」締結式の開催について(終了しました)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20161122/20161122.html
国立研究開発法人国立環境研究所(以下、国立環境研究所)と環境省国立水俣病
総合研究センター(以下、国立水俣病総合研究センター)は、平成28年11月29
日(火)14:30~15:00に、連携協力に関する協定の締結式を行います。
3) 「小児・次世代環境保健研究プログラム」国立環境研究所研究プロジェクト報告
の刊行について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2016/20161121/20161121.html
国立環境研究所では、「国立環境研究所研究プロジェクト報告」として、「小児
・次世代環境保健研究プログラム(先導研究プログラム)平成23~27年度」を刊行
します。
本報告書は、環境要因と子どもの健康との関連性について、健康影響メカニズム
を解明することにより疫学知見に生物学的妥当性を与え、また莫大な数の化学物質
や健康影響の中から疫学研究で検討すべき対象物質及び影響指標を提案することを
目的として実施した研究成果についてまとめたものです。特に、有害な環境因子か
ら、子どもたちと将来の世代の健康を守る政策立案に貢献できるよう、当研究所が
中心的機関として実施する大規模疫学研究「子どもの健康と環境に関する全国調査
(エコチル調査)」と連携して、より詳細な発達・免疫影響のメカニズム解明と高度
な疫学手法の開発を行いました。
4)分布が狭い植物ほど、自然保護区で守れない!?~無計画な保護区設置が導く絶滅へ
の悪循環~(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2016/20161107/20161107.html
・本研究は、保護区が植物の局所絶滅を抑える上で有効であることを世界で初めて
実証した研究になります。
・日本の絶滅危惧植物1572種を用いて国立公園などの保護区の有効性を解析した結果
、分布域が狭い種ほど保護区に含まれにくいために
局所的な絶滅が起こりやすく、分布域が狭くなりやすいことが明らかになりました。
・このような植物の分布を考慮せずに、保護区を新たに設置すると仮定してシミュレ
ーションを行った結果、分布が広い種は保護区に入りやすく絶滅リスクが下がるの
に対して、分布が狭い種ほど保護区に入りにくく絶滅リスクが上がるという「絶滅
への悪循環」に陥ることが確認されました。
・以上のことから保護区には植物の絶滅を抑える一定の効果があるもの
の、その効果を高めるには種の分布を考慮して保護区を配置すべきこと
が明らかになりました。
本研究の論文は国際保全生物学会発行の学術誌Conservation letters誌
電子版に2016年10月24日に掲載されました。
【刊行案内】
1)高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌オンラインマガジン環環2016年
11月号
http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201611.html
・循環・廃棄物のけんきゅう:蛯江美孝「東南アジアにおける排水処理装置
の性能評価」
・けんきゅうの現場から:尾形有香「東南アジアにおいて正確な実験デー
タを取得する」
・けんきゅうの現場から:竹崎聡「最終処分場における濁り成分」
2)地球環境研究センターニュース2016年12月号発行
http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/
・2013年夏に日本上空でメタン濃度が急上昇 温室効果ガス観測技術衛星
GOSAT「いぶき」が高濃度メタンを検出
・インタビュー「地球温暖化の事典」に書けなかったこと18 水資源・水利用研
究の最前線―モデル・適応・観測―
・長期観測を支える主人公―測器と観測法の紹介―14 キャビリティリングダ
ウン分光法で測る温室効果ガス―落語風説明―
・観測現場発季節のたより10 世界遺産白神山地での温室効果ガス観測の
冬支度
3)「Booklet Series of Environmental Emergency Research Vol.3」を発行しました
http://www.nies.go.jp/shinsai/booklet.html
国立環境研究所で行っている災害環境研究の成果を英語版としてとりまと
めた「Booklet Series」を発行しています。
様々な皆様にご一読いただけると幸いです。
English version of the results of Environmental Emergency Research that is
conducted at the National Institute for Environmental Studies was decided to
issue as an "Booklet Series".
Please read this Booklet Series.
4)「特集 新たな段階の循環社会づくり」国立環境研究所ニュース35巻4号を掲載
しました
https://www.nies.go.jp/kanko/news/index.html
環境問題に立法・行政・研究面でたずさわる方々および環境問題に関心を
持つ一般の方々に、国立環境研究所の活動と研究成果に関する情報を提供
します。
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☆当メールマガジンとは別に、最近の記者発表等をその都度お届けする「新着情
報メール」も配信していますので、ご活用ください。
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メールマガジン2016年12月号
発行:国立研究開発法人国立環境研究所 企画部広報室
メールマガジンに関するお問い合わせ: kouhou0@nies.go.jp
ホームページ: http://www.nies.go.jp/
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11月29日(火)に、国立環境研究所と環境省国立水俣病総合研究センターは連携
協力に関する協定の締結を行いました。
環境省国立水俣病総合研究センターは、日本の公害の原点といえる水俣病とその
原因となったメチル水銀に関する総合的な調査・研究、情報の収集・整理、研究成
果や情報の提供を行う機関として、環境省が熊本県水俣市に設置した機関です。
国際的な水銀管理に関しては、2013年に「水銀に関する水俣条約」が採択されて
おり、今回の協定で相互の包括的な連携を強化することにより、地球規模における
水銀及び水銀化合物の人為的な排出からの人の健康及び環境の保護に貢献して参り
ます。
それではNIESメールマガジン2016年12月号をお届けいたします。 〈R.T〉
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【募集】
1) 平成29年度「環境賞」のご案内
https://www.nies.go.jp/event/2016/20161101/20161101.html
【受賞】
1)徐 開欽 主席研究員が日本水処理生物学会賞を受賞
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2016/20161130/20161130_1.html
2)中島 謙一 主任研究員らが第12回エコバランス国際会議 People's choice
poster award を受賞
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2016/20161115/20161115_2.html
3)中島 謙一 主任研究員が第12回エコバランス国際会議 The Outstanding
Poster Award を受賞
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2016/20161115/20161115_1.html
【報道発表】
1)水銀の大気連続観測に関するアジア太平洋域専門家 ワークショップの開催に
ついて(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20161124/20161124.html
2)「国立研究開発法人国立環境研究所と環境省国立水俣病総合研究センターと
の連携に関する協定」締結式の開催について(終了しました)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20161122/20161122.html
3) 「小児・次世代環境保健研究プログラム」国立環境研究所研究プロジェクト報告
の刊行について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2016/20161121/20161121.html
4)分布が狭い植物ほど、自然保護区で守れない!?~無計画な保護区設置が導く
絶滅への悪循環~(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2016/20161107/20161107.html
【刊行案内】
1)高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌オンラインマガジン環環2016年
11月号
http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201611.html
2)地球環境研究センターニュース2016年12月号発行
http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/
3)「Booklet Series of Environmental Emergency Research Vol.3」を発行しました
http://www.nies.go.jp/shinsai/booklet.html
4)「特集 新たな段階の循環社会づくり」国立環境研究所ニュース35巻4号を掲載
しました
https://www.nies.go.jp/kanko/news/index.html
【更新情報】
1)パリ協定の要点と課題を動画で解説「ココが知りたいパリ協定(5)ゼロ排出社会
への転換―どうすれば?―」を公開しました
http://www.cger.nies.go.jp/ja/cop21/
2)COP22/CMP12/CMA1会議レポート【パリ協定に関する特別作業部会第一回会
合第2部(APA1-2)閉幕】を掲載しました
http://tenbou.nies.go.jp/
3)創エネ・あかりパーク2016自転車発電活動報告
http://www.cger.nies.go.jp/ja/news/2016/161117.html
4)環境計測研究センターのホームページを全面的にリニューアルしました
http://www.nies.go.jp/analysis/index.html
5)社会環境システム研究センタースタッフインタビューvol.4前編「パリ協定を振り
返る」/後編「COP22に向けて」(亀山康子副センター長)を公開しました
http://www.nies.go.jp/social/intreview.html
6)第13回日韓中三カ国環境研究機関長会合(TPM13)開催報告
https://www.nies.go.jp/event/2016/20161104/20161104_1.html
7)COP22/CMP12/CMA1特設ページをオープンしました
https://www.nies.go.jp/event/cop/cop22/index.html
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【募集】
1) 平成29年度「環境賞」のご案内
https://www.nies.go.jp/event/2016/20161101/20161101.html
平素は国立環境研究所、日刊工業新聞社の諸事業に対しまして、格別のご高
配を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて国立環境研究所と日刊工業新聞社は共催し、平成29年度「環境賞」を行
います。本賞は昭和49年に創設され、今回で44回目を迎える環境分野で最も
歴史のあるアワードです。この間、優秀な成果を数多く表彰し、環境大臣賞等を
授与してまいりました。
本賞の魅力は間口の広さにあります。環境保全や環境の質の向上に関する調査、
研究、技術・製品開発、実践活動を募集対象とし、個人、企業、大学・高校、団
体・グループ等の応募を受け付けています。
つきましては、平成29年度「環境賞」の応募をお待ちしております。
●実施概要
・募集期間:平成28年11月1日(火)~平成29年1月6日(金)
・募集対象:環境に関する調査、研究、技術・製品開発、活動等で画期的な成果
をあげ、または成果が期待されるもので、環境賞の目的にふさわしいものとす
る。
・応募資格:環境保全や環境の質の向上への貢献が認められる成果、または貢献が
期待される成果をあげた個人、法人、団体・グループ等。
・応募方法:平成29年度「環境賞」の公式ホームページから所定の申請書をダウ
ンロードし、必要事項を記入してアップロードして下さい。
・主催:国立環境研究所/日刊工業新聞社
※詳しくは平成29年度「環境賞」の公式ホームページをご覧ください。
http://biz.nikkan.co.jp/sanken/kankyo/
【日刊工業新聞社のサイトに接続します。】
・お問い合わせ先:日刊工業新聞社 日刊工業産業研究所内「環境賞」事務
局
TEL:03-5644-7117 FAX:03-5644-7294 E-mail:sanken@media.nikkan.co.jp
【報道発表】
1)水銀の大気連続観測に関するアジア太平洋域専門家 ワークショップの開催に
ついて(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20161124/20161124.html
国立環境研究所は、米国NADP(米国環境保護庁大気沈着観測プログラム)と共同
で、水銀の大気連続観測に関するアジア太平洋域専門家ワークショップを開催しま
す。本ワークショップは、水銀の大気連続観測技術について、アジアで初めて開催
される本格的な専門家会合になります。
2)「国立研究開発法人国立環境研究所と環境省国立水俣病総合研究センターと
の連携に関する協定」締結式の開催について(終了しました)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20161122/20161122.html
国立研究開発法人国立環境研究所(以下、国立環境研究所)と環境省国立水俣病
総合研究センター(以下、国立水俣病総合研究センター)は、平成28年11月29
日(火)14:30~15:00に、連携協力に関する協定の締結式を行います。
3) 「小児・次世代環境保健研究プログラム」国立環境研究所研究プロジェクト報告
の刊行について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2016/20161121/20161121.html
国立環境研究所では、「国立環境研究所研究プロジェクト報告」として、「小児
・次世代環境保健研究プログラム(先導研究プログラム)平成23~27年度」を刊行
します。
本報告書は、環境要因と子どもの健康との関連性について、健康影響メカニズム
を解明することにより疫学知見に生物学的妥当性を与え、また莫大な数の化学物質
や健康影響の中から疫学研究で検討すべき対象物質及び影響指標を提案することを
目的として実施した研究成果についてまとめたものです。特に、有害な環境因子か
ら、子どもたちと将来の世代の健康を守る政策立案に貢献できるよう、当研究所が
中心的機関として実施する大規模疫学研究「子どもの健康と環境に関する全国調査
(エコチル調査)」と連携して、より詳細な発達・免疫影響のメカニズム解明と高度
な疫学手法の開発を行いました。
4)分布が狭い植物ほど、自然保護区で守れない!?~無計画な保護区設置が導く絶滅へ
の悪循環~(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2016/20161107/20161107.html
・本研究は、保護区が植物の局所絶滅を抑える上で有効であることを世界で初めて
実証した研究になります。
・日本の絶滅危惧植物1572種を用いて国立公園などの保護区の有効性を解析した結果
、分布域が狭い種ほど保護区に含まれにくいために
局所的な絶滅が起こりやすく、分布域が狭くなりやすいことが明らかになりました。
・このような植物の分布を考慮せずに、保護区を新たに設置すると仮定してシミュレ
ーションを行った結果、分布が広い種は保護区に入りやすく絶滅リスクが下がるの
に対して、分布が狭い種ほど保護区に入りにくく絶滅リスクが上がるという「絶滅
への悪循環」に陥ることが確認されました。
・以上のことから保護区には植物の絶滅を抑える一定の効果があるもの
の、その効果を高めるには種の分布を考慮して保護区を配置すべきこと
が明らかになりました。
本研究の論文は国際保全生物学会発行の学術誌Conservation letters誌
電子版に2016年10月24日に掲載されました。
【刊行案内】
1)高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌オンラインマガジン環環2016年
11月号
http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201611.html
・循環・廃棄物のけんきゅう:蛯江美孝「東南アジアにおける排水処理装置
の性能評価」
・けんきゅうの現場から:尾形有香「東南アジアにおいて正確な実験デー
タを取得する」
・けんきゅうの現場から:竹崎聡「最終処分場における濁り成分」
2)地球環境研究センターニュース2016年12月号発行
http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/
・2013年夏に日本上空でメタン濃度が急上昇 温室効果ガス観測技術衛星
GOSAT「いぶき」が高濃度メタンを検出
・インタビュー「地球温暖化の事典」に書けなかったこと18 水資源・水利用研
究の最前線―モデル・適応・観測―
・長期観測を支える主人公―測器と観測法の紹介―14 キャビリティリングダ
ウン分光法で測る温室効果ガス―落語風説明―
・観測現場発季節のたより10 世界遺産白神山地での温室効果ガス観測の
冬支度
3)「Booklet Series of Environmental Emergency Research Vol.3」を発行しました
http://www.nies.go.jp/shinsai/booklet.html
国立環境研究所で行っている災害環境研究の成果を英語版としてとりまと
めた「Booklet Series」を発行しています。
様々な皆様にご一読いただけると幸いです。
English version of the results of Environmental Emergency Research that is
conducted at the National Institute for Environmental Studies was decided to
issue as an "Booklet Series".
Please read this Booklet Series.
4)「特集 新たな段階の循環社会づくり」国立環境研究所ニュース35巻4号を掲載
しました
https://www.nies.go.jp/kanko/news/index.html
環境問題に立法・行政・研究面でたずさわる方々および環境問題に関心を
持つ一般の方々に、国立環境研究所の活動と研究成果に関する情報を提供
します。
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