国立研究開発法人国立環境研究所メールマガジン4月号
2017/04/05 (Wed) 16:30
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メールマガジン2017年4月号
発行:国立研究開発法人国立環境研究所 企画部広報室
メールマガジンに関するお問い合わせ: kouhou0@nies.go.jp
ホームページ: http://www.nies.go.jp/
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時折冬のように寒い日はありましたが、梅の花も咲きほころび、桜の蕾が膨ら
んできている光景を目にすると、徐々に春が近づいてきている事を感じ
ます。
今年も、国立環境研究所では研究所の一般公開「春の環境講座」を4月22日
に実施いたします。新たに琵琶湖分室が設置されることに伴った展示や、パネル
ディスカッション、講演会、サイエンスカフェといった普段中々会う機会のない研
究者と話す企画もございますので、是非お越しください。
https://www.nies.go.jp/event/kagaku/2017/index.html
それではNIESメールマガジン2017年4月号をお届けいたします。 〈R.T〉
- - - - - - - - - - - - - - - - -CONTENTS- - - - - - - - - - - - - - - - - - -
【報道発表】
1)国立環境研究所 科学技術週間に伴う一般公開「春の環境講座」開催のお知らせ
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170322/20170322.html
2)国立環境研究所琵琶湖分室の開所について
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170321/20170321.html
3)海辺の生物も津波に「負げねぞ!」-海産巻貝ホソウミニナでの研究成果
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170310/20170310.html
4)福島県三島町との環境創生型まちづくり研究に関した説明会開催について(お知ら
せ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170308/20170308.html
【刊行案内】
1)高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌オンラインマガジン環環2017年
3月号
http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201703.html
2)地球環境研究センターニュース2017年4月号発行
http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/
3)国立環境研究所ニュース35巻6号
https://www.nies.go.jp/kanko/news/index.html
【更新情報】
1)放射性物質汚染廃棄物のためのコンクリート容器について
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2017/201703XX/201703XX-1.html
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【報道発表】
1)国立環境研究所 科学技術週間に伴う一般公開「春の環境講座」開催のお知らせ
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170322/20170322.html
国立環境研究所は、科学技術週間中の4月22日(土)に、一般の方々(主と
して高校生以上) を対象とした研究所の一般公開「春の環境講座」を開催します。
地球温暖化や低炭素社会など最先端の環境研究について、講演会、パネル
ディスカッション、パネル・展示、体験イベントなどで、参加者の皆様と対話を交
えながら、研究者がわかりやすくご説明します。
2)国立環境研究所琵琶湖分室の開所について
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170321/20170321.html
国立研究開発法人国立環境研究所(以下「国立環境研究所」という。)は、平成
29年4月1日に琵琶湖分室を滋賀県琵琶湖環境科学センター内に設置しました。
琵琶湖分室の設置にあたり、下記のとおり開所式(看板の除幕と施設見学)を行
いましたのでお知らせします。
なお、国立環境研究所琵琶湖分室と滋賀県琵琶湖環境科学研究センターとの共同
研究を広く発信するため、平成29年度上半期にシンポジウムを開催する予定です。
(9月下旬頃を目途に調整中)
3)海辺の生物も津波に「負げねぞ!」-海産巻貝ホソウミニナでの研究成果
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170310/20170310.html
東日本大震災に伴う大津波は、東北沿岸の広い範囲に大きな被害をもたらしまし
た。高知大学・東北大学・国立環境研究所・日本大学・東京大学の合同研究チーム
は、海岸に生息する巻貝ホソウミニナへの津波の影響を約10年間にわたり調査しま
した。その結果、仙台湾周辺の6つの干潟において、ホソウミニナの大多数が津波で
死滅したにも関わらず、遺伝的な多様性には大きな変化がなかったことを突き止め
ました。遺伝的多様性は、生物の種が長期間存続していく上で欠かすことができな
い重要な要素です。こうした結果は、ホソウミニナが、大津波のような自然災害に
対して高い頑強性を持つことを示しています。
巨大津波が海岸動物の個体群構造(生息密度や体のサイズ)と遺伝的多様性に及
ぼした影響を、震災前後のデータを比較して解き明かした研究は世界で初めてです。
本研究成果は、2017年3月10日付で国際科学雑誌Scientific Reports電子版に掲載
されました。本研究は、文部科学省東北マリンサイエンス拠点形成事業及び国立環
境研究所が進めている災害環境マネジメント研究プログラムの一環として行われまし
た。
4)福島県三島町との環境創生型まちづくり研究に関した説明会開催について(お知ら
せ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170308/20170308.html
国立環境研究所福島支部では、平成28年度より福島県三島町と共同で環境創生型
まちづくり研究を進めていますが、本年3月竣工予定の単身者向け町営住宅において、
ホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)を導入する等の連携研究を開始し、環
境に配慮した寒冷中山間地域におけるまちづくりのための社会モニタリング研究を行
う予定です。
本研究内容については、町営住宅内覧会に合わせて現地で概要説明とデモンストレ
ーション等を行いました。なお、平成29年3月15日(9:00-12:00)は報道機関の方向け
にも説明を行いました。
【刊行案内】
1)高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌オンラインマガジン環環2017年
3月号
http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201703.html
・循環・廃棄物のけんきゅう:吉田綾「中国都市部のごみ分別、行動を持続させる
糸口は何か」
・循環・廃棄物の豆知識:横尾英史「インドネシアのごみ銀行」
・けんきゅうの現場から:河井紘輔「国内外の製紙工場で利用される廃棄物由来
燃料とその品質」
2)地球環境研究センターニュース2017年4月号発行
http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/
・持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向けた地球観測の推進-第9回GEOSS
アジア太平洋シンポジウム報告-
・市民向け講演会「日本海で進みつつある環境の変化~その驚くべき実態に迫
る~」開催報告
・2基の人工衛星による温室効果ガスの全球観測が導くこれからの温暖化研究
・インタビュー「地球温暖化の事典に書けなかったこと21」気候変動の複雑な仕
組みが見えてきた―より詳細な温暖化の解明に挑む―
・謝謝! 气候変化的科研工作者 -日中の学生がセンター訪問で学んだもの-
・地球環境研究センターの活動に期待することを住明正理事長に聞きました
・富士北麓カラマツ林サイトにおける林床部炭素フラックスの長期観測 -10年の
観測結果から-
・ライダーによる北東アジアからの高濃度オゾン・エアロゾルの同時観測
3)国立環境研究所ニュース35巻6号
https://www.nies.go.jp/kanko/news/index.html
■特集 生態学モデルによる生態リスク評価・管理の高度化
・生態リスク評価・管理にどうして数理・統計モデルが必要なのか
・数理モデルにより化学物質の濃度をどのくらい低減すべきかを明らかにする
・多様な種が共存するのは偶然か必然か?
・交絡:因果の判断を惑わすもの
・重金属の水生生物への影響を知る
・リスク評価科学事業連携オフィス 生態毒性標準拠点
・「第13回日韓中三カ国環境研究機関長会合(TPM13)」の開催
・国連気候変動枠組条約第22回締約国会議(COP22)
京都議定書第12回締約国会合(CMP12)
パリ協定第1回締約国会合(CMA1) 参加報告
・表彰
・新刊紹介
・平成28年度補正予算・平成29年度政府予算案における国立環境研究所関係
予算の概要
・編集後記
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メールマガジン2017年4月号
発行:国立研究開発法人国立環境研究所 企画部広報室
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時折冬のように寒い日はありましたが、梅の花も咲きほころび、桜の蕾が膨ら
んできている光景を目にすると、徐々に春が近づいてきている事を感じ
ます。
今年も、国立環境研究所では研究所の一般公開「春の環境講座」を4月22日
に実施いたします。新たに琵琶湖分室が設置されることに伴った展示や、パネル
ディスカッション、講演会、サイエンスカフェといった普段中々会う機会のない研
究者と話す企画もございますので、是非お越しください。
https://www.nies.go.jp/event/kagaku/2017/index.html
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【報道発表】
1)国立環境研究所 科学技術週間に伴う一般公開「春の環境講座」開催のお知らせ
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170322/20170322.html
2)国立環境研究所琵琶湖分室の開所について
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170321/20170321.html
3)海辺の生物も津波に「負げねぞ!」-海産巻貝ホソウミニナでの研究成果
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170310/20170310.html
4)福島県三島町との環境創生型まちづくり研究に関した説明会開催について(お知ら
せ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170308/20170308.html
【刊行案内】
1)高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌オンラインマガジン環環2017年
3月号
http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201703.html
2)地球環境研究センターニュース2017年4月号発行
http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/
3)国立環境研究所ニュース35巻6号
https://www.nies.go.jp/kanko/news/index.html
【更新情報】
1)放射性物質汚染廃棄物のためのコンクリート容器について
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2017/201703XX/201703XX-1.html
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【報道発表】
1)国立環境研究所 科学技術週間に伴う一般公開「春の環境講座」開催のお知らせ
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170322/20170322.html
国立環境研究所は、科学技術週間中の4月22日(土)に、一般の方々(主と
して高校生以上) を対象とした研究所の一般公開「春の環境講座」を開催します。
地球温暖化や低炭素社会など最先端の環境研究について、講演会、パネル
ディスカッション、パネル・展示、体験イベントなどで、参加者の皆様と対話を交
えながら、研究者がわかりやすくご説明します。
2)国立環境研究所琵琶湖分室の開所について
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170321/20170321.html
国立研究開発法人国立環境研究所(以下「国立環境研究所」という。)は、平成
29年4月1日に琵琶湖分室を滋賀県琵琶湖環境科学センター内に設置しました。
琵琶湖分室の設置にあたり、下記のとおり開所式(看板の除幕と施設見学)を行
いましたのでお知らせします。
なお、国立環境研究所琵琶湖分室と滋賀県琵琶湖環境科学研究センターとの共同
研究を広く発信するため、平成29年度上半期にシンポジウムを開催する予定です。
(9月下旬頃を目途に調整中)
3)海辺の生物も津波に「負げねぞ!」-海産巻貝ホソウミニナでの研究成果
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170310/20170310.html
東日本大震災に伴う大津波は、東北沿岸の広い範囲に大きな被害をもたらしまし
た。高知大学・東北大学・国立環境研究所・日本大学・東京大学の合同研究チーム
は、海岸に生息する巻貝ホソウミニナへの津波の影響を約10年間にわたり調査しま
した。その結果、仙台湾周辺の6つの干潟において、ホソウミニナの大多数が津波で
死滅したにも関わらず、遺伝的な多様性には大きな変化がなかったことを突き止め
ました。遺伝的多様性は、生物の種が長期間存続していく上で欠かすことができな
い重要な要素です。こうした結果は、ホソウミニナが、大津波のような自然災害に
対して高い頑強性を持つことを示しています。
巨大津波が海岸動物の個体群構造(生息密度や体のサイズ)と遺伝的多様性に及
ぼした影響を、震災前後のデータを比較して解き明かした研究は世界で初めてです。
本研究成果は、2017年3月10日付で国際科学雑誌Scientific Reports電子版に掲載
されました。本研究は、文部科学省東北マリンサイエンス拠点形成事業及び国立環
境研究所が進めている災害環境マネジメント研究プログラムの一環として行われまし
た。
4)福島県三島町との環境創生型まちづくり研究に関した説明会開催について(お知ら
せ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170308/20170308.html
国立環境研究所福島支部では、平成28年度より福島県三島町と共同で環境創生型
まちづくり研究を進めていますが、本年3月竣工予定の単身者向け町営住宅において、
ホームエネルギーマネジメントシステム(HEMS)を導入する等の連携研究を開始し、環
境に配慮した寒冷中山間地域におけるまちづくりのための社会モニタリング研究を行
う予定です。
本研究内容については、町営住宅内覧会に合わせて現地で概要説明とデモンストレ
ーション等を行いました。なお、平成29年3月15日(9:00-12:00)は報道機関の方向け
にも説明を行いました。
【刊行案内】
1)高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌オンラインマガジン環環2017年
3月号
http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201703.html
・循環・廃棄物のけんきゅう:吉田綾「中国都市部のごみ分別、行動を持続させる
糸口は何か」
・循環・廃棄物の豆知識:横尾英史「インドネシアのごみ銀行」
・けんきゅうの現場から:河井紘輔「国内外の製紙工場で利用される廃棄物由来
燃料とその品質」
2)地球環境研究センターニュース2017年4月号発行
http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/
・持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向けた地球観測の推進-第9回GEOSS
アジア太平洋シンポジウム報告-
・市民向け講演会「日本海で進みつつある環境の変化~その驚くべき実態に迫
る~」開催報告
・2基の人工衛星による温室効果ガスの全球観測が導くこれからの温暖化研究
・インタビュー「地球温暖化の事典に書けなかったこと21」気候変動の複雑な仕
組みが見えてきた―より詳細な温暖化の解明に挑む―
・謝謝! 气候変化的科研工作者 -日中の学生がセンター訪問で学んだもの-
・地球環境研究センターの活動に期待することを住明正理事長に聞きました
・富士北麓カラマツ林サイトにおける林床部炭素フラックスの長期観測 -10年の
観測結果から-
・ライダーによる北東アジアからの高濃度オゾン・エアロゾルの同時観測
3)国立環境研究所ニュース35巻6号
https://www.nies.go.jp/kanko/news/index.html
■特集 生態学モデルによる生態リスク評価・管理の高度化
・生態リスク評価・管理にどうして数理・統計モデルが必要なのか
・数理モデルにより化学物質の濃度をどのくらい低減すべきかを明らかにする
・多様な種が共存するのは偶然か必然か?
・交絡:因果の判断を惑わすもの
・重金属の水生生物への影響を知る
・リスク評価科学事業連携オフィス 生態毒性標準拠点
・「第13回日韓中三カ国環境研究機関長会合(TPM13)」の開催
・国連気候変動枠組条約第22回締約国会議(COP22)
京都議定書第12回締約国会合(CMP12)
パリ協定第1回締約国会合(CMA1) 参加報告
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予算の概要
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