国立研究開発法人国立環境研究所メールマガジン3月号
2017/03/01 (Wed) 12:00
■=====================================■
メールマガジン2017年3月号
発行:国立研究開発法人国立環境研究所 企画部広報室
メールマガジンに関するお問い合わせ: kouhou0@nies.go.jp
ホームページ: http://www.nies.go.jp/
■=====================================■
本年4月、日本最大の湖がある滋賀県の琵琶湖環境科学センター内に、
国立環境研究所の琵琶湖分室を設置することとなり、2月17日に基本
協定を締結しました。政府関係機関移転基本方針に基づくもので、今後、
琵琶湖分室設置を契機として、琵琶湖環境科学研究センターとの共同研
究などの連携強化を図るとともに、地元の大学・企業等を巻き込んだ湖
沼環境研究の更なる発展と研究成果の活用・実用化を図り、地方創生に
つながるプロジェクトを推進してまいります。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170213/20170213.html
また、1月末にインドネシアで開催した第2回NIES国際フォーラムでは、
アジア地域での研究機関や政策担当者との連携強化を目的とし、共同声
明を発表しました。報告レポートがございますので、ご興味があればご
覧頂けますと幸いです。
https://www.nies.go.jp/event/forum/2016/20170210.html
それではNIESメールマガジン2017年3月号をお届けいたします。 〈R.T〉
- - - - - - - - - - - - - - - - -CONTENTS- - - - - - - - - - - - - - - - -
【受賞】
1)青木 康展 フェローが日本環境変異原学会 学会賞を受賞
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2017/20170224/20170224-1.html
【報道発表】
1)「流域圏生態系研究プログラム」国立環境研究所研究プロジェクト報告の刊行につ
いて(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170228_2/20170228_2.html
2)「生物多様性研究プログラム」国立環境研究所研究プロジェクト報告の刊行につい
て(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170228/20170228.html
3)気候変動研究で分野横断的に用いられる社会経済シナリオ(SSP; Shared
Socioeconomic Pathways)の公表(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170221/20170221.html
4)第2回NIES国際フォーラム/2nd International Forum on Sustainable Future in
Asia の開催報告について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170215/20170215.html
5)国立環境研究所琵琶湖分室の設置に係る基本協定の締結式について【終了し
ました】
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170213/20170213.html
6)「先端環境計測研究プログラム」国立環境研究所研究プロジェクト報告の刊行につ
いて(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170209_3/20170209_3.html
7)「循環型社会研究プログラム」国立環境研究所研究プロジェクト報告の刊行につい
て(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170209/20170209.html
8)「環境都市システム研究プログラム」国立環境研究所研究プロジェクト報告の刊行
について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170209_2/20170209_2.html
9)「地球温暖化研究プログラム」国立環境研究所研究プロジェクト報告の刊行につい
て(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170202/20170202.html
【刊行案内】
1)高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌オンラインマガジン環環2017年
2月号
http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201702.html
2)地球環境研究センターニュース2017年3月号発行
http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/
【更新情報】
●NIES国際フォーラムレポート一覧
・NIES国際フォーラムレポート【「気候変動への適応及び緩和策の連携」】を掲載し
ました
https://www.nies.go.jp/event/forum/2016/20170210.html
・NIES国際フォーラムレポート【「廃棄物管理とリサイクル」、「生物多様性」】を掲載
しました
https://www.nies.go.jp/event/forum/2016/20170206.html
・NIES国際フォーラムレポート【「環境モニタリング」、「環境リスクと健康」】を掲載し
ました
https://www.nies.go.jp/event/forum/2016/20170203.html
・NIES国際フォーラムレポート【第2回NIES国際フォーラム、開会】を掲載しました
https://www.nies.go.jp/event/forum/2016/20170202.html
―――――――――――――――――――――――――――――――――
1)日本学術会議策定の「第23期学術の大型研究計画に関するマスタープラン」に国
立環境研究所の提案が重点大型研究計画として採択されました
http://www.cger.nies.go.jp/ja/news/2017/170220.html
2)日本大学短期大学部生命・物質化学科の学生が国立環境研究所を見学しました
http://www.cger.nies.go.jp/ja/news/2017/170209.html
3)環境GIS「酸性雨調査結果」に2014年度データを追加しました
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2017/20170208/20170208_1.html
4)CGERリポート「CGER’s Supercomputer Monograph Report Vol. 23 Improvement of
a global aerosol transport model through validation and implementation of a data
assimilation system」を掲載
http://www.cger.nies.go.jp/publications/report/i132/ja/
5)平成28年度第2回全国環境研究協議会酸性雨広域大気汚染調査研究部会が開
催されました
http://www.cger.nies.go.jp/ja/news/2017/170203.html
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
【報道発表】
1)「流域圏生態系研究プログラム」国立環境研究所研究プロジェクト報告の刊行につ
いて(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170228_2/20170228_2.html
国立環境研究所では、「国立環境研究所研究プロジェクト報告」として、「流域
圏生態系研究プログラム(先導研究プログラム)平成23~27年度」を刊行します。
本報告書は、国内の流域圏(筑波山森林、恋瀬川、霞ヶ浦、東京湾)と国外の流
域圏(メコン川)を対象として、生態系機能の評価手法の開発、生態系機能や生
態系サービス(生態系が人間にもたらす便益)と環境因子の関係評価、及び生態
系サービスや生物多様性の保全のためのダム貯水池管理等について研究した成果
を取りまとめたものです。
窒素飽和現象※に注目した国内の森林域-河川-湖沼が連なる流域圏では、生
態系機能の新たな定量評価手法の開発、生態系機能と環境因子の連動関係の評価、
及びそれらに関するモデル解析とシナリオ構築が行われました。これらの科学的
知見をメコン川に適用し、漁業生産に注目して持続的な生態系サービスの在り方
や、生態系サービスと生物多様性の保全・回復を目指すダム貯水池管理について
提言をまとめました。このことから、国内からアジアへの展開を目指す流域圏研
究の持続的な発展に対応する研究アプローチの一般化が進んだといえます。
※人間活動により放出された窒素化合物が、大気経由で森林に蓄積し、長年か
けて生態系が窒素過剰な状態に陥り、渓流水や河川等へ硝酸性窒素が流出す
る現象
2)「生物多様性研究プログラム」国立環境研究所研究プロジェクト報告の刊行につい
て(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170228/20170228.html
国立環境研究所では、「国立環境研究所研究プロジェクト報告」として、「生
物多様性研究プログラム(重点研究プログラム)平成23~27年度」を刊行します。
本報告書は、生物多様性条約第10回締約国会議で採択された「生物多様性戦略
計画2011-2020及び愛知目標」の達成への貢献を目的として行われた研究プログ
ラムの成果をまとめたものです。リモートセンシングや遺伝子解析などの手法を
生かした生物多様性の評価方法の開発、侵略的な外来昆虫の防除技術の開発、将
来の気候変動がサンゴ礁など脆弱な生態系に与える影響の予測、効果的な保護区
の設計手法の開発などの成果をあげました。
3)気候変動研究で分野横断的に用いられる社会経済シナリオ(SSP; Shared
Socioeconomic Pathways)の公表(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170221/20170221.html
国立環境研究所の参画する統合評価モデルコンソーシアム1が中心となって、
新たな社会経済シナリオである「共通社会経済経路(SSP; Shared
Socioeconomic Pathways)」を開発し、その成果を論文にまとめました。SSPは
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の報告書である第6次評価報告書や1.5℃
特別報告書で分野横断的に使われ主要な役割を果たすだけでなく、広義の持続可
能性、生物多様性を検討する際のシナリオのベースとなることが期待されます。
SSPはSSP1からSSP5という5つの異なる2100年までの代表的な社会経済シナリオで
構成され、国立環境研究所はAIMモデル2を用いて、SSP3のマーカーシナリオ3を
提供しました。このSSP3は、今世紀中人口増加が続き、低経済成長で技術進展が
遅く、非協調的な世界観に基づくシナリオであり、森林減少が続き、大気汚染物
質の排出量が減少せず、温室効果ガス排出が増え続けることとなりました。また、
他の4つのSSPと異なり、本シナリオ下では2℃目標(将来の気温上昇を産業革命
以前比で2℃未満に抑えるという目標)は、モデル上実現不可能なものとなりま
した。こうしたことから、本研究は、気候変動問題の解決のために社会経済構造
の変革が必要であることを示唆しています。
4)第2回NIES国際フォーラム/2nd International Forum on Sustainable Future in
Asia の開催報告について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170215/20170215.html
国立環境研究所(NIES)は、アジア地域での研究機関や政策担当者等との連
携強化を目的に、2017年1月26日(木)~28日(土)にウダヤナ大学(インドネ
シア)において、第2回NIES国際フォーラム/2nd International Forum on
Sustainable Future in Asiaを開催しました。本フォーラムでは、アジア地域
において注目される5つのテーマ(環境モニタリング、環境リスクと健康、廃棄
物管理とリサイクル、生物多様性、気候変動への適応と緩和策の連携)について
講演と議論を行いました。
また、COP22期間中に山本環境大臣より発表された「日本の気候変動対策支援
イニシアティブ」の実現に向けて、NIES、東京大学サステイナビリティ学連携研
究機構(IR3S)、アジア工科大学院(AIT)の三者にて、気候変動に関する研究
連携をいっそう強化することを目指した共同声明を発表しました。
5)国立環境研究所琵琶湖分室の設置に係る基本協定の締結式について【終了し
ました】
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170213/20170213.html
本年4月に国立研究開発法人国立環境研究所(以下「国立環境研究所」とい
う。)琵琶湖分室が滋賀県琵琶湖環境科学センター内に設置される予定です。
国立環境研究所琵琶湖分室の設置にあたり、国立環境研究所、滋賀県、環境
省の3者で、「湖沼環境研究分野の研究連携拠点における連携協力に関する基
本協定」を締結することとし、下記のとおり締結式および共同記者会見を開催し
ますので、お知らせします。
今後、国立環境研究所琵琶湖分室設置を契機として、密接な連携の下、湖沼
環境研究を推進し、琵琶湖の保全および再生に資するとともに湖沼環境研究の
更なる発展と研究成果の活用・実用化を図るため、「琵琶湖モデル・水環境ビジ
ネス推進プロジェクト」など、地方創生につながるプロジェクトを推進します。
6)「先端環境計測研究プログラム」国立環境研究所研究プロジェクト報告の刊行につ
いて(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170209_3/20170209_3.html
国立環境研究所では、「国立環境研究所研究プロジェクト報告」として、「先
端環境計測研究プログラム(先導研究プログラム)平成23~27年度」を刊行しま
す。
本報告書は、変化し続ける人間活動の環境への影響を早期に見逃しなく捉え
て適切な対応をとるために、環境の計測手法のさらなる高度化を目指した研究
プログラムの概要と成果をまとめたものです。地球温暖化問題や有害化学物質、
水銀の適正管理、大気微粒子の越境汚染などを主たる対象として、網羅的な分
析手法の開発、遠隔分光計測手法の高度化、さらに同位体や大気微量成分を
用いた新たな環境トレーサーの開発を進めました。ヨウ化メチル濃度と太平洋十
年規模振動との間によい相関を見出すなど、その成果は80報を超える学術論
文などに結実しています。
7)「循環型社会研究プログラム」国立環境研究所研究プロジェクト報告の刊行につい
て(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170209/20170209.html
国立環境研究所では、「国立環境研究所研究プロジェクト報告」として、「循
環型社会研究プログラム(重点研究プログラム)平成23~27年度」を刊行します。
本報告書は、国内外での循環型社会づくりを目指して「国際資源循環に対応し
た製品中資源性・有害性物質の適正管理」「アジア地域に適した都市廃棄物の
適正管理技術システムの構築」「地域特性を活かした資源循環システムの構築」
という3つの研究プロジェクトを実施した研究成果を取りまとめたものです。その
結果、国内外の物質フロー・サプライチェーン、準好気性埋立技術のアジア地域
に適した設計手法、地域資源循環システムの方向性と戦略側面などについて明ら
かになりました。
8)「環境都市システム研究プログラム」国立環境研究所研究プロジェクト報告の刊行
について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170209_2/20170209_2.html
国立環境研究所では、「国立環境研究所研究プロジェクト報告」として、「環
境都市システム研究プログラム(先導研究プログラム)平成23~27年度」を刊行
します。
本報告書は、都市の社会・経済と環境特性に応じた課題の克服と地域の成長
が調和する将来ターゲットの設計や、そこへ到達する地域、都市、地区スケール
の環境技術と政策の複合システムを描く計画手法と評価体系に関する研究成果
について取りまとめたものです。特に、コベネフィット型環境技術・施策システ
ムのパッケージを開発する方法論を構築した点と、環境負荷低減・影響緩和効果
の評価を踏まえた都市・地域発展シナリオを提示した点が、新しい知見と考えら
れます。
9)「地球温暖化研究プログラム」国立環境研究所研究プロジェクト報告の刊行につい
て(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170202/20170202.html
国立環境研究所では、「国立環境研究所研究プロジェクト報告」として、「地
球温暖化研究プログラム(重点研究プログラム)平成23~27年度」を刊行します。
本報告書は、温室効果ガス等の濃度変動特性の解明とその将来予測、地球温暖
化に関わる地球規模リスク、低炭素社会に向けたビジョン・シナリオ構築と対策
評価に関する包括的な研究を執り行った成果についてまとめたものです。特に、
大気環境・温室効果ガスの観測・解析に基づく全球及び東アジア域での物質循環
・炭素循環の実態とその変動機構の解明、最先端の気候モデルに基づく気候変動
の実態の解明と将来予測の精緻化の促進、統合評価モデルの活用による世界規模
での温室効果ガス排出抑制策(緩和策)や気候変動に対する影響、適応策の総合
的評価などの成果が得られました。
【刊行案内】
1)高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌オンラインマガジン環環2017年
2月号
http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201702.html
・循環・廃棄物の基礎講座:田崎智宏「拡大生産者責任(EPR)の導入と展開~
OECDの新たなガイダンスマニュアル~」
・循環・廃棄物の豆知識:寺園淳「新興国・途上国での拡大生産者責任(EPR)の
課題」
2)地球環境研究センターニュース2017年3月号発行
http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/
・魅惑と混迷の国インド-CONTRAILが捉えた冬小麦のCO2吸収-
・国連気候変動枠組条約締約国会議(COP)報告 政府代表団メンバーからの報
告:パリ協定発効、ルールづくりの加速が求められる
・AGU Fall Meeting 2016 参加報告 1 Madden Julian Oscillationに関する研究
の動向
・AGU Fall Meeting 2016参加報告2 20年目を迎えたフラックスネットワークとビ
ッグデータ時代
・「衛星観測に関する研究事業」の最近の進捗状況
・平成28年度スーパーコンピュータ利用研究報告会を開催しました
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
☆地球環境研究センターではFacebookpageを公開しています。様々な研究成果を
簡単にわかりやすく説明し、「今が旬」な情報を提供しています。Facebook
のアカウントを持っていなくても閲覧できます。是非一度ご覧ください。
https://www.facebook.com/niescger
★メルマガバックナンバーはこちらから
http://e.bme.jp/bm/p/bn/list.php?i=niesmailmagazine&no=all
☆当メールマガジンに登録した覚えのない方、また配信が不要な方は、お手数
ですが、下記URLより登録解除の手続きをお願いします。
http://e.bme.jp/bm/p/f/tf.php?id=niesmailmagazine
★当メールマガジンを許可無く転載することはご遠慮願います。
☆当メールマガジンとは別に、最近の記者発表等をその都度お届けする「新着情
報メール」も配信していますので、ご活用ください。
http://www.nies.go.jp/webnews/regist.html#news
■===================================■
メールマガジン2017年3月号
発行:国立研究開発法人国立環境研究所 企画部広報室
メールマガジンに関するお問い合わせ: kouhou0@nies.go.jp
ホームページ: http://www.nies.go.jp/
■=====================================■
本年4月、日本最大の湖がある滋賀県の琵琶湖環境科学センター内に、
国立環境研究所の琵琶湖分室を設置することとなり、2月17日に基本
協定を締結しました。政府関係機関移転基本方針に基づくもので、今後、
琵琶湖分室設置を契機として、琵琶湖環境科学研究センターとの共同研
究などの連携強化を図るとともに、地元の大学・企業等を巻き込んだ湖
沼環境研究の更なる発展と研究成果の活用・実用化を図り、地方創生に
つながるプロジェクトを推進してまいります。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170213/20170213.html
また、1月末にインドネシアで開催した第2回NIES国際フォーラムでは、
アジア地域での研究機関や政策担当者との連携強化を目的とし、共同声
明を発表しました。報告レポートがございますので、ご興味があればご
覧頂けますと幸いです。
https://www.nies.go.jp/event/forum/2016/20170210.html
それではNIESメールマガジン2017年3月号をお届けいたします。 〈R.T〉
- - - - - - - - - - - - - - - - -CONTENTS- - - - - - - - - - - - - - - - -
【受賞】
1)青木 康展 フェローが日本環境変異原学会 学会賞を受賞
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2017/20170224/20170224-1.html
【報道発表】
1)「流域圏生態系研究プログラム」国立環境研究所研究プロジェクト報告の刊行につ
いて(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170228_2/20170228_2.html
2)「生物多様性研究プログラム」国立環境研究所研究プロジェクト報告の刊行につい
て(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170228/20170228.html
3)気候変動研究で分野横断的に用いられる社会経済シナリオ(SSP; Shared
Socioeconomic Pathways)の公表(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170221/20170221.html
4)第2回NIES国際フォーラム/2nd International Forum on Sustainable Future in
Asia の開催報告について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170215/20170215.html
5)国立環境研究所琵琶湖分室の設置に係る基本協定の締結式について【終了し
ました】
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170213/20170213.html
6)「先端環境計測研究プログラム」国立環境研究所研究プロジェクト報告の刊行につ
いて(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170209_3/20170209_3.html
7)「循環型社会研究プログラム」国立環境研究所研究プロジェクト報告の刊行につい
て(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170209/20170209.html
8)「環境都市システム研究プログラム」国立環境研究所研究プロジェクト報告の刊行
について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170209_2/20170209_2.html
9)「地球温暖化研究プログラム」国立環境研究所研究プロジェクト報告の刊行につい
て(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170202/20170202.html
【刊行案内】
1)高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌オンラインマガジン環環2017年
2月号
http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201702.html
2)地球環境研究センターニュース2017年3月号発行
http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/
【更新情報】
●NIES国際フォーラムレポート一覧
・NIES国際フォーラムレポート【「気候変動への適応及び緩和策の連携」】を掲載し
ました
https://www.nies.go.jp/event/forum/2016/20170210.html
・NIES国際フォーラムレポート【「廃棄物管理とリサイクル」、「生物多様性」】を掲載
しました
https://www.nies.go.jp/event/forum/2016/20170206.html
・NIES国際フォーラムレポート【「環境モニタリング」、「環境リスクと健康」】を掲載し
ました
https://www.nies.go.jp/event/forum/2016/20170203.html
・NIES国際フォーラムレポート【第2回NIES国際フォーラム、開会】を掲載しました
https://www.nies.go.jp/event/forum/2016/20170202.html
―――――――――――――――――――――――――――――――――
1)日本学術会議策定の「第23期学術の大型研究計画に関するマスタープラン」に国
立環境研究所の提案が重点大型研究計画として採択されました
http://www.cger.nies.go.jp/ja/news/2017/170220.html
2)日本大学短期大学部生命・物質化学科の学生が国立環境研究所を見学しました
http://www.cger.nies.go.jp/ja/news/2017/170209.html
3)環境GIS「酸性雨調査結果」に2014年度データを追加しました
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2017/20170208/20170208_1.html
4)CGERリポート「CGER’s Supercomputer Monograph Report Vol. 23 Improvement of
a global aerosol transport model through validation and implementation of a data
assimilation system」を掲載
http://www.cger.nies.go.jp/publications/report/i132/ja/
5)平成28年度第2回全国環境研究協議会酸性雨広域大気汚染調査研究部会が開
催されました
http://www.cger.nies.go.jp/ja/news/2017/170203.html
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
【報道発表】
1)「流域圏生態系研究プログラム」国立環境研究所研究プロジェクト報告の刊行につ
いて(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170228_2/20170228_2.html
国立環境研究所では、「国立環境研究所研究プロジェクト報告」として、「流域
圏生態系研究プログラム(先導研究プログラム)平成23~27年度」を刊行します。
本報告書は、国内の流域圏(筑波山森林、恋瀬川、霞ヶ浦、東京湾)と国外の流
域圏(メコン川)を対象として、生態系機能の評価手法の開発、生態系機能や生
態系サービス(生態系が人間にもたらす便益)と環境因子の関係評価、及び生態
系サービスや生物多様性の保全のためのダム貯水池管理等について研究した成果
を取りまとめたものです。
窒素飽和現象※に注目した国内の森林域-河川-湖沼が連なる流域圏では、生
態系機能の新たな定量評価手法の開発、生態系機能と環境因子の連動関係の評価、
及びそれらに関するモデル解析とシナリオ構築が行われました。これらの科学的
知見をメコン川に適用し、漁業生産に注目して持続的な生態系サービスの在り方
や、生態系サービスと生物多様性の保全・回復を目指すダム貯水池管理について
提言をまとめました。このことから、国内からアジアへの展開を目指す流域圏研
究の持続的な発展に対応する研究アプローチの一般化が進んだといえます。
※人間活動により放出された窒素化合物が、大気経由で森林に蓄積し、長年か
けて生態系が窒素過剰な状態に陥り、渓流水や河川等へ硝酸性窒素が流出す
る現象
2)「生物多様性研究プログラム」国立環境研究所研究プロジェクト報告の刊行につい
て(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170228/20170228.html
国立環境研究所では、「国立環境研究所研究プロジェクト報告」として、「生
物多様性研究プログラム(重点研究プログラム)平成23~27年度」を刊行します。
本報告書は、生物多様性条約第10回締約国会議で採択された「生物多様性戦略
計画2011-2020及び愛知目標」の達成への貢献を目的として行われた研究プログ
ラムの成果をまとめたものです。リモートセンシングや遺伝子解析などの手法を
生かした生物多様性の評価方法の開発、侵略的な外来昆虫の防除技術の開発、将
来の気候変動がサンゴ礁など脆弱な生態系に与える影響の予測、効果的な保護区
の設計手法の開発などの成果をあげました。
3)気候変動研究で分野横断的に用いられる社会経済シナリオ(SSP; Shared
Socioeconomic Pathways)の公表(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170221/20170221.html
国立環境研究所の参画する統合評価モデルコンソーシアム1が中心となって、
新たな社会経済シナリオである「共通社会経済経路(SSP; Shared
Socioeconomic Pathways)」を開発し、その成果を論文にまとめました。SSPは
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の報告書である第6次評価報告書や1.5℃
特別報告書で分野横断的に使われ主要な役割を果たすだけでなく、広義の持続可
能性、生物多様性を検討する際のシナリオのベースとなることが期待されます。
SSPはSSP1からSSP5という5つの異なる2100年までの代表的な社会経済シナリオで
構成され、国立環境研究所はAIMモデル2を用いて、SSP3のマーカーシナリオ3を
提供しました。このSSP3は、今世紀中人口増加が続き、低経済成長で技術進展が
遅く、非協調的な世界観に基づくシナリオであり、森林減少が続き、大気汚染物
質の排出量が減少せず、温室効果ガス排出が増え続けることとなりました。また、
他の4つのSSPと異なり、本シナリオ下では2℃目標(将来の気温上昇を産業革命
以前比で2℃未満に抑えるという目標)は、モデル上実現不可能なものとなりま
した。こうしたことから、本研究は、気候変動問題の解決のために社会経済構造
の変革が必要であることを示唆しています。
4)第2回NIES国際フォーラム/2nd International Forum on Sustainable Future in
Asia の開催報告について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170215/20170215.html
国立環境研究所(NIES)は、アジア地域での研究機関や政策担当者等との連
携強化を目的に、2017年1月26日(木)~28日(土)にウダヤナ大学(インドネ
シア)において、第2回NIES国際フォーラム/2nd International Forum on
Sustainable Future in Asiaを開催しました。本フォーラムでは、アジア地域
において注目される5つのテーマ(環境モニタリング、環境リスクと健康、廃棄
物管理とリサイクル、生物多様性、気候変動への適応と緩和策の連携)について
講演と議論を行いました。
また、COP22期間中に山本環境大臣より発表された「日本の気候変動対策支援
イニシアティブ」の実現に向けて、NIES、東京大学サステイナビリティ学連携研
究機構(IR3S)、アジア工科大学院(AIT)の三者にて、気候変動に関する研究
連携をいっそう強化することを目指した共同声明を発表しました。
5)国立環境研究所琵琶湖分室の設置に係る基本協定の締結式について【終了し
ました】
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170213/20170213.html
本年4月に国立研究開発法人国立環境研究所(以下「国立環境研究所」とい
う。)琵琶湖分室が滋賀県琵琶湖環境科学センター内に設置される予定です。
国立環境研究所琵琶湖分室の設置にあたり、国立環境研究所、滋賀県、環境
省の3者で、「湖沼環境研究分野の研究連携拠点における連携協力に関する基
本協定」を締結することとし、下記のとおり締結式および共同記者会見を開催し
ますので、お知らせします。
今後、国立環境研究所琵琶湖分室設置を契機として、密接な連携の下、湖沼
環境研究を推進し、琵琶湖の保全および再生に資するとともに湖沼環境研究の
更なる発展と研究成果の活用・実用化を図るため、「琵琶湖モデル・水環境ビジ
ネス推進プロジェクト」など、地方創生につながるプロジェクトを推進します。
6)「先端環境計測研究プログラム」国立環境研究所研究プロジェクト報告の刊行につ
いて(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170209_3/20170209_3.html
国立環境研究所では、「国立環境研究所研究プロジェクト報告」として、「先
端環境計測研究プログラム(先導研究プログラム)平成23~27年度」を刊行しま
す。
本報告書は、変化し続ける人間活動の環境への影響を早期に見逃しなく捉え
て適切な対応をとるために、環境の計測手法のさらなる高度化を目指した研究
プログラムの概要と成果をまとめたものです。地球温暖化問題や有害化学物質、
水銀の適正管理、大気微粒子の越境汚染などを主たる対象として、網羅的な分
析手法の開発、遠隔分光計測手法の高度化、さらに同位体や大気微量成分を
用いた新たな環境トレーサーの開発を進めました。ヨウ化メチル濃度と太平洋十
年規模振動との間によい相関を見出すなど、その成果は80報を超える学術論
文などに結実しています。
7)「循環型社会研究プログラム」国立環境研究所研究プロジェクト報告の刊行につい
て(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170209/20170209.html
国立環境研究所では、「国立環境研究所研究プロジェクト報告」として、「循
環型社会研究プログラム(重点研究プログラム)平成23~27年度」を刊行します。
本報告書は、国内外での循環型社会づくりを目指して「国際資源循環に対応し
た製品中資源性・有害性物質の適正管理」「アジア地域に適した都市廃棄物の
適正管理技術システムの構築」「地域特性を活かした資源循環システムの構築」
という3つの研究プロジェクトを実施した研究成果を取りまとめたものです。その
結果、国内外の物質フロー・サプライチェーン、準好気性埋立技術のアジア地域
に適した設計手法、地域資源循環システムの方向性と戦略側面などについて明ら
かになりました。
8)「環境都市システム研究プログラム」国立環境研究所研究プロジェクト報告の刊行
について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170209_2/20170209_2.html
国立環境研究所では、「国立環境研究所研究プロジェクト報告」として、「環
境都市システム研究プログラム(先導研究プログラム)平成23~27年度」を刊行
します。
本報告書は、都市の社会・経済と環境特性に応じた課題の克服と地域の成長
が調和する将来ターゲットの設計や、そこへ到達する地域、都市、地区スケール
の環境技術と政策の複合システムを描く計画手法と評価体系に関する研究成果
について取りまとめたものです。特に、コベネフィット型環境技術・施策システ
ムのパッケージを開発する方法論を構築した点と、環境負荷低減・影響緩和効果
の評価を踏まえた都市・地域発展シナリオを提示した点が、新しい知見と考えら
れます。
9)「地球温暖化研究プログラム」国立環境研究所研究プロジェクト報告の刊行につい
て(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170202/20170202.html
国立環境研究所では、「国立環境研究所研究プロジェクト報告」として、「地
球温暖化研究プログラム(重点研究プログラム)平成23~27年度」を刊行します。
本報告書は、温室効果ガス等の濃度変動特性の解明とその将来予測、地球温暖
化に関わる地球規模リスク、低炭素社会に向けたビジョン・シナリオ構築と対策
評価に関する包括的な研究を執り行った成果についてまとめたものです。特に、
大気環境・温室効果ガスの観測・解析に基づく全球及び東アジア域での物質循環
・炭素循環の実態とその変動機構の解明、最先端の気候モデルに基づく気候変動
の実態の解明と将来予測の精緻化の促進、統合評価モデルの活用による世界規模
での温室効果ガス排出抑制策(緩和策)や気候変動に対する影響、適応策の総合
的評価などの成果が得られました。
【刊行案内】
1)高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌オンラインマガジン環環2017年
2月号
http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201702.html
・循環・廃棄物の基礎講座:田崎智宏「拡大生産者責任(EPR)の導入と展開~
OECDの新たなガイダンスマニュアル~」
・循環・廃棄物の豆知識:寺園淳「新興国・途上国での拡大生産者責任(EPR)の
課題」
2)地球環境研究センターニュース2017年3月号発行
http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/
・魅惑と混迷の国インド-CONTRAILが捉えた冬小麦のCO2吸収-
・国連気候変動枠組条約締約国会議(COP)報告 政府代表団メンバーからの報
告:パリ協定発効、ルールづくりの加速が求められる
・AGU Fall Meeting 2016 参加報告 1 Madden Julian Oscillationに関する研究
の動向
・AGU Fall Meeting 2016参加報告2 20年目を迎えたフラックスネットワークとビ
ッグデータ時代
・「衛星観測に関する研究事業」の最近の進捗状況
・平成28年度スーパーコンピュータ利用研究報告会を開催しました
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
☆地球環境研究センターではFacebookpageを公開しています。様々な研究成果を
簡単にわかりやすく説明し、「今が旬」な情報を提供しています。Facebook
のアカウントを持っていなくても閲覧できます。是非一度ご覧ください。
https://www.facebook.com/niescger
★メルマガバックナンバーはこちらから
http://e.bme.jp/bm/p/bn/list.php?i=niesmailmagazine&no=all
☆当メールマガジンに登録した覚えのない方、また配信が不要な方は、お手数
ですが、下記URLより登録解除の手続きをお願いします。
http://e.bme.jp/bm/p/f/tf.php?id=niesmailmagazine
★当メールマガジンを許可無く転載することはご遠慮願います。
☆当メールマガジンとは別に、最近の記者発表等をその都度お届けする「新着情
報メール」も配信していますので、ご活用ください。
http://www.nies.go.jp/webnews/regist.html#news
■===================================■