国立研究開発法人国立環境研究所メールマガジン8月号
2017/08/02 (Wed) 12:30
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メールマガジン2017年8月号
発行:国立研究開発法人国立環境研究所 企画部広報室
メールマガジンに関するお問い合わせ: kouhou0@nies.go.jp
ホームページ: http://www.nies.go.jp/
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この夏、梅雨前線に伴う大雨や台風により、各地で水害や土砂災害が生じま
した。特に九州北部地域では、家屋の損壊や浸水のため多量の災害廃棄物の発
生等が見込まれています。こうした災害廃棄物の処理を円滑に進めるため、研
究機関や関係団体で構成する災害廃棄物処理支援ネットワーク(D.Waste-Net)
が組織されています。九州北部についても、7月5日災害対策チームが設置され、
翌7月6日からは専門家が現地に派遣されて対応に当たっています。
国立環境研究所でも、D.Waste-Netの枠組みの下で、現地に専門家を派遣し
ており、現地の状況などもHPで報告しています。現況をお知りになりたい方は、
下記ページよりご覧ください。
http://dwasteinfo.nies.go.jp/emergency/
また、国立環境研究所では、公式Twitter及びFacebookを始めました。HPの新
着情報と連動しておりますので、国立環境研究所の最新情報にご関心がある方
は是非フォローください。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2017/20170705/20170705_1.html
それではNIESメールマガジン2017年8月号をお届けいたします。 〈R. T〉
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -CONTENTS- - - - - - - - - - - - - - - - -
【受賞】
1)杉本フェロー、清水主任研究員、西澤室長、神特別研究員らが環境賞優良賞を受
賞
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2017/20170725/20170725-1.html
2) 中島 大介 主席研究員が第24回環境化学論文賞を受賞
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2017/20170720/20170720-1.html
【報道発表】
1) 東京スカイツリー(R)で大気中二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガス観測をはじめ
ました
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170727/20170727.html
2) 磯の匂いが雲を作る
~海洋から大気への硫化ジメチル放出量の実計測に成功~
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170724/20170724.html
3)「アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ第15回会合
(WGIA15)」の結果について
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170720/20170720.html
4)市民参加型イベント「バードデータチャレンジ in 白河2017」を開催します(お知ら
せ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170714/20170714.html
5)「化学物質の正確なヒト健康への影響評価を目指して─新しい発達神経毒性試験
法の開発」国立環境研究所「環境儀」第65号の刊行について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170706/20170706.html
【イベント案内】
1) 市民公開シンポジウム「化学物質の内分泌かく乱作用研究の最新動向」開催のお
知らせ
https://www.nies.go.jp/event/2017/20170728.html
【刊行案内】
1)「国立環境研究所構内の自然探索(2017年版)」を掲載しました
https://www.nies.go.jp/kanko/sonota/index.html
2)「環境報告書2017」を掲載しました
https://www.nies.go.jp/kankyokanri/ereport/2017.html
3)高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌オンラインマガジン環環2017年
7月号が発行されました
http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201707.html
4)地球環境研究センターニュース2017年8月号が発行されました
https://www.nies.go.jp/kanko/news/index.html
5)「特集 国立環境研究所 福島支部を拠点とした災害環境研究の新たな展開」国立
環境研究所ニュース36巻2号を掲載しました
https://www.nies.go.jp/kanko/news/index.html
【更新情報】
1)平成29年度エコスクール・地球環境モニタリングステーション波照間について
http://www.cger.nies.go.jp/ja/news/2017/170725.html
2)九州北部地域での豪雨による被害により生じた災害廃棄物について
http://dwasteinfo.nies.go.jp/emergency/
3)6月開催の公開シンポジウム2017 私たちの安心・安全な環境づくりとは-持続可
能性とその課題-の講演スライドを特設ページに掲載しました
http://www.nies.go.jp/event/sympo/2017/index.html
4) 国立研究開発法人国立環境研究所(NIES)とフィンランド国立環境研究所(SYKE)の
研究協力協定(MoC)の締結について
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2017/20170714/20170714_1.html
5)環境展望台・環境GIS「環境指標・統計」-「一般廃棄物1人1日当たり排出量」に
2015年度データを追加しました
http://tenbou.nies.go.jp/gis/indicator/?map_mode=indicator_map&discipline=1472867569&kind=1&specification=1&division=2
6) 春の環境講座で行われたパネルディスカッション「ここが知りたい地球温暖化の適
応策」の動画を公開しました
http://www.cger.nies.go.jp/ja/news/2017/170713.html
7)社会環境システム研究センタースタッフインタビューvol.6前編「地球温暖化影響研
究への道のり」/後編「社会の変化とともに歩む影響・適応研究」(高橋潔室長)を公
開しました
http://www.nies.go.jp/social/intreview.html
8)国立環境研究所公式TwitterとFacebookページを開設しました
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2017/20170705/20170705_1.html
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【報道発表】
1) 東京スカイツリー(R)で大気中二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガス観測をはじめ
ました
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170727/20170727.html
国立研究開発法人国立環境研究所らのグループは、世界最大級の都市で
ある東京圏からの二酸化炭素(以下、CO2という。)排出量をモニタリングする
ために、東京スカイツリーにおいて、大気中の温室効果ガス(CO2、メタン等)と
関連物質(炭素同位体、酸素、一酸化炭素等)の観測を開始しました。CO2濃
度だけでなく、CO2中の放射性炭素同位体比と大気中酸素濃度を高精度で分析す
ることで、CO2排出量を排出源別(植物の呼吸から出たものか、化石燃料を燃焼
して出たものか)および燃料別(天然ガスか、石油か)に推定することが可能に
なると期待できます。CO2濃度については、平成28年3月末から現在まで1年以上
の観測を実施し、大都市特有のCO2濃度変動(濃度が高く、かつ気象場に応じた
数日周期の激しい変動がある)を捉えることに成功しました。このような、大都
市における温室効果ガスと関連物質の大気観測は、フランスのパリや米国のイン
ディアナポリス、ロサンゼルス、国内では代々木、など、世界的にみてもわずか
しか行われておらず、非常に貴重な観測です。
パリ協定で合意された世界平均気温の上昇を抑える目標を達成するためには、
温室効果ガス排出量の大幅な削減が不可欠です。このような地上での多成分か
つ高精度な大気観測と、平成30年度打上げ予定の温室効果ガス観測技術衛星2号
「いぶき2号」(GOSAT-2)の全球観測データを組み合わせることで、温室効果
ガスの吸収・排出量の把握精度の向上が期待されます。
2) 磯の匂いが雲を作る
~海洋から大気への硫化ジメチル放出量の実計測に成功~
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170724/20170724.html
●研究成果のポイント
・ 1.微気象学的手法の一つである傾度法とオンライン質量分析計を組み合わ
せた独自の観測システムを用いて、太平洋広域における硫化ジメチルの海
洋から大気への放出量の実計測に成功しました。
・ 2.従来報告されてきた硫化ジメチルのガス交換係数の推定値が概ね有効で
あることが示されました。
・ 3.本研究の観測システムを活用することで、雲の元になる硫化ジメチルの大
気への放出量見積の精度向上につながり、気候システムモデルの精緻化
に貢献することが期待されます。
3)「アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ第15回会合
(WGIA15)」の結果について
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170720/20170720.html
環境省と国立研究開発法人国立環境研究所は、ミャンマー天然資源環境保
全省とともに、アジア地域諸国の温室効果ガスインベントリ(排出・吸収目録)
の精度向上と、地域の協力関係の促進を目的とし、7月11日(火)~13日(木)
に、「アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ
第15回会合(15th Workshop on Greenhouse Gas Inventories in Asia(WGIA15))」
を、ミャンマー・ネピドーにおいて開催しました。
今次会合には、日本を含む参加国14か国の政府関係者、研究者及び国際機関等
(総計120名)が参加し、温室効果ガスインベントリの相互学習や、途上国が2年
に1度、提出する隔年更新報告書(BUR)についての国際的協議・分析(ICA)の
経験も踏まえた議論等を行い、参加国の「測定・報告・検証(MRV)」の能力向上
支援とネットワークの更なる強化を図りました。
4)市民参加型イベント「バードデータチャレンジ in 白河2017」を開催します(お知
らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170714/20170714.html
国立研究開発法人国立環境研究所(以下、国立環境研究所という。)は、2017
年10月14日に市民参加型イベント『バードデータチャレンジ in 白河 2017』を
日本野鳥の会白河支部との共催で開催します。本イベントは、2015年に福島市、
2016年に郡山市で開催し、今回で3度目となります。
国立環境研究所では、災害環境研究の一環として、2014年度より東京電力福
島第一原発事故に伴う避難指示区域内とその周辺地域を対象とした生態系モニ
タリングを継続しています。本イベントでは、参加者がモニタリングで得られ
た鳥類の鳴き声の録音音声を聞き、種判別を行います。さらに、その結果を即
時に可視化することにより鳥類の分布状況を参加者間で共有します。得られた
種の分布データはモニタリングデータの一部として組み込まれます。このイベ
ントは、参加者との協働という形をとることにより調査対象地域の鳥類の現状
について参加者と情報共有し、モニタリングデータの透明性を、向上すること
を目的としています。
5)「化学物質の正確なヒト健康への影響評価を目指して─新しい発達神経毒性試験
法の開発」国立環境研究所「環境儀」第65号の刊行について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170706/20170706.html
国立研究開発法人国立環境研究所(以下、「国立環境研究所」という。)は、
研究成果等をわかりやすく伝える研究情報誌「環境儀」の最新号、「化学物質の
正確なヒト健康への影響評価を目指して─新しい発達神経毒性試験法の開発」を
刊行します。
私たちは身の回りの環境の変化に応じてさまざまな化学物質に曝(さら)され
ており、健康などへの悪影響が懸念されています。公害問題がクローズアップさ
れた1960年代には、限られた地域で特定の化学物質に高濃度で曝露(ばくろ)さ
れた人々の健康被害が問題になりました。しかし、現代では低濃度で多様な化学
物質に曝されている多くの人々の健康状態に関心が向けられています。特に胎生
期にある種の化学物質に曝されると、その後の成長や発達に影響を与えると考え
られており、そのメカニズムを明らかにするにはヒト組織由来の胚性幹(ES)
細胞や人工多能性幹(iPS)細胞を用いることが有望視されています。
本号では、国立環境研究所で2009年より実施しているヒトES細胞による研究
を中心に、ヒト組織由来の細胞を用いた化学物質の影響評価について紹介しま
す。
【イベント案内】
1) 市民公開シンポジウム「化学物質の内分泌かく乱作用研究の最新動向」開催のお
知らせ
https://www.nies.go.jp/event/2017/20170728.html
化学物質の内分泌かく乱作用に関する国内外の研究の最新動向からいくつか
の話題について、一般市民から専門家までを対象として紹介する公開シンポジ
ウムを開催します。それぞれ講演ごとに質疑応答・意見交換の時間を設けてあり
ます。どなたでも無料でご参加いただけます。
●日時:2017年9月15日(金)14:00-17:00(13:30開場)
●場所:コンベンションホールAP浜松町 N+O会議室
https://www.tc-forum.co.jp/kanto-area/ap-hamamatsucho/ha-base/
●主催:国立研究開発法人 国立環境研究所
●参加費:無料(定員130名、定員に達し次第締め切ります)
※参加登録:氏名・(ある場合は)所属を明記の上、
sympo1552@nies.go.jpへメールでお申し込みください。
【刊行案内】
1)「国立環境研究所構内の自然探索(2017年版)」を掲載しました
https://www.nies.go.jp/kanko/sonota/index.html
国立環境研究所が毎年発行している環境報告書には、つくば構内の自然を紹
介する「国環研自然探索」のコーナーがあります。本冊子は、このコーナーの記
事を集めた総集編です。
2)「環境報告書2017」を掲載しました
https://www.nies.go.jp/kankyokanri/ereport/2017.html
国立環境研究所が、環境配慮促進法第9条に基づき作成した環境報告書で
す。
3)高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌オンラインマガジン環環2017年
7月号が発行されました
http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201707.html
けんきゅうの現場から:久保田利恵子「ごみがコミュニティに三つの価値を
生み出した-インドネシア・あるごみ社会起業家の取組み-」
4)地球環境研究センターニュース2017年8月号が発行されました
https://www.nies.go.jp/kanko/news/index.html
・REPORT:ペースアップが望まれるパリ協定の実施指針の議論
・INTERVIEW:対話オフィスの一年を振り返る
・REPORT:講演会「地球温暖化とわたしたちの未来」
・INTERVIEW:地球環境研究センターの活動に期待することを渡辺新理事長に効
きました
・REPORT:国立環境研究所一般公開「春の環境講座」を開催しました 4
・REPORT:地球温暖化の適応策と、一人一人ができること
・NEWS:谷本浩志室長が第2回地球惑星科学振興西田賞を受賞しました
・REPORT:衛星観測センターがJpGU-AGUに出展
・REPORT:エコライフ・フェア2017に出展しました!
・RESEARCH:新たな統合型水文生態系-生物地球化学結合モデルの開発
5)「特集 国立環境研究所 福島支部を拠点とした災害環境研究の新たな展開」国立
環境研究所ニュース36巻2号を掲載しました
http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/
環境問題に立法・行政・研究面でたずさわる方々および環境問題に関心を持つ
一般の方々に、国立環境研究所の活動と研究成果に関する情報を提供します。
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☆地球環境研究センターではFacebookページを公開しています。様々な研究成果を
簡単にわかりやすく説明し、「今が旬」な情報を提供しています。Facebook
のアカウントを持っていなくても閲覧できます。是非一度ご覧ください。
https://www.facebook.com/niescger
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ですが、下記URLより登録解除の手続きをお願いします。
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★当メールマガジンを許可無く転載することはご遠慮願います。
☆当メールマガジンとは別に、最近の記者発表等をその都度お届けする「新着情
報メール」も配信していますので、ご活用ください。
http://www.nies.go.jp/webnews/regist.html#news
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メールマガジン2017年8月号
発行:国立研究開発法人国立環境研究所 企画部広報室
メールマガジンに関するお問い合わせ: kouhou0@nies.go.jp
ホームページ: http://www.nies.go.jp/
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この夏、梅雨前線に伴う大雨や台風により、各地で水害や土砂災害が生じま
した。特に九州北部地域では、家屋の損壊や浸水のため多量の災害廃棄物の発
生等が見込まれています。こうした災害廃棄物の処理を円滑に進めるため、研
究機関や関係団体で構成する災害廃棄物処理支援ネットワーク(D.Waste-Net)
が組織されています。九州北部についても、7月5日災害対策チームが設置され、
翌7月6日からは専門家が現地に派遣されて対応に当たっています。
国立環境研究所でも、D.Waste-Netの枠組みの下で、現地に専門家を派遣し
ており、現地の状況などもHPで報告しています。現況をお知りになりたい方は、
下記ページよりご覧ください。
http://dwasteinfo.nies.go.jp/emergency/
また、国立環境研究所では、公式Twitter及びFacebookを始めました。HPの新
着情報と連動しておりますので、国立環境研究所の最新情報にご関心がある方
は是非フォローください。
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2017/20170705/20170705_1.html
それではNIESメールマガジン2017年8月号をお届けいたします。 〈R. T〉
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【受賞】
1)杉本フェロー、清水主任研究員、西澤室長、神特別研究員らが環境賞優良賞を受
賞
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2017/20170725/20170725-1.html
2) 中島 大介 主席研究員が第24回環境化学論文賞を受賞
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2017/20170720/20170720-1.html
【報道発表】
1) 東京スカイツリー(R)で大気中二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガス観測をはじめ
ました
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170727/20170727.html
2) 磯の匂いが雲を作る
~海洋から大気への硫化ジメチル放出量の実計測に成功~
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170724/20170724.html
3)「アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ第15回会合
(WGIA15)」の結果について
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170720/20170720.html
4)市民参加型イベント「バードデータチャレンジ in 白河2017」を開催します(お知ら
せ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170714/20170714.html
5)「化学物質の正確なヒト健康への影響評価を目指して─新しい発達神経毒性試験
法の開発」国立環境研究所「環境儀」第65号の刊行について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170706/20170706.html
【イベント案内】
1) 市民公開シンポジウム「化学物質の内分泌かく乱作用研究の最新動向」開催のお
知らせ
https://www.nies.go.jp/event/2017/20170728.html
【刊行案内】
1)「国立環境研究所構内の自然探索(2017年版)」を掲載しました
https://www.nies.go.jp/kanko/sonota/index.html
2)「環境報告書2017」を掲載しました
https://www.nies.go.jp/kankyokanri/ereport/2017.html
3)高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌オンラインマガジン環環2017年
7月号が発行されました
http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201707.html
4)地球環境研究センターニュース2017年8月号が発行されました
https://www.nies.go.jp/kanko/news/index.html
5)「特集 国立環境研究所 福島支部を拠点とした災害環境研究の新たな展開」国立
環境研究所ニュース36巻2号を掲載しました
https://www.nies.go.jp/kanko/news/index.html
【更新情報】
1)平成29年度エコスクール・地球環境モニタリングステーション波照間について
http://www.cger.nies.go.jp/ja/news/2017/170725.html
2)九州北部地域での豪雨による被害により生じた災害廃棄物について
http://dwasteinfo.nies.go.jp/emergency/
3)6月開催の公開シンポジウム2017 私たちの安心・安全な環境づくりとは-持続可
能性とその課題-の講演スライドを特設ページに掲載しました
http://www.nies.go.jp/event/sympo/2017/index.html
4) 国立研究開発法人国立環境研究所(NIES)とフィンランド国立環境研究所(SYKE)の
研究協力協定(MoC)の締結について
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2017/20170714/20170714_1.html
5)環境展望台・環境GIS「環境指標・統計」-「一般廃棄物1人1日当たり排出量」に
2015年度データを追加しました
http://tenbou.nies.go.jp/gis/indicator/?map_mode=indicator_map&discipline=1472867569&kind=1&specification=1&division=2
6) 春の環境講座で行われたパネルディスカッション「ここが知りたい地球温暖化の適
応策」の動画を公開しました
http://www.cger.nies.go.jp/ja/news/2017/170713.html
7)社会環境システム研究センタースタッフインタビューvol.6前編「地球温暖化影響研
究への道のり」/後編「社会の変化とともに歩む影響・適応研究」(高橋潔室長)を公
開しました
http://www.nies.go.jp/social/intreview.html
8)国立環境研究所公式TwitterとFacebookページを開設しました
https://www.nies.go.jp/whatsnew/2017/20170705/20170705_1.html
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
【報道発表】
1) 東京スカイツリー(R)で大気中二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガス観測をはじめ
ました
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170727/20170727.html
国立研究開発法人国立環境研究所らのグループは、世界最大級の都市で
ある東京圏からの二酸化炭素(以下、CO2という。)排出量をモニタリングする
ために、東京スカイツリーにおいて、大気中の温室効果ガス(CO2、メタン等)と
関連物質(炭素同位体、酸素、一酸化炭素等)の観測を開始しました。CO2濃
度だけでなく、CO2中の放射性炭素同位体比と大気中酸素濃度を高精度で分析す
ることで、CO2排出量を排出源別(植物の呼吸から出たものか、化石燃料を燃焼
して出たものか)および燃料別(天然ガスか、石油か)に推定することが可能に
なると期待できます。CO2濃度については、平成28年3月末から現在まで1年以上
の観測を実施し、大都市特有のCO2濃度変動(濃度が高く、かつ気象場に応じた
数日周期の激しい変動がある)を捉えることに成功しました。このような、大都
市における温室効果ガスと関連物質の大気観測は、フランスのパリや米国のイン
ディアナポリス、ロサンゼルス、国内では代々木、など、世界的にみてもわずか
しか行われておらず、非常に貴重な観測です。
パリ協定で合意された世界平均気温の上昇を抑える目標を達成するためには、
温室効果ガス排出量の大幅な削減が不可欠です。このような地上での多成分か
つ高精度な大気観測と、平成30年度打上げ予定の温室効果ガス観測技術衛星2号
「いぶき2号」(GOSAT-2)の全球観測データを組み合わせることで、温室効果
ガスの吸収・排出量の把握精度の向上が期待されます。
2) 磯の匂いが雲を作る
~海洋から大気への硫化ジメチル放出量の実計測に成功~
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170724/20170724.html
●研究成果のポイント
・ 1.微気象学的手法の一つである傾度法とオンライン質量分析計を組み合わ
せた独自の観測システムを用いて、太平洋広域における硫化ジメチルの海
洋から大気への放出量の実計測に成功しました。
・ 2.従来報告されてきた硫化ジメチルのガス交換係数の推定値が概ね有効で
あることが示されました。
・ 3.本研究の観測システムを活用することで、雲の元になる硫化ジメチルの大
気への放出量見積の精度向上につながり、気候システムモデルの精緻化
に貢献することが期待されます。
3)「アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ第15回会合
(WGIA15)」の結果について
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170720/20170720.html
環境省と国立研究開発法人国立環境研究所は、ミャンマー天然資源環境保
全省とともに、アジア地域諸国の温室効果ガスインベントリ(排出・吸収目録)
の精度向上と、地域の協力関係の促進を目的とし、7月11日(火)~13日(木)
に、「アジアにおける温室効果ガスインベントリ整備に関するワークショップ
第15回会合(15th Workshop on Greenhouse Gas Inventories in Asia(WGIA15))」
を、ミャンマー・ネピドーにおいて開催しました。
今次会合には、日本を含む参加国14か国の政府関係者、研究者及び国際機関等
(総計120名)が参加し、温室効果ガスインベントリの相互学習や、途上国が2年
に1度、提出する隔年更新報告書(BUR)についての国際的協議・分析(ICA)の
経験も踏まえた議論等を行い、参加国の「測定・報告・検証(MRV)」の能力向上
支援とネットワークの更なる強化を図りました。
4)市民参加型イベント「バードデータチャレンジ in 白河2017」を開催します(お知
らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170714/20170714.html
国立研究開発法人国立環境研究所(以下、国立環境研究所という。)は、2017
年10月14日に市民参加型イベント『バードデータチャレンジ in 白河 2017』を
日本野鳥の会白河支部との共催で開催します。本イベントは、2015年に福島市、
2016年に郡山市で開催し、今回で3度目となります。
国立環境研究所では、災害環境研究の一環として、2014年度より東京電力福
島第一原発事故に伴う避難指示区域内とその周辺地域を対象とした生態系モニ
タリングを継続しています。本イベントでは、参加者がモニタリングで得られ
た鳥類の鳴き声の録音音声を聞き、種判別を行います。さらに、その結果を即
時に可視化することにより鳥類の分布状況を参加者間で共有します。得られた
種の分布データはモニタリングデータの一部として組み込まれます。このイベ
ントは、参加者との協働という形をとることにより調査対象地域の鳥類の現状
について参加者と情報共有し、モニタリングデータの透明性を、向上すること
を目的としています。
5)「化学物質の正確なヒト健康への影響評価を目指して─新しい発達神経毒性試験
法の開発」国立環境研究所「環境儀」第65号の刊行について(お知らせ)
https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170706/20170706.html
国立研究開発法人国立環境研究所(以下、「国立環境研究所」という。)は、
研究成果等をわかりやすく伝える研究情報誌「環境儀」の最新号、「化学物質の
正確なヒト健康への影響評価を目指して─新しい発達神経毒性試験法の開発」を
刊行します。
私たちは身の回りの環境の変化に応じてさまざまな化学物質に曝(さら)され
ており、健康などへの悪影響が懸念されています。公害問題がクローズアップさ
れた1960年代には、限られた地域で特定の化学物質に高濃度で曝露(ばくろ)さ
れた人々の健康被害が問題になりました。しかし、現代では低濃度で多様な化学
物質に曝されている多くの人々の健康状態に関心が向けられています。特に胎生
期にある種の化学物質に曝されると、その後の成長や発達に影響を与えると考え
られており、そのメカニズムを明らかにするにはヒト組織由来の胚性幹(ES)
細胞や人工多能性幹(iPS)細胞を用いることが有望視されています。
本号では、国立環境研究所で2009年より実施しているヒトES細胞による研究
を中心に、ヒト組織由来の細胞を用いた化学物質の影響評価について紹介しま
す。
【イベント案内】
1) 市民公開シンポジウム「化学物質の内分泌かく乱作用研究の最新動向」開催のお
知らせ
https://www.nies.go.jp/event/2017/20170728.html
化学物質の内分泌かく乱作用に関する国内外の研究の最新動向からいくつか
の話題について、一般市民から専門家までを対象として紹介する公開シンポジ
ウムを開催します。それぞれ講演ごとに質疑応答・意見交換の時間を設けてあり
ます。どなたでも無料でご参加いただけます。
●日時:2017年9月15日(金)14:00-17:00(13:30開場)
●場所:コンベンションホールAP浜松町 N+O会議室
https://www.tc-forum.co.jp/kanto-area/ap-hamamatsucho/ha-base/
●主催:国立研究開発法人 国立環境研究所
●参加費:無料(定員130名、定員に達し次第締め切ります)
※参加登録:氏名・(ある場合は)所属を明記の上、
sympo1552@nies.go.jpへメールでお申し込みください。
【刊行案内】
1)「国立環境研究所構内の自然探索(2017年版)」を掲載しました
https://www.nies.go.jp/kanko/sonota/index.html
国立環境研究所が毎年発行している環境報告書には、つくば構内の自然を紹
介する「国環研自然探索」のコーナーがあります。本冊子は、このコーナーの記
事を集めた総集編です。
2)「環境報告書2017」を掲載しました
https://www.nies.go.jp/kankyokanri/ereport/2017.html
国立環境研究所が、環境配慮促進法第9条に基づき作成した環境報告書で
す。
3)高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌オンラインマガジン環環2017年
7月号が発行されました
http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201707.html
けんきゅうの現場から:久保田利恵子「ごみがコミュニティに三つの価値を
生み出した-インドネシア・あるごみ社会起業家の取組み-」
4)地球環境研究センターニュース2017年8月号が発行されました
https://www.nies.go.jp/kanko/news/index.html
・REPORT:ペースアップが望まれるパリ協定の実施指針の議論
・INTERVIEW:対話オフィスの一年を振り返る
・REPORT:講演会「地球温暖化とわたしたちの未来」
・INTERVIEW:地球環境研究センターの活動に期待することを渡辺新理事長に効
きました
・REPORT:国立環境研究所一般公開「春の環境講座」を開催しました 4
・REPORT:地球温暖化の適応策と、一人一人ができること
・NEWS:谷本浩志室長が第2回地球惑星科学振興西田賞を受賞しました
・REPORT:衛星観測センターがJpGU-AGUに出展
・REPORT:エコライフ・フェア2017に出展しました!
・RESEARCH:新たな統合型水文生態系-生物地球化学結合モデルの開発
5)「特集 国立環境研究所 福島支部を拠点とした災害環境研究の新たな展開」国立
環境研究所ニュース36巻2号を掲載しました
http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/
環境問題に立法・行政・研究面でたずさわる方々および環境問題に関心を持つ
一般の方々に、国立環境研究所の活動と研究成果に関する情報を提供します。
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