国立環境研究所メールマガジン10月号
2018/10/03 (Wed) 10:00
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メールマガジン2018年10月号
発行:国立研究開発法人国立環境研究所 企画部広報室
メールマガジンに関するお問い合わせ: kouhou0@nies.go.jp
ホームページ: http://www.nies.go.jp/
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実りの秋を感じる今日この頃。今月はイベント盛りだくさんの月です。
10月15日(月)から19日(金)に、世界の湖沼や湖沼流域で起こっている多種多様な環境問題やそれらの解決に向けた取組について議論する「世界湖沼会議」がつくば国際会議場にて開催されます。(http://www.wlc17ibaraki.jp/)
10月27日(土)には、釧路で「地球温暖化とわたしたちの将来」と題して、セミナー講演を行います。事前申込の上、ご参加ください。(http://www.cger.nies.go.jp/ja/news/2018/180829.html)
また、国環研がJAXA・環境省と共同で推進している温室効果ガス観測人工衛星GOSATプロジェクトでは、10月29日(月)にJAXA種子島宇宙センターからGOSAT-2が打ち上げられることとなりました。(http://www.gosat-2.nies.go.jp/jp/news/2018/)
さらに、10月31日から11月1日は、上野公園で行われる創エネあかりパークにブースを出展する予定になっています。ぜひ、ご来場ください。
それではNIESメールマガジン2018年10月号をお届けいたします。〈H.K〉
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -CONTENTS- - - - - - - - - - - - - - - - - - -
【受賞】
1)珠坪一晃副センター長が日本水環境学会 年間優秀論文賞(メタウォーター賞)を受賞
http://www.nies.go.jp/whatsnew/2018/20180912-1.html
受賞者氏名: 珠坪一晃(地域環境研究センター)
賞の名称: 日本水環境学会 年間優秀論文賞(メタウォーター賞)
授賞機関: 公益社団法人日本水環境学会
受賞年月日: 2018年09月04日
受賞対象: Anaerobic Baffled Reactor in Treatment of Natural Rubber Processing Wastewater: Reactor Performance and Analysis of Microbial Community,Journal of Water and Environment Technology ,15 (6), 241-251,2017
【報道発表】
1)大気汚染物質のリスク評価手法に関するセミナー
-今後の有害大気汚染物質の健康リスク評価のあり方について-
http://www.nies.go.jp/whatsnew/20180914/20180914.html
国立環境研究所は、平成30年10月25日(木)に「大気汚染物質のリスク評価手法に関するセミナー -今後の有害大気汚染物質の健康リスク評価のあり方について-」を開催します。
国立環境研究所では、これまで有害大気汚染物質の健康リスク評価のあり方の課題について、専門家を交えて検討して参りました。本セミナーでは、有害大気汚染物質の健康リスク評価に係る現在の状況、最新の知見、今後の動向等について、リスク評価の専門家や行政担当者にご講演頂きます。また講演の最後には、大気汚染物質のリスク評価手法に関する現状の問題点や進むべき方向性について講演者を交えて幅広く議論していきます。多くの皆様のご参加をお待ちしています。
2) 下層雲が繋ぐ温暖化時の気温と降水量の変化
http://www.nies.go.jp/whatsnew/20180914-2/20180914-2.html
◆地球温暖化時に伴う気温変化の指標として用いられる平衡気候感度および、降水量変化の指標である水循環感度には、それぞれ1.5~4.5℃と1℃あたり2~3 %という幅がありますが、相互の関係はこれまで不明瞭でした。
◆温暖化時の雲の応答が2種類の感度を繋ぐという理論的仮説を全球気候モデルによる温暖化シミュレーションで検証した結果、平衡気候感度が大きいと水循環感度が小さくなるという逆比例の関係が明らかになりました。
◆衛星観測データでCMIP5のシミュレーションを制約した結果、水循環感度は温暖化シミュレーションによる直接推定値よりも実際には3割ほど小さいことが明らかになりました。これは、温暖化で地球全体の降水量は想定したほど増えない可能性を示すものです。
【刊行案内】
1)「特集 地球規模の気候変動リスクに関するモデル研究」国立環境研究所ニュース37巻3号を掲載しました。
http://www.nies.go.jp/kanko/news/index.html
2) 環境儀69号「宇宙と地上から温室効果ガスを捉える-太陽光による高精度観測への挑戦-」の紹介動画を公開しました。
http://www.nies.go.jp/kanko/kankyogi/69/02-03.html
3) 高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌 オンラインマガジン環環2018年9月号「コンビニの食品ごみはどこに行く?-日本とタイの事例-」「資源循環・廃棄 物研究センター 2018年 夏の大公開」が公開されました。
http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201809.html
4) 地球環境研究センターニュース2018年10月号「アジアからの排出量算定の精度向上に向けて『第16回アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ』(WGIA16)の報告」発行
http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/
【その他】
1) TOPICS「これからの暑さ対策とは?~ヒートアイランドに関する研究から~」を公開しました(社会環境システム研究センター)
http://www.nies.go.jp/social/topics_heatisland.html
2) 対話オフィスのコラム「ペットボトルの素朴な疑問を解説!『キャップのリングははずさなくてもいいの?』」を公開しました。
http://www.nies.go.jp/taiwa/jqjm1000000dvfl5.html
3) パネルディスカッション「ポスト環境問題 ~公害⇒環境⇒次にくる未来に希望を見出すには?~」を11/10(土)東京・お台場で開催します。
http://www.nies.go.jp/taiwa/jqjm1000000duyf8.html
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実りの秋を感じる今日この頃。今月はイベント盛りだくさんの月です。
10月15日(月)から19日(金)に、世界の湖沼や湖沼流域で起こっている多種多様な環境問題やそれらの解決に向けた取組について議論する「世界湖沼会議」がつくば国際会議場にて開催されます。(http://www.wlc17ibaraki.jp/)
10月27日(土)には、釧路で「地球温暖化とわたしたちの将来」と題して、セミナー講演を行います。事前申込の上、ご参加ください。(http://www.cger.nies.go.jp/ja/news/2018/180829.html)
また、国環研がJAXA・環境省と共同で推進している温室効果ガス観測人工衛星GOSATプロジェクトでは、10月29日(月)にJAXA種子島宇宙センターからGOSAT-2が打ち上げられることとなりました。(http://www.gosat-2.nies.go.jp/jp/news/2018/)
さらに、10月31日から11月1日は、上野公園で行われる創エネあかりパークにブースを出展する予定になっています。ぜひ、ご来場ください。
それではNIESメールマガジン2018年10月号をお届けいたします。〈H.K〉
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1)珠坪一晃副センター長が日本水環境学会 年間優秀論文賞(メタウォーター賞)を受賞
http://www.nies.go.jp/whatsnew/2018/20180912-1.html
受賞者氏名: 珠坪一晃(地域環境研究センター)
賞の名称: 日本水環境学会 年間優秀論文賞(メタウォーター賞)
授賞機関: 公益社団法人日本水環境学会
受賞年月日: 2018年09月04日
受賞対象: Anaerobic Baffled Reactor in Treatment of Natural Rubber Processing Wastewater: Reactor Performance and Analysis of Microbial Community,Journal of Water and Environment Technology ,15 (6), 241-251,2017
【報道発表】
1)大気汚染物質のリスク評価手法に関するセミナー
-今後の有害大気汚染物質の健康リスク評価のあり方について-
http://www.nies.go.jp/whatsnew/20180914/20180914.html
国立環境研究所は、平成30年10月25日(木)に「大気汚染物質のリスク評価手法に関するセミナー -今後の有害大気汚染物質の健康リスク評価のあり方について-」を開催します。
国立環境研究所では、これまで有害大気汚染物質の健康リスク評価のあり方の課題について、専門家を交えて検討して参りました。本セミナーでは、有害大気汚染物質の健康リスク評価に係る現在の状況、最新の知見、今後の動向等について、リスク評価の専門家や行政担当者にご講演頂きます。また講演の最後には、大気汚染物質のリスク評価手法に関する現状の問題点や進むべき方向性について講演者を交えて幅広く議論していきます。多くの皆様のご参加をお待ちしています。
2) 下層雲が繋ぐ温暖化時の気温と降水量の変化
http://www.nies.go.jp/whatsnew/20180914-2/20180914-2.html
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4) 地球環境研究センターニュース2018年10月号「アジアからの排出量算定の精度向上に向けて『第16回アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ』(WGIA16)の報告」発行
http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/
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2) 対話オフィスのコラム「ペットボトルの素朴な疑問を解説!『キャップのリングははずさなくてもいいの?』」を公開しました。
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3) パネルディスカッション「ポスト環境問題 ~公害⇒環境⇒次にくる未来に希望を見出すには?~」を11/10(土)東京・お台場で開催します。
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