国立研究開発法人国立環境研究所メールマガジン1月号
2018/01/10 (Wed) 14:30
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メールマガジン2018年1月号
発行:国立研究開発法人国立環境研究所 企画部広報室
メールマガジンに関するお問い合わせ: kouhou0@nies.go.jp
ホームページ: http://www.nies.go.jp/
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あけましておめでとうございます。琵琶湖分室からは、比叡山は雪化粧とのお
知らせが届きました。めっきり寒くなりましたが、良いお年をお迎えでしょうか。
昨年はヒアリの各地への侵入が大きな話題となりましたが、対策の体制も徐々に
整えられつつあり、弊所でも研究体制を充実して参ります。
このほか本年は、気候変動への適応に関する取組の強化、新たな温室効果ガス
観測技術衛星(GOSAT2)の打ち上げ準備、世界湖沼会議への協力、水銀条約締結
後の協力体制づくりなど、環境研究を通じて地球環境の改善にさらに貢献して参
ります。本メールマガジンを通じて最新のニュースをお届けしてまいりますので、
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
それではNIESメールマガジン2018年1月号をお届けいたします。 〈R. T〉
- - - - - - - - - - - - - - - - - -CONTENTS- - - - - - - - - - - - - - - - -
【受賞】
1) 小池 英子 室長が東邦大学理学部生物分子科学賞を受賞
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2018/20180105/20180105-1.html
【報道発表】
1) 2016年度(平成28年度)の温室効果ガス排出量(速報値)の修正について
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20180109/2018019.html
2) 国立環境研究所福島支部 三春町出前講座2018~現在と将来の地域環境を考
える~の開催について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20180105/20180105.html
3) 「適切排水処理システムの実用的な展開に関する研究 平成25~27年度」
国立環境研究所研究プロジェクト報告の刊行について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20171225/20171225.html
4) 「沿岸海域の底質環境改善技術開発と評価に関する研究 平成26~28年度」
国立環境研究所研究プロジェクト報告の刊行について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20171225-2/20171225-2.html
5) 国立環境研究所出前講座・三島町町民講座「地域に根ざしたエネルギーを考え
る」の開催に関するプレスリリースの追加のお知らせ
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20171215/20171215.html
6) 子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)「第7回エコチル調査シン
ポジウム」の開催について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20171214/20171214.html
7) 欧州宇宙機関(ESA)、フランス国立宇宙研究センター(CNES)及びドイツ航空宇
宙センター(DLR)との温室効果ガスのリモートセンシング及び関連ミッションに
関する協定の締結について
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20171213/20171213.html
8) 国立環境研究所出前講座・三島町町民講座「地域に根ざしたエネルギーを考え
る」の開催について(お知らせ)【終了しました】
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20171212-2/20171212-2.html
9) 2016年度(平成28年度)の温室効果ガス排出量(速報値)について
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20171212/20171212.html
【刊行案内】
1) 高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌オンラインマガジン「環環2017年
12月号」が発行されました
http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201712.html
2) 「地球環境研究センターニュース2018年1月号」が発行されました
https://www.nies.go.jp/kanko/news/index.html
3) NIESレターふくしま12月号が発行されました
http://www.nies.go.jp/fukushima/pub-magazine.html
【イベント案内】
1) 第3回NIES国際フォーラム/3rd International Forum on Sustainable Future in
Asia開催のお知らせ
http://www.nies.go.jp/i-forum/
2) 「 『第2回イオン未来の地球フォーラム』いま次世代と語りたい未来のこと-持続
可能な消費と生産-」開催のお知らせ
https://www.nies.go.jp/event/2017/jqjm1000000c9aeb.html
3) 乾燥・半乾燥地域における環境脆弱性及び適応策に関する国際ワークショップ
のご案内
https://www.nies.go.jp/event/2017/jqjm1000000c2xiz.html
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【報道発表】
1) 2016年度(平成28年度)の温室効果ガス排出量(速報値)の修正について
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20180109/2018019.html
平成29年12月12日に公表しました「2016年度(平成28年度)の温室
効果ガス排出量(速報値)」の算定に用いた「平成28年度(2016年度)エネ
ルギー需給実績(速報)」において、集計の誤りが発覚し、平成29年12月
25日に公表値が修正されたため、2016年度温室効果ガス排出量(速報値)
についても公表値を修正します。
2) 国立環境研究所福島支部 三春町出前講座2018~現在と将来の地域環境を考
える~の開催について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20180105/20180105.html
国立研究開発法人国立環境研究所(以下、「国立環境研究所」という。)
では、2016年に福島県の三春町に設置された環境創造センター内に福島
支部を開設し、東日本大震災後の福島の復興・再生に向けた研究活動を行
っています。
このたび、三春町において「国立環境研究所福島支部 三春町出前講座
2018 ~現在と将来の地域環境を考える~」を開催することとなりました。本
出前講座では、国立環境研究所福島支部で進めている研究を皆様に紹介
するとともに、現在・将来の地域環境などについて皆様と一緒に考えていき
たいと思います。4つの講演のほか、休憩時間には色々なサイドイベントも
予定しています。
3) 「適切排水処理システムの実用的な展開に関する研究 平成25~27年度」
国立環境研究所研究プロジェクト報告の刊行について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20171225/20171225.html
国立研究開発法人国立環境研究所(以下、『国立環境研究所』という。)
では、「国立環境研究所研究プロジェクト報告」として、「適切排水処理
システムの実用的な展開に関する研究 平成25~27年度」を刊行しま
す。
本報告書は、省エネルギー型の排水処理技術であるメタン発酵の実用的な
展開に必要な基礎知見を得るため、国内外の研究機関と連携し技術の最適化、
性能実証を行った結果を取りまとめたものです。本研究の結果、今まで技術
適用が困難であった低有機物濃度排水の無加温処理と、温室効果ガスの大量
排出要因となっているバイオエタノール製造廃液の省・創エネルギー処理の
ための適切メタン発酵技術を提案することができました。
4) 「沿岸海域の底質環境改善技術開発と評価に関する研究 平成26~28年度」
国立環境研究所研究プロジェクト報告の刊行について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20171225-2/20171225-2.html
国立研究開発法人国立環境研究所(以下、国立環境研究所という。)
では、「国立環境研究所研究プロジェクト報告」として、「沿岸海域の底
質環境改善技術開発と評価に関する研究 平成26~28年度」を刊行します。
本報告書は、沿岸海域の底質改善技術の開発と評価について取りまとめ
たものです。底質改善の手法としては製鋼スラグ等の産業副産物の底質へ
の散布が従来から着目されてきましたが、本研究では新規底質改善技術の
一つとして、硫化物等の底質中の還元物質を微生物の作用により酸化させ
る「堆積物微生物燃料電池(以下、『SMFC』という。)」を東京湾の実現
場と室内実験で適用した時の効果について評価を行いました。その結果、
SMFCの適用により底質間隙水中の硫化水素やリン酸態リンを減少させる効
果があることがわかりました。
5) 国立環境研究所出前講座・三島町町民講座「地域に根ざしたエネルギーを
考える」の開催に関するプレスリリースの追加のお知らせ
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20171215/20171215.html
平素は格別のご厚情を賜り、厚くお礼申し上げます。
先日2017年12月12日弊所発表のプレスリリース「国立環境研究所出前
講座・三島町町民講座「地域に根ざしたエネルギーを考える」の開催につ
いて(お知らせ)」に荒天時における開催に関する追加のお知らせがござい
ますので下記のとおりお知らせします。
6) 子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)「第7回エコチル
調査シンポジウム」の開催について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20171214/20171214.html
環境省及び国立研究開発法人国立環境研究所は、子どもの発育に影響
を与える化学物質等の環境要因を明らかにし、次世代の子どもたちが健や
かに育つことのできる環境の実現を図ることを目的として、平成23年1月
から「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」を行って
おり、今年で7年目を迎えました。
今般、エコチル調査で得られた成果やその活用方法を国民の皆さまにわ
かりやすくお伝えすることを目的に、第7回エコチル調査シンポジウムを
平成30年2月10日(土)に日本科学未来館(東京都江東区)で開催します。
シンポジウムへの一般参加の受付は、本日から平成30年2月2日(金)
までとなります。参加ご希望の方は、下記をご参照の上、添付の申込用紙
に必要事項をご記入いただき、お申し込みください。
7) 欧州宇宙機関(ESA)、フランス国立宇宙研究センター(CNES)及びドイツ
航空宇宙センター(DLR)との温室効果ガスのリモートセンシング及び関連
ミッションに関する協定の締結について
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20171213/20171213.html
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)と国立研究開発法人国
立環境研究所(NIES)は、平成29年12月11日(現地時間)に、欧州宇宙機
関(ESA)及びフランス国立宇宙研究センター(CNES)と、平成29年12月12日
(現地時間)に、ドイツ航空宇宙センター(DLR)と、フランス共和国パリ市
において、「温室効果ガスのリモートセンシング及び関連ミッションに関す
る協定」を締結いたしましたので、お知らせいたします。
8) 国立環境研究所出前講座・三島町町民講座「地域に根ざしたエネルギーを考え
る」の開催について(お知らせ)【終了しました】
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20171212-2/20171212-2.html
福島県三島町と国立研究開発法人国立環境研究所(以下、『国立環境研究所』
という。)は、今夏に連携・協力に関する基本協定を締結し、この度、協力して
国立環境研究所出前講座・三島町町民講座「地域に根ざしたエネルギーを考え
る」を開催することとなりました。本出前講座では、三島町における環境創生
に係る研究を中心に紹介するとともに、パネルディスカッションを通じて、広
く奥会津地域において地域に根ざした再生可能エネルギーを考える契機とした
いと考えています。
国立環境研究所では、三島町及び奥会津地域において地域エネルギーや森林
資源の利活用などに着目した研究を進めていますが、これを機に同地域の振興
にも寄与する研究を更に推進していく予定です。
9) 2016年度(平成28年度)の温室効果ガス排出量(速報値)について
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20171212/20171212.html
環境省と国立環境研究所は、今般、2016年度の我が国の温室効果ガス排出量
(速報値)をとりまとめました。2016年度の温室効果ガスの総排出量は13億
2,200万トン(二酸化炭素(CO2)換算)で、前年度比0.2%減(2013年度比6.2%
減、2005年度比4.6%減)でした。前年度からの減少要因としては、再エネの導
入拡大や原発の再稼働などにより、エネルギー起源のCO2排出量が減少したこ
となどが挙げられます。
【刊行案内】
1) 高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌オンラインマガジン「環環2017年
12月号」が発行されました
http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201712.html
・循環・廃棄物の基礎講座:寺園淳「雑品スクラップに対する新しい規制」
・循環・廃棄物の豆知識:森岡涼子「貿易統計」
・けんきゅうの現場から:山本貴士「放射線量分布を可視化する装置」
2) 「地球環境研究センターニュース2018年1月号」が発行されました
https://www.nies.go.jp/kanko/news/index.html
・REPORT:アジア・オセアニア地域におけるオープンサイエンスに向けた活
動-World Data System Asia-Oceania Conference 2017参加報告-
・REPORT:地球観測に関する政府間会合第14回本会合に参加しました
・INTERVIEW:環境被害を他人事でなく伝えるためにすべきこと―地球環境
研究センターの広報活動について加藤三郎さんに聞きました―
・REPORT:観測現場発季節のたより12 最北端の研究林には早くも冬の気配
・RESULT:最近の研究成果 林床部炭素フラックスに対する気候変動の影響を
探る:富士北麓カラマツ林における8年間の観測の結果から
・RESULT:最近の研究成果 船舶観測によるインドネシアの泥炭火災に対する
メタンの排出係数の推定
3) NIESレターふくしま12月号が発行されました
http://www.nies.go.jp/fukushima/pub-magazine.html
・三島町と三春町出前講座を開催します!
・避難指示区域の昆虫、どうやって調査する? 福島支部 環境影響評価研究室
研究員 吉岡 明良
・研究室の現場から -事務系スタッフに聞きました-福島支部 管理課 会計係
長 高柳 幹矢
【イベント案内】
1) 第3回NIES国際フォーラム/3rd International Forum on Sustainable Future in
Asia開催のお知らせ
http://www.nies.go.jp/i-forum/
・Date January 23-24, 2018
・Venue Seri Pacific Hotel Kuala Lumpur, Kuala Lumpur, Malaysia
・Registration Participation is free. Online registration will close on
January 19, 2018
・Organizer National Institute for Environmental Studies (NIES –
Japan)
・Co-organizers
Integrated Research System for Sustainability Science,
The University of Tokyo (IR3S, UTokyo - Japan)
Asian Institute of Technology (AIT - Thailand)
2) 「 『第2回イオン未来の地球フォーラム』いま次世代と語りたい未来のこと-
持続可能な消費と生産-」開催のお知らせ
https://www.nies.go.jp/event/2017/jqjm1000000c9aeb.html
「イオン未来の地球フォーラム」シリーズ(全5回予定)では、地球の環境変
化に伴って起きている自然と人間社会における問題について、最新の科学的
知見をわかりやすく解説するとともに、それらの問題や現象が起こっている背
景、解決すべき課題と方法について、参加者とともに考えます。
第2回は、フューチャー・アースが設定した10の「知と実践のためのネットワ
ーク」のテーマの中から『持続可能な消費と生産』を取り上げ、具体的な課題
解決について、参加者の皆さまとともに考えます(対話型パネルディスカッショ
ンあり)。
・日時:2018年1月20日(土)13:00~17:00(開場12:00)
・場所:東京大学 安田講堂(本郷キャンパス)
・参加費:無料、事前登録制
・基調講演:細田衛士 (慶應義塾大学 経済学部 教授)、八木信行 (東京
大学大学院 農学生命科学研究科 教授)、三宅 香 (イオン株式会社執行役
環境・社会貢献・PR・IR担当)
・主催:公益財団法人イオン環境財団、東京大学国際高等研究所サステイナビ
リティ学連携研究機構 (IR3S)、フューチャー・アース
・後援:文部科学省、環境省、外務省、地球環境戦略研究機関 (IGES)、
総合地球環境学研究所、国立環境研究所
詳細、参加申し込みは下記、第2回イオン未来の地球フォーラムのページ
をご参照ください。
http://aeon-futureearth.jp/
3) 乾燥・半乾燥地域における環境脆弱性及び適応策に関する国際ワークショップ
のご案内
https://www.nies.go.jp/event/2017/jqjm1000000c2xiz.html
世界の陸地の38%を占める乾燥半乾燥地域では、気候変動および自然災害
に加えて、急速な人口増大と経済発展に伴って水・エネルギー・食料の間の
トレードオフとステークホルダーの間の競合関係が益々深刻になっています。
その結果、この地域における水・物質循環が崩れ、環境の脆弱性が顕在化し
つつあり、それに対する適応策・適応技術オプションを提案することが急務
だと考えられます。
このような背景で、国立環境研究所は「乾燥・半乾燥地域における環境脆
弱性及び適応策に関する国際ワークショップ」を開催し、中国内陸部やモン
ゴル、中央アジアなどアジアの乾燥・半乾燥地域を対象に、水資源や陸域生
態系の脆弱性評価および適応策について研究交流を深め、共同研究の可能性
について検討します。そのために、海外のモンゴル科学院、モンゴル国立大
学、中国科学院、アメリカコロラド大学など関連研究機関、および国内の東
京大学大学院、筑波大学大学院などの関連研究機関の研究者を招聘し、研究
成果の発表を行います。また、Future Earth、GLPなど国際プログラムへ成果
発信のため、これらの国際プログラムの関係者も招聘し、講演を行います。
主 催 : 国立研究開発法人 国立環境研究所
日 時 : 平成30年1月18日(水) 9:30開場
会 場 : 〒305-0031 茨城県つくば市吾妻1丁目1364-1
オークラフロンティアホテルつくば
言 語 : 英 語
参加費 : 無料
人 数 : 先着50名まで
受付時間 : 当日9:00から
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メールマガジン2018年1月号
発行:国立研究開発法人国立環境研究所 企画部広報室
メールマガジンに関するお問い合わせ: kouhou0@nies.go.jp
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あけましておめでとうございます。琵琶湖分室からは、比叡山は雪化粧とのお
知らせが届きました。めっきり寒くなりましたが、良いお年をお迎えでしょうか。
昨年はヒアリの各地への侵入が大きな話題となりましたが、対策の体制も徐々に
整えられつつあり、弊所でも研究体制を充実して参ります。
このほか本年は、気候変動への適応に関する取組の強化、新たな温室効果ガス
観測技術衛星(GOSAT2)の打ち上げ準備、世界湖沼会議への協力、水銀条約締結
後の協力体制づくりなど、環境研究を通じて地球環境の改善にさらに貢献して参
ります。本メールマガジンを通じて最新のニュースをお届けしてまいりますので、
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
それではNIESメールマガジン2018年1月号をお届けいたします。 〈R. T〉
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【受賞】
1) 小池 英子 室長が東邦大学理学部生物分子科学賞を受賞
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2018/20180105/20180105-1.html
【報道発表】
1) 2016年度(平成28年度)の温室効果ガス排出量(速報値)の修正について
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20180109/2018019.html
2) 国立環境研究所福島支部 三春町出前講座2018~現在と将来の地域環境を考
える~の開催について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20180105/20180105.html
3) 「適切排水処理システムの実用的な展開に関する研究 平成25~27年度」
国立環境研究所研究プロジェクト報告の刊行について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20171225/20171225.html
4) 「沿岸海域の底質環境改善技術開発と評価に関する研究 平成26~28年度」
国立環境研究所研究プロジェクト報告の刊行について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20171225-2/20171225-2.html
5) 国立環境研究所出前講座・三島町町民講座「地域に根ざしたエネルギーを考え
る」の開催に関するプレスリリースの追加のお知らせ
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20171215/20171215.html
6) 子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)「第7回エコチル調査シン
ポジウム」の開催について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20171214/20171214.html
7) 欧州宇宙機関(ESA)、フランス国立宇宙研究センター(CNES)及びドイツ航空宇
宙センター(DLR)との温室効果ガスのリモートセンシング及び関連ミッションに
関する協定の締結について
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20171213/20171213.html
8) 国立環境研究所出前講座・三島町町民講座「地域に根ざしたエネルギーを考え
る」の開催について(お知らせ)【終了しました】
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20171212-2/20171212-2.html
9) 2016年度(平成28年度)の温室効果ガス排出量(速報値)について
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20171212/20171212.html
【刊行案内】
1) 高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌オンラインマガジン「環環2017年
12月号」が発行されました
http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201712.html
2) 「地球環境研究センターニュース2018年1月号」が発行されました
https://www.nies.go.jp/kanko/news/index.html
3) NIESレターふくしま12月号が発行されました
http://www.nies.go.jp/fukushima/pub-magazine.html
【イベント案内】
1) 第3回NIES国際フォーラム/3rd International Forum on Sustainable Future in
Asia開催のお知らせ
http://www.nies.go.jp/i-forum/
2) 「 『第2回イオン未来の地球フォーラム』いま次世代と語りたい未来のこと-持続
可能な消費と生産-」開催のお知らせ
https://www.nies.go.jp/event/2017/jqjm1000000c9aeb.html
3) 乾燥・半乾燥地域における環境脆弱性及び適応策に関する国際ワークショップ
のご案内
https://www.nies.go.jp/event/2017/jqjm1000000c2xiz.html
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【報道発表】
1) 2016年度(平成28年度)の温室効果ガス排出量(速報値)の修正について
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20180109/2018019.html
平成29年12月12日に公表しました「2016年度(平成28年度)の温室
効果ガス排出量(速報値)」の算定に用いた「平成28年度(2016年度)エネ
ルギー需給実績(速報)」において、集計の誤りが発覚し、平成29年12月
25日に公表値が修正されたため、2016年度温室効果ガス排出量(速報値)
についても公表値を修正します。
2) 国立環境研究所福島支部 三春町出前講座2018~現在と将来の地域環境を考
える~の開催について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20180105/20180105.html
国立研究開発法人国立環境研究所(以下、「国立環境研究所」という。)
では、2016年に福島県の三春町に設置された環境創造センター内に福島
支部を開設し、東日本大震災後の福島の復興・再生に向けた研究活動を行
っています。
このたび、三春町において「国立環境研究所福島支部 三春町出前講座
2018 ~現在と将来の地域環境を考える~」を開催することとなりました。本
出前講座では、国立環境研究所福島支部で進めている研究を皆様に紹介
するとともに、現在・将来の地域環境などについて皆様と一緒に考えていき
たいと思います。4つの講演のほか、休憩時間には色々なサイドイベントも
予定しています。
3) 「適切排水処理システムの実用的な展開に関する研究 平成25~27年度」
国立環境研究所研究プロジェクト報告の刊行について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20171225/20171225.html
国立研究開発法人国立環境研究所(以下、『国立環境研究所』という。)
では、「国立環境研究所研究プロジェクト報告」として、「適切排水処理
システムの実用的な展開に関する研究 平成25~27年度」を刊行しま
す。
本報告書は、省エネルギー型の排水処理技術であるメタン発酵の実用的な
展開に必要な基礎知見を得るため、国内外の研究機関と連携し技術の最適化、
性能実証を行った結果を取りまとめたものです。本研究の結果、今まで技術
適用が困難であった低有機物濃度排水の無加温処理と、温室効果ガスの大量
排出要因となっているバイオエタノール製造廃液の省・創エネルギー処理の
ための適切メタン発酵技術を提案することができました。
4) 「沿岸海域の底質環境改善技術開発と評価に関する研究 平成26~28年度」
国立環境研究所研究プロジェクト報告の刊行について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20171225-2/20171225-2.html
国立研究開発法人国立環境研究所(以下、国立環境研究所という。)
では、「国立環境研究所研究プロジェクト報告」として、「沿岸海域の底
質環境改善技術開発と評価に関する研究 平成26~28年度」を刊行します。
本報告書は、沿岸海域の底質改善技術の開発と評価について取りまとめ
たものです。底質改善の手法としては製鋼スラグ等の産業副産物の底質へ
の散布が従来から着目されてきましたが、本研究では新規底質改善技術の
一つとして、硫化物等の底質中の還元物質を微生物の作用により酸化させ
る「堆積物微生物燃料電池(以下、『SMFC』という。)」を東京湾の実現
場と室内実験で適用した時の効果について評価を行いました。その結果、
SMFCの適用により底質間隙水中の硫化水素やリン酸態リンを減少させる効
果があることがわかりました。
5) 国立環境研究所出前講座・三島町町民講座「地域に根ざしたエネルギーを
考える」の開催に関するプレスリリースの追加のお知らせ
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20171215/20171215.html
平素は格別のご厚情を賜り、厚くお礼申し上げます。
先日2017年12月12日弊所発表のプレスリリース「国立環境研究所出前
講座・三島町町民講座「地域に根ざしたエネルギーを考える」の開催につ
いて(お知らせ)」に荒天時における開催に関する追加のお知らせがござい
ますので下記のとおりお知らせします。
6) 子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)「第7回エコチル
調査シンポジウム」の開催について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20171214/20171214.html
環境省及び国立研究開発法人国立環境研究所は、子どもの発育に影響
を与える化学物質等の環境要因を明らかにし、次世代の子どもたちが健や
かに育つことのできる環境の実現を図ることを目的として、平成23年1月
から「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」を行って
おり、今年で7年目を迎えました。
今般、エコチル調査で得られた成果やその活用方法を国民の皆さまにわ
かりやすくお伝えすることを目的に、第7回エコチル調査シンポジウムを
平成30年2月10日(土)に日本科学未来館(東京都江東区)で開催します。
シンポジウムへの一般参加の受付は、本日から平成30年2月2日(金)
までとなります。参加ご希望の方は、下記をご参照の上、添付の申込用紙
に必要事項をご記入いただき、お申し込みください。
7) 欧州宇宙機関(ESA)、フランス国立宇宙研究センター(CNES)及びドイツ
航空宇宙センター(DLR)との温室効果ガスのリモートセンシング及び関連
ミッションに関する協定の締結について
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20171213/20171213.html
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)と国立研究開発法人国
立環境研究所(NIES)は、平成29年12月11日(現地時間)に、欧州宇宙機
関(ESA)及びフランス国立宇宙研究センター(CNES)と、平成29年12月12日
(現地時間)に、ドイツ航空宇宙センター(DLR)と、フランス共和国パリ市
において、「温室効果ガスのリモートセンシング及び関連ミッションに関す
る協定」を締結いたしましたので、お知らせいたします。
8) 国立環境研究所出前講座・三島町町民講座「地域に根ざしたエネルギーを考え
る」の開催について(お知らせ)【終了しました】
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20171212-2/20171212-2.html
福島県三島町と国立研究開発法人国立環境研究所(以下、『国立環境研究所』
という。)は、今夏に連携・協力に関する基本協定を締結し、この度、協力して
国立環境研究所出前講座・三島町町民講座「地域に根ざしたエネルギーを考え
る」を開催することとなりました。本出前講座では、三島町における環境創生
に係る研究を中心に紹介するとともに、パネルディスカッションを通じて、広
く奥会津地域において地域に根ざした再生可能エネルギーを考える契機とした
いと考えています。
国立環境研究所では、三島町及び奥会津地域において地域エネルギーや森林
資源の利活用などに着目した研究を進めていますが、これを機に同地域の振興
にも寄与する研究を更に推進していく予定です。
9) 2016年度(平成28年度)の温室効果ガス排出量(速報値)について
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20171212/20171212.html
環境省と国立環境研究所は、今般、2016年度の我が国の温室効果ガス排出量
(速報値)をとりまとめました。2016年度の温室効果ガスの総排出量は13億
2,200万トン(二酸化炭素(CO2)換算)で、前年度比0.2%減(2013年度比6.2%
減、2005年度比4.6%減)でした。前年度からの減少要因としては、再エネの導
入拡大や原発の再稼働などにより、エネルギー起源のCO2排出量が減少したこ
となどが挙げられます。
【刊行案内】
1) 高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌オンラインマガジン「環環2017年
12月号」が発行されました
http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201712.html
・循環・廃棄物の基礎講座:寺園淳「雑品スクラップに対する新しい規制」
・循環・廃棄物の豆知識:森岡涼子「貿易統計」
・けんきゅうの現場から:山本貴士「放射線量分布を可視化する装置」
2) 「地球環境研究センターニュース2018年1月号」が発行されました
https://www.nies.go.jp/kanko/news/index.html
・REPORT:アジア・オセアニア地域におけるオープンサイエンスに向けた活
動-World Data System Asia-Oceania Conference 2017参加報告-
・REPORT:地球観測に関する政府間会合第14回本会合に参加しました
・INTERVIEW:環境被害を他人事でなく伝えるためにすべきこと―地球環境
研究センターの広報活動について加藤三郎さんに聞きました―
・REPORT:観測現場発季節のたより12 最北端の研究林には早くも冬の気配
・RESULT:最近の研究成果 林床部炭素フラックスに対する気候変動の影響を
探る:富士北麓カラマツ林における8年間の観測の結果から
・RESULT:最近の研究成果 船舶観測によるインドネシアの泥炭火災に対する
メタンの排出係数の推定
3) NIESレターふくしま12月号が発行されました
http://www.nies.go.jp/fukushima/pub-magazine.html
・三島町と三春町出前講座を開催します!
・避難指示区域の昆虫、どうやって調査する? 福島支部 環境影響評価研究室
研究員 吉岡 明良
・研究室の現場から -事務系スタッフに聞きました-福島支部 管理課 会計係
長 高柳 幹矢
【イベント案内】
1) 第3回NIES国際フォーラム/3rd International Forum on Sustainable Future in
Asia開催のお知らせ
http://www.nies.go.jp/i-forum/
・Date January 23-24, 2018
・Venue Seri Pacific Hotel Kuala Lumpur, Kuala Lumpur, Malaysia
・Registration Participation is free. Online registration will close on
January 19, 2018
・Organizer National Institute for Environmental Studies (NIES –
Japan)
・Co-organizers
Integrated Research System for Sustainability Science,
The University of Tokyo (IR3S, UTokyo - Japan)
Asian Institute of Technology (AIT - Thailand)
2) 「 『第2回イオン未来の地球フォーラム』いま次世代と語りたい未来のこと-
持続可能な消費と生産-」開催のお知らせ
https://www.nies.go.jp/event/2017/jqjm1000000c9aeb.html
「イオン未来の地球フォーラム」シリーズ(全5回予定)では、地球の環境変
化に伴って起きている自然と人間社会における問題について、最新の科学的
知見をわかりやすく解説するとともに、それらの問題や現象が起こっている背
景、解決すべき課題と方法について、参加者とともに考えます。
第2回は、フューチャー・アースが設定した10の「知と実践のためのネットワ
ーク」のテーマの中から『持続可能な消費と生産』を取り上げ、具体的な課題
解決について、参加者の皆さまとともに考えます(対話型パネルディスカッショ
ンあり)。
・日時:2018年1月20日(土)13:00~17:00(開場12:00)
・場所:東京大学 安田講堂(本郷キャンパス)
・参加費:無料、事前登録制
・基調講演:細田衛士 (慶應義塾大学 経済学部 教授)、八木信行 (東京
大学大学院 農学生命科学研究科 教授)、三宅 香 (イオン株式会社執行役
環境・社会貢献・PR・IR担当)
・主催:公益財団法人イオン環境財団、東京大学国際高等研究所サステイナビ
リティ学連携研究機構 (IR3S)、フューチャー・アース
・後援:文部科学省、環境省、外務省、地球環境戦略研究機関 (IGES)、
総合地球環境学研究所、国立環境研究所
詳細、参加申し込みは下記、第2回イオン未来の地球フォーラムのページ
をご参照ください。
http://aeon-futureearth.jp/
3) 乾燥・半乾燥地域における環境脆弱性及び適応策に関する国際ワークショップ
のご案内
https://www.nies.go.jp/event/2017/jqjm1000000c2xiz.html
世界の陸地の38%を占める乾燥半乾燥地域では、気候変動および自然災害
に加えて、急速な人口増大と経済発展に伴って水・エネルギー・食料の間の
トレードオフとステークホルダーの間の競合関係が益々深刻になっています。
その結果、この地域における水・物質循環が崩れ、環境の脆弱性が顕在化し
つつあり、それに対する適応策・適応技術オプションを提案することが急務
だと考えられます。
このような背景で、国立環境研究所は「乾燥・半乾燥地域における環境脆
弱性及び適応策に関する国際ワークショップ」を開催し、中国内陸部やモン
ゴル、中央アジアなどアジアの乾燥・半乾燥地域を対象に、水資源や陸域生
態系の脆弱性評価および適応策について研究交流を深め、共同研究の可能性
について検討します。そのために、海外のモンゴル科学院、モンゴル国立大
学、中国科学院、アメリカコロラド大学など関連研究機関、および国内の東
京大学大学院、筑波大学大学院などの関連研究機関の研究者を招聘し、研究
成果の発表を行います。また、Future Earth、GLPなど国際プログラムへ成果
発信のため、これらの国際プログラムの関係者も招聘し、講演を行います。
主 催 : 国立研究開発法人 国立環境研究所
日 時 : 平成30年1月18日(水) 9:30開場
会 場 : 〒305-0031 茨城県つくば市吾妻1丁目1364-1
オークラフロンティアホテルつくば
言 語 : 英 語
参加費 : 無料
人 数 : 先着50名まで
受付時間 : 当日9:00から
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