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    【訂正のお詫び】国立研究開発法人国立環境研究所メールマガジン6月号
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    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン3月号
  • 2014/02/19 (Wed) 14:56
    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン2月号
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    【2月臨時号】独立行政法人国立環境研究所メールマガジン
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    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン1月号
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    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン12月号
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    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン11月号
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    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン10月号
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    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン4月号
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    独立行政法人国立環境研究所 メールマガジン 2012年12月号

国立研究開発法人国立環境研究所メールマガジン2月号

2016/02/03 (Wed) 12:00
     ■=====================================■
                   メールマガジン2016年2月号
           発行:国立研究開発法人国立環境研究所 企画部広報室
           メールマガジンに関するお問い合わせ: kouhou0@nies.go.jp
           ホームページ: http://www.nies.go.jp/                                 
     ■=====================================■

       かつて日本で公害が大きな問題であったように、経済成長が著しい国では、
      工場等からの排煙・排水対策が十分でなく、有害な化学物質が環境や健康に
      悪影響を及ぼすことが懸念されることがあります。例えば、先日、中国でPM
      2.5による大気汚染が深刻なレベルになり、日本国内への飛来も懸念されるこ
      とから、報道でも大きく取り上げられました。
       国立環境研究所では、化学物質の生態影響や健康影響を研究し、その成果を
      環境省とともに広く社会へ還元することで、有害な化学物質から環境を守るこ
      とに貢献しています。今月は、そうした研究成果の発表や意見交換会、セミナー
      の開催についてお知らせしています。
       化学物質の研究成果に関する発表やイベント、刊行物に興味をお持ちの方は、
      是非報道発表や刊行案内の国立環境研究所ニュースをご覧下さい。

       それではNIESメールマガジン2016年2月号をお届けいたします。      
                                       〈R.T〉

  - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -CONTENTS- - - - - - - - - - - - - - - - - - -

     【報道発表】
     1)大気化学輸送モデルを用いた新たな手法により地域別のメタン放出量を推定~
       熱帯域、東アジアの放出量に従来推定と異なる結果~
       https://www.nies.go.jp/whatsnew/2016/20160201/20160201.html
     2)生物応答を利用した排水管理手法に関する意見交換会の開催と傍聴者の募
       集について(お知らせ)
       http://www.nies.go.jp/whatsnew/2016/20160129/20160129.html
     3)「内湾生態系における放射性核種の挙動と影響評価に関する研究」国立環境研究所
       研究プロジェクト報告 第111号の刊行について(お知らせ)
       http://www.nies.go.jp/whatsnew/2016/20160128/20160128.html
     4)生態影響に関する化学物質審査規制/試験法セミナーの開催について(お知
       らせ)
       http://www.nies.go.jp/whatsnew/2016/20160125/20160125.html
     5)2090年代の世界平均気温変化予測の不確実性を、2050年までに大幅に低減で
       きることを解明(お知らせ)
       http://www.nies.go.jp/whatsnew/2016/20160111/20160111.html
     6)「未来に続く健康をまもるために~環境化学物質の継世代影響とエピジェネティク
       ス~」国立環境研究所「環境儀」第59号の刊行について(お知らせ)
       http://www.nies.go.jp/whatsnew/2016/20160108/20160108.html


     【刊行案内】
     1)地球環境研究センターニュース2016年1月号掲載
       http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/
     2)高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌 オンラインマガジン環環
       2016年1月号掲載
       http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201601.html
     3)国立環境研究所ニュース34巻5号を掲載しました
       http://www.nies.go.jp/kanko/news/index.html
     【更新情報】
     1)第1回NIES国際フォーラム、開幕!
       http://www.nies.go.jp/event/forum/ifsfa/20160127.html

      ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

     【報道発表】
     1)大気化学輸送モデルを用いた新たな手法により地域別のメタン放出量を推定~
       熱帯域、東アジアの放出量に従来推定と異なる結果~
       https://www.nies.go.jp/whatsnew/2016/20160201/20160201.html
       国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 平朝彦、以下「JAMSTEC」と
      いう)地球表層物質循環研究分野のプラビール・パトラ主任研究員らは、国立研
      究開発法人国立環境研究所(理事長 住明正)地球環境研究センターの研究者
      らと共同で、二酸化炭素(CO2)に次ぐ重要な温室効果ガス(※1)であるメタン
      (CH4)(※2)について、独自に開発した大気化学輸送モデル(※3)とメタン
      濃度観測値を用いて、全陸域を53の領域に分けた各領域での2002年~2012年の
      放出量を推定した結果から、東アジア(主として中国)からの石炭産業起源のメ
      タン放出量が従来試算よりも少ないこと、熱帯域のメタン放出量は近年の家畜
      飼育数の増加に伴い増えている可能性があることを指摘しました。
       メタンは温室効果ガスであるとともに、大気中で他の化学物質と反応し互い
      の増減に影響を及ぼしあうため(図1)、メタンの地域毎の放出量を正確に理解
      することは、メタン濃度の将来予測や将来の気候変動予測のみならず、発生削
      減策の効率的な政策立案に不可欠となっています。本成果は、東アジア域の石
      炭産業起源のメタンの排出係数の見直しの必要性や、熱帯域での畜産業にお
      ける家畜飼育技術の改善が有効であることを示唆しており、地球温暖化対策お
      よび放出量管理に関する政策立案の際の科学的裏付けとなることが期待され
      ます。
       本成果は日本気象学会の「気象集誌(Journal of the Meteorological Society
      of Japan)」に2月1日付(日本時間)で掲載されました。
       なお、本研究は、日本学術振興会の科学研究費補助金基盤研究A (研究
      課題番号:22241008)、環境省の環境研究総合推進費(課題番号2-1401)およ
      び文部科学省のGRENE北極気候変動研究事業(ID 5)の一環として実施したも
      のです。

     2)生物応答を利用した排水管理手法に関する意見交換会の開催と傍聴者の
       募集について(お知らせ)
       http://www.nies.go.jp/whatsnew/2016/20160129/20160129.html
        環境省及び国立環境研究所は、平成28年2月18日(木)に国連大学にお
       いて、生物応答を利用した排水管理手法を導入しているドイツ、カナダ及
       び米国の政府担当官等と環境省が設置した検討会委員による意見交換会を
       開催し、本手法を活用する際の課題等に関して意見交換を行います。

     3)「内湾生態系における放射性核種の挙動と影響評価に関する研究」国立
       環境研究所研究プロジェクト報告 第111号の刊行について(お知らせ)
       http://www.nies.go.jp/whatsnew/2016/20160128/20160128.html
        国立環境研究所では、「国立環境研究所研究プロジェクト報告」第111
       号として、「内湾生態系における放射性核種の挙動と影響評価に関する研
       究(分野横断型提案研究)平成24~26年度」を刊行します。
        本報告書は、2011年3月11日の東日本大震災に付随して起きた東京電力
       福島第一原子力発電所の事故後の東京湾における放射性核種による汚染に
       ついて、放射性セシウム(134Cs及び137Cs)を中心に、その空間分布と経
       時変化を取りまとめたものです。放射性セシウムは、大気からの直接降下・
       沈着のほか、関東平野を含む流域への沈着後の河川等を経由した流入と福
       島沿岸水に含まれる核種の親潮(外洋水)からの供給を通じて東京湾の水
       質と底質を汚染したものの、底棲魚介類の汚染は軽微に留まったことが明
       らかになりました。

     4)生態影響に関する化学物質審査規制/試験法セミナーの開催について(お知
       らせ)
       http://www.nies.go.jp/whatsnew/2016/20160125/20160125.html
        環境省と国立環境研究所は、平成28年2月26日(金)(大阪)及び
       2月29日(月)(東京)に「生態影響に関する化学物質審査規制/試験
       法セミナー」を開催します。
        環境省と国立環境研究所では、毎年度、化学物質審査規制法の施行状
       況や生態毒性試験法等に関するセミナーを開催してきました。本年度は、
       国内外の化学物質審査規制に係る最新動向、生態毒性試験に関する技術的
       事項等について、行政担当者及び研究者等が説明します。
        多数の皆様の御参加をお待ちしています。

     5)2090年代の世界平均気温変化予測の不確実性を、2050年までに大幅に低減で
       きることを解明(お知らせ)
       http://www.nies.go.jp/whatsnew/2016/20160111/20160111.html
        現在の気候モデルによる将来気候変動予測には大きな不確実性があり、
       気候変動対策を考えるためには予測の不確実性の幅をより小さくするこ
       とが求められます。これまでも、気候モデルによる過去の気候再現実験
       データを観測データと比較し評価することで、将来予測の不確実性を低
       減しようという試みが行われてきました。
        国立研究開発法人国立環境研究所の塩竈秀夫主任研究員らは、複数の
       気候モデルの実験結果を分析し、今後観測データが蓄積することで、世
       界平均気温の予測不確実性をいつまでにどれだけ低減できるかを予測し
       ました。
        その結果、地上気温の観測データを2050年まで蓄積すること
       によって、2090年代の気温変化予測の不確実性を60%以上低減できるこ
       とがわかりました。
        本研究によって初めて「将来予測の不確実性をいつまでにどれだけ低
       減可能か」に関する現実的な情報を提示することができました。今後は、
       本研究の結果をもとに、温室効果ガス排出削減策にどのようなオプショ
       ンが得られるか(2050年までは予測の上限を参考に排出削減を進めるが、
       不確実性が減ったら政策を変更する等)を、研究していく予定です。
        本論文は、1月11日付で英国科学誌「Scientific Reports」に掲載され
       ました。

     6)「未来に続く健康をまもるために~環境化学物質の継世代影響とエピジェ
       ネティクス~」国立環境研究所「環境儀」第59号の刊行について(お知らせ)
       http://www.nies.go.jp/whatsnew/2016/20160108/20160108.html
        国立環境研究所では、研究情報誌「環境儀」第59号として、「未来に
       続く健康をまもるために~環境化学物質の継世代影響とエピジェネティク
       ス~」を刊行します。
        私たちが生活する環境中には、さまざまな化学物質が存在しています。
       その中には、微量であっても日常的に摂取することによって健康に悪影響を
       及ぼすものがあります。妊娠中に摂取した化学物質の影響が、生まれた子、
       さらに孫以降の世代にまで受け継がれる「継世代影響」の可能性があり、
       「エピジェネティクス」という、DNAの塩基配列を変化させることなく遺伝子
       の機能を変化させる作用が要因の一つと考えられています。
        本号では、化学物質の継世代影響のメカニズムを探る研究を紹介します。ま
       た、このメカニズムを解くカギとして注目している「エピジェネティクス」に
       ついても解説しています。

     【刊行案内】
     1)地球環境研究センターニュース2016年1月号掲載
       http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/
       ・DPPP報告シンポジウム2:低炭素社会をどう実現するか?
       ・インタビュー「地球温暖化の事典」
        に書けなかったこと[9]気候変動と大気汚染の研究を活かしたい
       ・気候変動の理解にむけて、アジアでの研究活動の一コマ-AsiaFluxワークシ
        ョップ2015、国際写真測量リモートセンシング学会ワーキンググループ
        VIII/3:気象・大気・気候分野合同会議参加報告
       ・長期観測を支える主人公-測器と観測法の紹介-[12]大気中の有害成分
        (光化学オキシダント[オゾン])を正確に測る
       ・それは一枚のカラー写真から始まった-北海道陸別町が地球環境に関する
        科学教育にとても熱心なわけ-日本で一番寒い町での出前授業レポート
       ・酒井広平講師による「検定試験問題を解いてみよう」シリーズ[25]運輸部門
        の温暖化対策-3R・低炭素社会検定より-

     2)高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌 オンラインマガジン環環
       2016年1月号掲載
       http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201601.html
       ・循環・廃棄物のけんきゅう: 田崎智宏「拡大生産者責任に対する考え方の
        国際調査」
       ・けんきゅうの現場から: 秋山貴「ごみの排出者としての責任」
       ・活動レポート: 前背戸智晴「ごみ焼却施設の役割と災害時の活躍」

     3)国立環境研究所ニュース34巻5号を掲載しました
       http://www.nies.go.jp/kanko/news/index.html
       ・社会の持続可能性と個人の幸福
       ・将来のライフスタイルを描く
       ・フォーカス・グループ・インタビュー調査から見える生活者像
       ・持続可能な発展と衝平性
       ・PM2.5モデリングの精緻化に向けた有機エアロゾルの研究
       ・木漏れ日便り
       ・国際アドバイザリーボード助言会合開催報告
        など


     【更新情報】
     1)第1回NIES国際フォーラム、開幕!
       http://www.nies.go.jp/event/forum/ifsfa/20160127.html


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