バックナンバー

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    国立研究開発法人国立環境研究所メールマガジン8月号
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    国立研究開発法人国立環境研究所メールマガジン6月号
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    国立研究開発法人国立環境研究所メールマガジン4月号
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    国立研究開発法人国立環境研究所メールマガジン3月号
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    国立研究開発法人国立環境研究所メールマガジン2月号
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    国立研究開発法人国立環境研究所メールマガジン1月号
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    国立研究開発法人国立環境研究所メールマガジン12月号
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    国立研究開発法人国立環境研究所メールマガジン9月号
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    国立研究開発法人国立環境研究所メールマガジン8月号
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    国立研究開発法人国立環境研究所メールマガジン7月号
  • 2015/06/08 (Mon) 15:23
    【訂正のお詫び】国立研究開発法人国立環境研究所メールマガジン6月号
  • 2015/06/03 (Wed) 12:00
    国立研究開発法人国立環境研究所メールマガジン6月号
  • 2015/05/06 (Wed) 12:00
    国立研究開発法人国立環境研究所メールマガジン5月号
  • 2015/04/01 (Wed) 16:04
    国立研究開発法人国立環境研究所メールマガジン4月号
  • 2015/03/04 (Wed) 12:00
    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン3月号
  • 2015/02/04 (Wed) 12:00
    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン2月号
  • 2015/01/14 (Wed) 12:00
    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン1月号
  • 2014/12/17 (Wed) 12:00
    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン12月号
  • 2014/11/19 (Wed) 18:52
    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン11月号
  • 2014/10/22 (Wed) 17:03
    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン10月号
  • 2014/09/24 (Wed) 13:30
    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン9月号
  • 2014/08/27 (Wed) 16:39
    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン8月号
  • 2014/07/23 (Wed) 13:05
    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン7月号
  • 2014/06/25 (Wed) 19:43
    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン6月号
  • 2014/05/21 (Wed) 17:51
    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン5月号
  • 2014/04/23 (Wed) 15:24
    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン4月号
  • 2014/03/26 (Wed) 20:11
    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン3月号
  • 2014/02/19 (Wed) 14:56
    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン2月号
  • 2014/02/07 (Fri) 14:05
    【2月臨時号】独立行政法人国立環境研究所メールマガジン
  • 2014/01/22 (Wed) 18:32
    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン1月号
  • 2013/12/25 (Wed) 16:00
    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン12月号
  • 2013/11/20 (Wed) 12:00
    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン11月号
  • 2013/10/24 (Thu) 09:43
    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン10月号
  • 2013/09/25 (Wed) 12:00
    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン9月号
  • 2013/08/28 (Wed) 14:02
    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン8月号
  • 2013/07/24 (Wed) 13:10
    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン7月号
  • 2013/06/26 (Wed) 14:38
    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン6月号
  • 2013/05/22 (Wed) 16:26
    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン5月号
  • 2013/04/24 (Wed) 15:48
    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン4月号
  • 2013/03/27 (Wed) 08:00
    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン 2013年3月号
  • 2013/02/27 (Wed) 12:00
    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン 2013年2月号
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    【訂正・お詫び】独立行政法人国立環境研究所メールマガジン2013年1月号
  • 2013/01/23 (Wed) 08:00
    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン 2013年1月号
  • 2012/12/26 (Wed) 08:00
    独立行政法人国立環境研究所 メールマガジン 2012年12月号

国立研究開発法人国立環境研究所メールマガジン9月号

2017/09/06 (Wed) 12:00
   ■=====================================■
                メールマガジン2017年9月号
         発行:国立研究開発法人国立環境研究所 企画部広報室
         メールマガジンに関するお問い合わせ: kouhou0@nies.go.jp
         ホームページ: http://www.nies.go.jp/                                 
   ■=====================================■

      国立環境研究所では、地球温暖化が進むと、私たちの生活へ直接的にどのよう
     な影響を及ぼすのか研究しています。6月には、「平均気温の上昇により、熱中
     症予防の経済的コストが増える」ことに関するプレスリリースを行いましたが、
     8月には「世界の穀物収量の伸びが鈍化」することに関するプレスリリースを行
     いました。
      https://www.nies.go.jp/whatsnew/2017828-2/20170828-2.html
      温暖化に伴う気候変動は、熱中症や農業生産ばかりでなく世界規模で様々な形
     で影響を及ぼします。温暖化を防ぐための取組とともに、気候変動に適応した技
     術の開発・普及が進むよう、弊所の発信する情報が役立てば幸いです。

     それではNIESメールマガジン2017年9月号をお届けいたします。 〈R. T〉

      - - - - - - - - - - - - - - - -CONTENTS- - - - - - - - - - - - - - - -


     【報道発表】
       1)黄砂飛来の翌日に急性心筋梗塞が増える可能性
        https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170904/20170904.html
       2) 温暖化の進行で世界の穀物収量の伸びは鈍化する-新たな将来予測の結
        果、世界の増加する食料需要を満たすためには、気候変動に適応した穀
        物生産技術がますます重要に-
        https://www.nies.go.jp/whatsnew/2017828-2/20170828-2.html
       3) 福島県避難指示区域内および周辺の鳥類出現分布データの公開について
        https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170828/20170828.html
       4)福島県三島町と国立研究開発法人国立環境研究所との連携・協力に関する
        基本協定の締結について(お知らせ)
        https://www.nies.go.jp/whatsnew/2017817/20170817.html

     【刊行案内】
       1) 「Booklet Series of Environmental Emergency Research Vol.4」を発
         行しました
        http://www.nies.go.jp/fukushima/booklet-seris.html
       2)高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌オンラインマガジン環環
         2017年8月号が発行されました
        http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201708.html
       3)地球環境研究センターニュース2017年9月号が発行されました
        https://www.nies.go.jp/kanko/news/index.html
       4) 国立環境研究所 資源循環・廃棄物研究センターガイドブック:「高齢者
         ごみ出し支援事例集」が刊行されました
        http://www-cycle.nies.go.jp/jp/report/aging3.html
       5)環境儀65号「化学物質の正確なヒト健康への影響評価を目指して-新しい
         発達神経毒性試験法の開発」の紹介動画を公開しました
        http://www.nies.go.jp/kanko/kankyogi/65/02-03.html
       6)CGERリポート「日本国温室効果ガスインベントリ報告書2017年」を掲載
        http://www.cger.nies.go.jp/publications/report/i135/
       7)CGERリポート「National Greenhouse Gas Inventory Report of JAPAN,
         2017」を掲載
        http://www.cger.nies.go.jp/publications/report/i134/ja/
       8)NIESレターふくしま8月号が発行されました
        http://www.nies.go.jp/fukushima/pub-magazine.html#nies-letter
   
     【更新情報】
       1) 国立環境研究所「対話オフィス」の公式TwitterとFacebookページを開設
         しました
        http://www.nies.go.jp/taiwa/
       2) 環境展望台「そらまめ君ギャラリー」、「黄砂飛散予測図」を公開しまし
         た。過去から最新のデータまで、大気汚染の速報値や予測値を地図化し
         たわかりやすい画像を掲載しています。是非ご覧ください。
        http://tenbou.nies.go.jp/gis/realtime/
       3)夏の大公開2017開催報告 社会センター編(前後編)を公開しました
        http://www.nies.go.jp/social/oc2017report01.html
       4) 環境展望台・環境技術解説「バイオ燃料」を公開しました
        http://tenbou.nies.go.jp/science/description/detail.php?id=107

      ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

     【報道発表】
       1) 黄砂飛来の翌日に急性心筋梗塞が増える可能性
        ★熊本大学、京都大学、工学院大学、国立循環器病研究センターとの共同発表
        https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170904/20170904.html
         熊本大学の小島淳特任准教授ら、国立環境研究所の道川武紘主任研究員ら、
        京都大学、工学院大学、国立循環器病研究センターの研究者らと共同で、熊本
        大学が熊本県内の医療機関や熊本県との協力の下で実施している、急性心筋梗
        塞登録事業のデータを利用した環境疫学研究を行い、アジア大陸の砂漠域に由
        来する黄砂が心筋梗塞の発症と関連していることを明らかにしました。とくに、
        慢性腎臓病のある方が、黄砂の影響を受けて心筋梗塞を起こしやすくなる可能
        性を示したのは世界初です。今後、黄砂の影響を受けやすい要因に関する知見
        を蓄積し、黄砂による健康影響の予防につなげていくことが期待されます。
         本研究は、平成26年~28年度環境省環境研究総合推進費、公益財団法人総合
        健康推進財団平成28年度第33回一般研究助成、科学研究費助成事業平成29年
        度挑戦的研究、平成29年度熊本大学めばえ研究推進事業助成支援を受けて実施
        したものです。本研究成果は平成29年8月29日午前11時30分(現地時間)にス
        ペイン・バルセロナで開催されたヨーロッパ心臓病学会のHot Lineで口頭発表
        するとともに、平成29年8月29日循環器専門誌であるEuropean Heart Journalに
        論文が掲載されました。

       2) 温暖化の進行で世界の穀物収量の伸びは鈍化する-新たな将来予測の結果、世
         界の増加する食料需要を満たすためには、気候変動に適応した穀物生産技術が
         ますます重要に-
        https://www.nies.go.jp/whatsnew/2017828-2/20170828-2.html
        ・世界の主要穀物の将来の収量変化について、気候変動(気温上昇)の影響に
         加えて、経済発展に伴う既存の増収技術の開発途上国への普及や、播種期の
         移動などの簡易な対策技術の導入を考慮した、新たな予測を行いました。
        ・トウモロコシとダイズは今世紀末までの気温上昇が1.8℃未満でも、また、コ
         メとコムギは気温上昇が3.2℃を超えると収量増加が停滞し始めることが分か
         りました。
        ・本成果から、将来の気候変動下で収量増加を維持するためには、2000年頃ま
         でに開発された増収技術の普及を開発途上国でさらに進めることに加え、より
         積極的な気候変動への適応技術を開発し、取り入れていくことが世界的に重要
         と示唆されます。

       3) 福島県避難指示区域内および周辺の鳥類出現分布データの公開について
        https://www.nies.go.jp/whatsnew/20170828/20170828.html
         国立研究開発法人国立環境研究所では、原発事故後の環境変化に伴う避難
        指示区域内外の鳥類のモニタリングを2014年より実施しています。鳥類は種ご
        とに異なる鳴き声を発するため、音声を録音することで種ごとの出現頻度を知
        ることができます。そこで、避難指示区域内とその周辺の52地点に録音機を設
        置し、録音された鳴き声を判別して出現した鳥類の種類を記録しています。原
        発事故は社会の関心が非常に高く、社会に開かれた「オープンサイエンス」の
        観点から、本研究では、一般の野鳥愛好家の方々にも参加いただくイベント
        「バードデータチャレンジ」を通じて一部のデータを得るとともに、得られた
        データ自体を「データペーパー*1」という形態で公開しました。
         公開したデータから計算した種ごとの発見されやすさの分布は、Webサイト
        「KIKI-TORI MAP」(URL: http://www.nies.go.jp/kikitori/contents/map/)に
        て地図上でご覧いただくことが可能です。今回公開したデータは2014年度のも
        ので、引き続きモニタリングを継続して新たに得られたデータを追加・更新し
        ていく予定です。今後、避難指示解除前後の鳥類相の変化についてのデータを
        蓄積することで、人間活動の急速な変化が生態系に与える影響を検証できると
        考えられます。

       4)福島県三島町と国立研究開発法人国立環境研究所との連携・協力に関する
         基本協定の締結について(お知らせ)
        https://www.nies.go.jp/whatsnew/2017817/20170817.html
         福島県三島町及び国立研究開発法人国立環境研究所は、三島町における地域
        資源の活用による環境と調和したまちづくりに関する研究を推進するとともに、
        その成果の活用を図る連携・協力について基本協定を締結いたします。
         本協定の下、三島町と国立環境研究所は、1.互いの情報、資源、研究成果等
        の活用、2.環境分野における人材育成、3.研究成果等の地域への還元及び普及
        啓発、について連携・協力を促進します。

     【刊行案内】
       1)「Booklet series of environmental emergency research Vol.4」を発行しま
        した
        http://www.nies.go.jp/fukushima/booklet-seris.html
        ・Researcher Interview
         Toward community development for a sustainable future
        ・Summary
         Environmental renovation research to support integrated community
         development linking reconstruction to the future
        ・On our research
         Research initiatives to support environmentally sustainable reconstruction

       2)高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌オンラインマガジン環環2017年
         8月号が発行されました
        http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201708.html
        ・循環・廃棄物の豆知識:竹崎 聡「強熱減量試験」
        ・けんきゅうの現場から:山田一夫「専門研究の深みと広がり-コンクリート材料か
         ら-」

       3)地球環境研究センターニュース2017年9月号が発行されました
        http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/
        ・REPORT:進展を続ける宇宙からの観測―第13回宇宙からの温室効果ガス
         観測に関する国際ワークショップ(IWGGMS-13)参加報告―
        ・INTERVIEW:地球環境研究センターの活動に期待することを立川裕隆新理事
         に聞きました
        ・REPORT:公開シンポジウム2017での地球環境研究センターの広報活動
        ・RESEARCH:最近の研究成果 陸域生物圏モデルの開発と温暖化研究:最近の
         動向

       4) 国立環境研究所 資源循環・廃棄物研究センターガイドブック:「高齢者ごみ出
         し支援事例集」が刊行されました
        http://www-cycle.nies.go.jp/jp/report/aging3.html
         国立環境研究所資源循環・廃棄物研究センターでは、高齢者を対象としたごみ
        出し支援の制度設計や運用の仕方をわかりやすく説明する「高齢者ごみ出し支援
        ガイドブック」を作成し、平成29年5月に公表しました。本事例集は、ガイドブッ
        クの副読本として、全国で行われているごみ出し支援の取り組み12事例について、
        自治体、事業者、地域コミュニティの主体別に詳しく紹介するものです。各事例
        の関係者に、ヒアリング調査を行った結果に基づいて、執筆をしました。自治体
        や一般廃棄物事業者、地域団体の方々が、ごみ出し支援を新たに始めたり、既に
        行っている取り組みを改善したりする際に、ガイドブックと合わせて読むことで、
        参考となる内容になっています。

       5)環境儀65号「化学物質の正確なヒト健康への影響評価を目指して-新しい発達
        神経毒性試験法の開発」の紹介動画を公開しました
        http://www.nies.go.jp/kanko/kankyogi/65/02-03.html
         私たちの身の回りの環境は年々大きく変わってきており、その変化に応じて環
        境中のさまざまな化学物質に私たちは曝(さら)されています。そのため、環境
        中にある化学物質が私たちの健康や生物などに、悪影響を及ぼしているのではな
        いかという懸念が長い間続いています。1960年代に公害問題がクローズアップ
        され、限られた地域で特定の化学物質に高濃度で曝露(ばくろ)された人々の健
        康被害が問題になりました。しかし、現代では低濃度で多様な化学物質に曝され
        ている多くの人々の健康状態に関心が向けられています。子どもでは発達障害
        やアトピー性皮膚炎、ぜんそくなど、高齢者では認知症やがんなどの疾病が増
        加しており、生活環境中の化学物質がこれらの疾病の発症に関与していると考
        えられています。
         特に胎生期にある種の化学物質に曝されると、その後の成長や発達に影響を
        与えると考えられています。そのメカニズムを明らかにするには、細胞の分化や
        組織の発達が観察できるヒト組織由来の胚性幹(ES)細胞や人工多能性幹(iPS)
        細胞を用いることが有望視されています。
         本号では、国立環境研究所で2009年より文部科学省の許可を受けて実施し
        ているヒトES細胞による研究を中心に、ヒト組織由来の細胞を用いた化学物質
        の影響評価について紹介します。

       6)CGERリポート「日本国温室効果ガスインベントリ報告書2017年」を掲載
        http://www.cger.nies.go.jp/publications/report/i135/
       7)CGERリポート「National Greenhouse Gas Inventory Report of JAPAN, 2017」
        を掲載
        http://www.cger.nies.go.jp/publications/report/i134/ja/
         気候変動枠組条約および関連決議に従い、本報告書では、日本における温
        室効果ガスインベントリの作成体制、各排出源及び吸収源による温室効果ガス
        の排出量及び吸収量の推計手法、温室効果ガス(二酸化炭素(CO2)、メタン
        (CH4)、一酸化二窒素(N2O)、ハイドロフルオロカーボン類(HFCs)、パー
        フルオロカーボン類(PFCs)、六ふっ化硫黄(SF6)、三ふっ化窒素(NF3))
        の1990–2015年度の排出及び吸収状況を整理しました。

       8)NIESレターふくしま8月号が発行されました
        http://www.nies.go.jp/fukushima/pub-magazine.html#nies-letter
        ・「福島支部交流セミナー in つくば」を開催しました
        ・管理課ってどんな仕事をしているの?-福島支部管理課 企画総務係 係長
         丸尾武史
        ・地域住民との連携によって開かれた生物モニタリングを目指す-生物・生態系
         環境研究センター/福島支部 主任研究員 深澤圭太

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