国立研究開発法人国立環境研究所メールマガジン2月号
2017/02/01 (Wed) 12:00
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メールマガジン2017年2月号
発行:国立研究開発法人国立環境研究所 企画部広報室
メールマガジンに関するお問い合わせ: kouhou0@nies.go.jp
ホームページ: http://www.nies.go.jp/
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国立環境研究所では、毎年、全国の地方環境研究所と連携して全国環境研究所
交流シンポジウムを毎年開催しています。今回はじめて、本シンポジウムを公開
で開催することになりました。「多様化する地域の環境問題を知る・束ねる」と
題して、2月16~17日、国立環境研究所大山記念ホールにて開催します。 参加
費無料(事前申し込み制)で、どなたでもご参加いただけます。ご関心のある皆
さま方のご来場をお待ちしています。
http://www.nies.go.jp/whatsnew/20170124/20170124.html
環境儀の最新号では、「世界の屋根』から地球温暖化を探る」と題して青海・チ
ベット草原の炭素収支をテーマに取り上げています。二酸化炭素の吸収源として、
森林は有名ですが、草原についてはあまり注目されていないかと思います。草原
は森林に匹敵する面積を持ち、陸域の炭素収支や生物多様性の保全などの地球環
境に重要な役割を果たしていますが、温暖化が進むと、土壌の微生物の活動が活
発化し、CO2が排出されるため、それがまた地球温暖化の原因になるという悪循
環に陥る可能性もあります。
草原が地球温暖化にどのように関与しているか、ご関心のある方は環境儀をご
覧ください。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170112/20170112.html
それではNIESメールマガジン2017年2月号をお届けいたします。 〈R.T〉
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -CONTENTS- - - - - - - - - - - - - - - - - - -
【受賞】
1)小野寺 崇 主任研究員らが環境技術・プロジェクト賞を受賞
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2017/20170120/20170120_2.html
2)小野寺 崇 主任研究員が土木学会優秀講演者を受賞
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2017/20170120/20170120_1.html
【報道発表】
1)第32回全国環境研究所交流シンポジウム「多様化する環境問題を知る・束ね
る」の開催について
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170124/20170124.html
2)「『世界の屋根』から地球温暖化を探る ~青海・チベット草原の炭素収支~」
国立環境研究所「環境儀」第63号の刊行について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170112/20170112.html
3)第二回NIES国際フォーラム/2nd International Forum on Sustainable Future in
Asiaの開催について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170110-2/20170110-2.html
4)生態影響に関する化学物質審査規制/試験法セミナーの開催について(お知ら
せ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170110/20170110.html
【刊行案内】
1)CGERリポート「Proceedings of the 14th Workshop on Greenhouse Gas
Inventories in Asia (WGIA14) -Capacity Building for Measurement, Reporting
and Verification- 26th–28th July 2016, Ulaanbaatar, Mongolia」を掲載
http://www.cger.nies.go.jp/publications/report/i131/ja/
2)CGERリポート「国立環境研究所スーパーコンピュータ利用研究年報 平成27年
度 NIES Supercomputer Annual Report 2015」を掲載
http://www.cger.nies.go.jp/publications/report/i130/
3)高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌オンラインマガジン環環2017年
1月号
http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201701.html
4)地球環境研究センターニュース2017年2月号発行
http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/
5)「特集 生物多様性の保全から自然共生へ」国立環境研究所ニュース35巻5号
を掲載しました
https://www.nies.go.jp/kanko/news/index.html
【更新情報】
1)第2回NIES国際フォーラム/ 2nd International Forum on Sustainable Future in
Asiaの特設ページを開設しました
https://www.nies.go.jp/event/forum/2016/index.html
2)環境GIS「ダイオキシン調査」に2014年度データを追加しました
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2017/20170123/20170123_1.html
3)ビタミンD生成・紅斑紫外線量情報提供局に、札幌、横浜、名古屋、大津、宮崎
の5観測局を追加しました。
http://db.cger.nies.go.jp/dataset/uv_vitaminD/ja/index.html
4)平成29年度国立環境研究所スーパーコンピュータシステム利用研究の募集に
ついて
http://www.cger.nies.go.jp/ja/news/2017/170119.html
5)GOSAT Data Achieve Service(GDAS)を公開しました
https://data2.gosat.nies.go.jp/index_ja.html
6)COP22/CMP12/CMA1会議レポート【パリ協定第1回締約国会合、始まる】、【米
国、メキシコ、ドイツ、カナダが温室効果ガス低排出型発展のための長期戦略を
提出】を掲載しました
https://www.nies.go.jp/event/cop/cop22/index.html
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【報道発表】
1)第32回全国環境研究所交流シンポジウム「多様化する環境問題を知る・束ね
る」の開催について
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170124/20170124.html
国立環境研究所では、全国の地方公共団体環境研究機関等(以下「地環研
等」という)と共同研究や交流の促進、環境研究の発展を目指して全国環境
研究所交流シンポジウムを毎年開催しています。今回はじめて、本シンポジ
ウムを公開することになりました。
第32回となる今回は、「多様化する地域の環境問題を知る・束ねる」と題
して、2月16~17日、国立環境研究所大山記念ホールにて開催します。
参加費無料(事前申し込み制)で、どなたでもご参加いただけます。ご関
心のある皆さま方のご来場をお待ちしています。
2)「『世界の屋根』から地球温暖化を探る ~青海・チベット草原の炭素収支~」
国立環境研究所「環境儀」第63号の刊行について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170112/20170112.html
国立環境研究所は、研究成果等をわかりやすく伝える研究情報誌「環境儀」
の最新号、「『世界の屋根』から地球温暖化を探る~青海・チベット草原の炭
素収支~」を刊行します。
陸域生態系は、生育している植物の種類によって、森林、草原、農地など
に分類でき、森林は温暖化の主要因である大気中の二酸化炭素の吸収源とし
て期待されています。しかし、森林とほぼ同じ面積を占める草原での吸収能
力についてはこれまであまり把握されていません。そこで本号では、地球上
最も広大な草原が広がるユーラシア大陸の中で最も標高が高く、地上の「秘
境」とも呼ばれる青海・チベット草原に着目し、さまざまな角度から展開さ
れた温暖化関連研究を紹介します。特に、青海・チベット草原生態系の炭素
収支の重要性、そして土壌への炭素蓄積を含む生態系への温暖化影響の長期
モニタリング研究について、担当研究者へのインタビューなどを通じて解説
します。
3)第二回NIES国際フォーラム/2nd International Forum on Sustainable Future in
Asiaの開催について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170110-2/20170110-2.html
国立研究開発法人国立環境研究所(以下、NIES)は、NIESの研究成果をアジ
アに向けて発信するとともに、各国の研究機関・大学等との研究連携を強化す
ることを目的として、第二回NIES国際フォーラム/2nd International Forum
on Sustainable Future in Asiaを開催いたします。
本フォーラムは、東京大学をはじめ、アジアの大学や研究機関との共催によ
り、NIESが第4期中長期計画期間に取組む研究テーマから主要な5つ(環境モニ
タリング、環境リスクと健康、生物多様性、廃棄物管理・リサイクル、気候変動
への適応と緩和策の連携)について、NIESからの研究成果の報告、アジアを中心
とした各国の専門家による講演及び全体討論を行い、アジア地域の環境問題の解
決と持続可能な未来のために今後進むべき方向について議論していきます。
4)生態影響に関する化学物質審査規制/試験法セミナーの開催について(お知ら
せ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170110/20170110.html
環境省と国立環境研究所は、平成29年2月8日(水)(大阪)及び2月13日
(月)(東京)に「生態影響に関する化学物質審査規制/試験法セミナー」を開
催します。
環境省と国立環境研究所では、毎年度、化学物質審査規制法の施行状況や生態
毒性試験法等に関するセミナーを開催してきました。本年度は、国内外の化学物
質審査規制に係る最新動向、生態毒性試験に関する技術的事項等について、行政
担当者、研究者等が説明します。
多数の皆様のご参加をお待ちしています。
【刊行案内】
1)CGERリポート「Proceedings of the 14th Workshop on Greenhouse Gas
Inventories in Asia (WGIA14) -Capacity Building for Measurement, Reporting
and Verification- 26th–28th July 2016, Ulaanbaatar, Mongolia」を掲載
http://www.cger.nies.go.jp/publications/report/i131/ja/
温室効果ガスインベントリオフィス(GIO)は、2003年度より毎年、アジア各
国の温室効果ガスインベントリの作成に携わる研究者及び政府関係者を対象に、
「アジア地域の温室効果ガスインベントリに関するワークショップ(WGIA)」を
開催している。WGIAは、アジア諸国間のインベントリ作成における経験や情報の
共有を促進することにより、地域の温室効果ガスインベントリ作成の支援及びイ
ンベントリの精度向上を図ることを目指している。
本刊行物は2016年7月26–28日、モンゴル、ウランバートルにて開催された第14
回WGIAの報告書である。
2)CGERリポート「国立環境研究所スーパーコンピュータ利用研究年報 平成27年
度 NIES Supercomputer Annual Report 2015」を掲載
http://www.cger.nies.go.jp/publications/report/i130/
本出版物は、平成27年度に行われた国立環境研究所スーパーコンピュータシ
ステムを利用した環境研究の成果をまとめた報告書です。いずれも公募で選ば
れた、国立環境研究所ならびに国内の研究機関・大学の研究者らによる最新の
研究成果報告となっています。研究内容は、気候システム、降水システム、陸
面水文過程、流域環境、地球流体力学、エアロゾル、オゾン、衛星リモートセ
ンシングなど多岐にわたります。また、これらの研究に利用された国立環境研
究所スーパーコンピュータシステムの概要についても紹介しています。
3)高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌オンラインマガジン環環2017年
1月号
http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201701.html
・循環・廃棄物のけんきゅう:山本貴士「焼却灰中の放射性ストロンチウムを測
定する」
・循環・廃棄物の豆知識:上島雅人「ごみの燃えがらを顕微鏡でみてみよう」
・けんきゅうの現場から:松神秀徳「E-wasteのリサイクル村で難燃剤による食
品汚染を調査する」
4)地球環境研究センターニュース2017年2月号発行
http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/
・地球温暖化対策の長期目標を考える パリ協定の「1.5℃」、「2℃」目標にど
う向き合うか?
・インタビュー「地球温暖化の事典」に書けなかったこと20 競争から協調へ
-CO2濃度の観測における空白域を埋めていくために-
・ロシア・サンクトペテルブルクで地球観測の成果を発表―第13回地球観測に
関する政府間会合参加報告―
・宙(そら)、生徒、研究者。それぞれの純粋さ。星空が美しい町、陸別での出前
授業。
・体内でビタミンDを生成するための紫外線の有害性を考慮した有効な紫外線照
射時間の推定
5)「特集 生物多様性の保全から自然共生へ」国立環境研究所ニュース35巻5号
を掲載しました
https://www.nies.go.jp/kanko/news/index.html
●特集 生物多様性の保全から自然共生へ
・自然共生、あるいは迷惑をかけながらの共存・竹中 明夫
・サンゴの将来を予測し、変化に備える・山野 博哉
・寄生ダニからみる外来種問題・坂本 佳子
・木漏れ日便り・竹中 明夫
・日本の生物多様性を脅かす「4つの危機」・石濱 史子
・無居住化集落から見る人と自然のかかわり・深澤 圭太
・藻類株保存事業と霞ヶ浦研究・山口 晴代
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簡単にわかりやすく説明し、「今が旬」な情報を提供しています。Facebook
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メールマガジン2017年2月号
発行:国立研究開発法人国立環境研究所 企画部広報室
メールマガジンに関するお問い合わせ: kouhou0@nies.go.jp
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国立環境研究所では、毎年、全国の地方環境研究所と連携して全国環境研究所
交流シンポジウムを毎年開催しています。今回はじめて、本シンポジウムを公開
で開催することになりました。「多様化する地域の環境問題を知る・束ねる」と
題して、2月16~17日、国立環境研究所大山記念ホールにて開催します。 参加
費無料(事前申し込み制)で、どなたでもご参加いただけます。ご関心のある皆
さま方のご来場をお待ちしています。
http://www.nies.go.jp/whatsnew/20170124/20170124.html
環境儀の最新号では、「世界の屋根』から地球温暖化を探る」と題して青海・チ
ベット草原の炭素収支をテーマに取り上げています。二酸化炭素の吸収源として、
森林は有名ですが、草原についてはあまり注目されていないかと思います。草原
は森林に匹敵する面積を持ち、陸域の炭素収支や生物多様性の保全などの地球環
境に重要な役割を果たしていますが、温暖化が進むと、土壌の微生物の活動が活
発化し、CO2が排出されるため、それがまた地球温暖化の原因になるという悪循
環に陥る可能性もあります。
草原が地球温暖化にどのように関与しているか、ご関心のある方は環境儀をご
覧ください。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170112/20170112.html
それではNIESメールマガジン2017年2月号をお届けいたします。 〈R.T〉
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -CONTENTS- - - - - - - - - - - - - - - - - - -
【受賞】
1)小野寺 崇 主任研究員らが環境技術・プロジェクト賞を受賞
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2017/20170120/20170120_2.html
2)小野寺 崇 主任研究員が土木学会優秀講演者を受賞
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2017/20170120/20170120_1.html
【報道発表】
1)第32回全国環境研究所交流シンポジウム「多様化する環境問題を知る・束ね
る」の開催について
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170124/20170124.html
2)「『世界の屋根』から地球温暖化を探る ~青海・チベット草原の炭素収支~」
国立環境研究所「環境儀」第63号の刊行について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170112/20170112.html
3)第二回NIES国際フォーラム/2nd International Forum on Sustainable Future in
Asiaの開催について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170110-2/20170110-2.html
4)生態影響に関する化学物質審査規制/試験法セミナーの開催について(お知ら
せ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170110/20170110.html
【刊行案内】
1)CGERリポート「Proceedings of the 14th Workshop on Greenhouse Gas
Inventories in Asia (WGIA14) -Capacity Building for Measurement, Reporting
and Verification- 26th–28th July 2016, Ulaanbaatar, Mongolia」を掲載
http://www.cger.nies.go.jp/publications/report/i131/ja/
2)CGERリポート「国立環境研究所スーパーコンピュータ利用研究年報 平成27年
度 NIES Supercomputer Annual Report 2015」を掲載
http://www.cger.nies.go.jp/publications/report/i130/
3)高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌オンラインマガジン環環2017年
1月号
http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201701.html
4)地球環境研究センターニュース2017年2月号発行
http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/
5)「特集 生物多様性の保全から自然共生へ」国立環境研究所ニュース35巻5号
を掲載しました
https://www.nies.go.jp/kanko/news/index.html
【更新情報】
1)第2回NIES国際フォーラム/ 2nd International Forum on Sustainable Future in
Asiaの特設ページを開設しました
https://www.nies.go.jp/event/forum/2016/index.html
2)環境GIS「ダイオキシン調査」に2014年度データを追加しました
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2017/20170123/20170123_1.html
3)ビタミンD生成・紅斑紫外線量情報提供局に、札幌、横浜、名古屋、大津、宮崎
の5観測局を追加しました。
http://db.cger.nies.go.jp/dataset/uv_vitaminD/ja/index.html
4)平成29年度国立環境研究所スーパーコンピュータシステム利用研究の募集に
ついて
http://www.cger.nies.go.jp/ja/news/2017/170119.html
5)GOSAT Data Achieve Service(GDAS)を公開しました
https://data2.gosat.nies.go.jp/index_ja.html
6)COP22/CMP12/CMA1会議レポート【パリ協定第1回締約国会合、始まる】、【米
国、メキシコ、ドイツ、カナダが温室効果ガス低排出型発展のための長期戦略を
提出】を掲載しました
https://www.nies.go.jp/event/cop/cop22/index.html
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【報道発表】
1)第32回全国環境研究所交流シンポジウム「多様化する環境問題を知る・束ね
る」の開催について
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170124/20170124.html
国立環境研究所では、全国の地方公共団体環境研究機関等(以下「地環研
等」という)と共同研究や交流の促進、環境研究の発展を目指して全国環境
研究所交流シンポジウムを毎年開催しています。今回はじめて、本シンポジ
ウムを公開することになりました。
第32回となる今回は、「多様化する地域の環境問題を知る・束ねる」と題
して、2月16~17日、国立環境研究所大山記念ホールにて開催します。
参加費無料(事前申し込み制)で、どなたでもご参加いただけます。ご関
心のある皆さま方のご来場をお待ちしています。
2)「『世界の屋根』から地球温暖化を探る ~青海・チベット草原の炭素収支~」
国立環境研究所「環境儀」第63号の刊行について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170112/20170112.html
国立環境研究所は、研究成果等をわかりやすく伝える研究情報誌「環境儀」
の最新号、「『世界の屋根』から地球温暖化を探る~青海・チベット草原の炭
素収支~」を刊行します。
陸域生態系は、生育している植物の種類によって、森林、草原、農地など
に分類でき、森林は温暖化の主要因である大気中の二酸化炭素の吸収源とし
て期待されています。しかし、森林とほぼ同じ面積を占める草原での吸収能
力についてはこれまであまり把握されていません。そこで本号では、地球上
最も広大な草原が広がるユーラシア大陸の中で最も標高が高く、地上の「秘
境」とも呼ばれる青海・チベット草原に着目し、さまざまな角度から展開さ
れた温暖化関連研究を紹介します。特に、青海・チベット草原生態系の炭素
収支の重要性、そして土壌への炭素蓄積を含む生態系への温暖化影響の長期
モニタリング研究について、担当研究者へのインタビューなどを通じて解説
します。
3)第二回NIES国際フォーラム/2nd International Forum on Sustainable Future in
Asiaの開催について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170110-2/20170110-2.html
国立研究開発法人国立環境研究所(以下、NIES)は、NIESの研究成果をアジ
アに向けて発信するとともに、各国の研究機関・大学等との研究連携を強化す
ることを目的として、第二回NIES国際フォーラム/2nd International Forum
on Sustainable Future in Asiaを開催いたします。
本フォーラムは、東京大学をはじめ、アジアの大学や研究機関との共催によ
り、NIESが第4期中長期計画期間に取組む研究テーマから主要な5つ(環境モニ
タリング、環境リスクと健康、生物多様性、廃棄物管理・リサイクル、気候変動
への適応と緩和策の連携)について、NIESからの研究成果の報告、アジアを中心
とした各国の専門家による講演及び全体討論を行い、アジア地域の環境問題の解
決と持続可能な未来のために今後進むべき方向について議論していきます。
4)生態影響に関する化学物質審査規制/試験法セミナーの開催について(お知ら
せ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170110/20170110.html
環境省と国立環境研究所は、平成29年2月8日(水)(大阪)及び2月13日
(月)(東京)に「生態影響に関する化学物質審査規制/試験法セミナー」を開
催します。
環境省と国立環境研究所では、毎年度、化学物質審査規制法の施行状況や生態
毒性試験法等に関するセミナーを開催してきました。本年度は、国内外の化学物
質審査規制に係る最新動向、生態毒性試験に関する技術的事項等について、行政
担当者、研究者等が説明します。
多数の皆様のご参加をお待ちしています。
【刊行案内】
1)CGERリポート「Proceedings of the 14th Workshop on Greenhouse Gas
Inventories in Asia (WGIA14) -Capacity Building for Measurement, Reporting
and Verification- 26th–28th July 2016, Ulaanbaatar, Mongolia」を掲載
http://www.cger.nies.go.jp/publications/report/i131/ja/
温室効果ガスインベントリオフィス(GIO)は、2003年度より毎年、アジア各
国の温室効果ガスインベントリの作成に携わる研究者及び政府関係者を対象に、
「アジア地域の温室効果ガスインベントリに関するワークショップ(WGIA)」を
開催している。WGIAは、アジア諸国間のインベントリ作成における経験や情報の
共有を促進することにより、地域の温室効果ガスインベントリ作成の支援及びイ
ンベントリの精度向上を図ることを目指している。
本刊行物は2016年7月26–28日、モンゴル、ウランバートルにて開催された第14
回WGIAの報告書である。
2)CGERリポート「国立環境研究所スーパーコンピュータ利用研究年報 平成27年
度 NIES Supercomputer Annual Report 2015」を掲載
http://www.cger.nies.go.jp/publications/report/i130/
本出版物は、平成27年度に行われた国立環境研究所スーパーコンピュータシ
ステムを利用した環境研究の成果をまとめた報告書です。いずれも公募で選ば
れた、国立環境研究所ならびに国内の研究機関・大学の研究者らによる最新の
研究成果報告となっています。研究内容は、気候システム、降水システム、陸
面水文過程、流域環境、地球流体力学、エアロゾル、オゾン、衛星リモートセ
ンシングなど多岐にわたります。また、これらの研究に利用された国立環境研
究所スーパーコンピュータシステムの概要についても紹介しています。
3)高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌オンラインマガジン環環2017年
1月号
http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201701.html
・循環・廃棄物のけんきゅう:山本貴士「焼却灰中の放射性ストロンチウムを測
定する」
・循環・廃棄物の豆知識:上島雅人「ごみの燃えがらを顕微鏡でみてみよう」
・けんきゅうの現場から:松神秀徳「E-wasteのリサイクル村で難燃剤による食
品汚染を調査する」
4)地球環境研究センターニュース2017年2月号発行
http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/
・地球温暖化対策の長期目標を考える パリ協定の「1.5℃」、「2℃」目標にど
う向き合うか?
・インタビュー「地球温暖化の事典」に書けなかったこと20 競争から協調へ
-CO2濃度の観測における空白域を埋めていくために-
・ロシア・サンクトペテルブルクで地球観測の成果を発表―第13回地球観測に
関する政府間会合参加報告―
・宙(そら)、生徒、研究者。それぞれの純粋さ。星空が美しい町、陸別での出前
授業。
・体内でビタミンDを生成するための紫外線の有害性を考慮した有効な紫外線照
射時間の推定
5)「特集 生物多様性の保全から自然共生へ」国立環境研究所ニュース35巻5号
を掲載しました
https://www.nies.go.jp/kanko/news/index.html
●特集 生物多様性の保全から自然共生へ
・自然共生、あるいは迷惑をかけながらの共存・竹中 明夫
・サンゴの将来を予測し、変化に備える・山野 博哉
・寄生ダニからみる外来種問題・坂本 佳子
・木漏れ日便り・竹中 明夫
・日本の生物多様性を脅かす「4つの危機」・石濱 史子
・無居住化集落から見る人と自然のかかわり・深澤 圭太
・藻類株保存事業と霞ヶ浦研究・山口 晴代
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