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    【訂正のお詫び】国立研究開発法人国立環境研究所メールマガジン6月号
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    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン1月号
  • 2014/12/17 (Wed) 12:00
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    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン4月号
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    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン3月号
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    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン2月号
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    【2月臨時号】独立行政法人国立環境研究所メールマガジン
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    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン1月号
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    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン12月号
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    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン11月号
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    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン10月号
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    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン8月号
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    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン5月号
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  • 2013/02/27 (Wed) 12:00
    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン 2013年2月号
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    独立行政法人国立環境研究所メールマガジン 2013年1月号
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    独立行政法人国立環境研究所 メールマガジン 2012年12月号

国立環境研究所メールマガジン3月号

2019/03/06 (Wed) 10:00
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              メールマガジン2019年3月号
        発行:国立研究開発法人国立環境研究所 企画部広報室
       メールマガジンに関するお問い合わせ: kouhou0@nies.go.jp
          ホームページ: http://www.nies.go.jp/
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 梅の香りが爽やかに漂う春暖の候。
 国立環境研究所つくば本部では、構内にある梅の花が満開で、見頃を迎えております。雨に打たれて艶やかに光る花びらの美しさは息をのむほどです。中庭ではキジの元気な姿も目撃されています。桜の開花も待ち遠しい季節となりました。
 ところで、暖かくなるにつれて活発になるのは、花や鳥たちだけではありません。近年、世界各国から日本へ運ばれてきている特定外来生物ヒアリ。ヒアリは時として私たちの命に危険を及ぼす脅威です。その小ささから、家屋や公園など私たちの生活に関わるあらゆる場所へ侵入することができます。万一、日本に定着した場合には、処置が遅れると生命の危険が伴う危険な生物です。2020年の東京オリンピックも迫る今、ヒアリ対策は非常に重要な問題となっています。
 そんなヒアリ対策に一石を投じる研究が発表されました。それがヒアリDNA検出キットです。簡単な手順で正確にヒアリの有無を調べることができます。4月1日(月)より、全国から募集を募り、無料で配布することになりました。詳しくはこちらからご覧いただけます。
(http://www.nies.go.jp/whatsnew/20190301/20190301.html)
 それではNIESメールマガジン2019年3月号をお届けいたします。〈H.K〉


- - - - - - - - - - - - - - - - - - -CONTENTS- - - - - - - - - - - - - - - - - -

【受賞情報】
1)CONTRAILプロジェクトが第1回日本オープンイノベーション大賞環境大臣賞を受賞しました
http://www.cger.nies.go.jp/ja/news/2019/190206.html

地球環境研究センターの町田敏暢室長を中心とする研究チーム(国立環境研究所、気象研究所、日本航空、ジャムコ、JAL財団)が実施している航空機による大気観測プロジェクトが、第1回日本オープンイノベーション大賞環境大臣賞を受賞しました。

2)石森 洋行主任研究員がJC-IGS論文賞を受賞
http://www.nies.go.jp/whatsnew/2018/20181206-1.html

受賞者氏名:石森 洋行(資源循環・廃棄物研究センター)
賞の名称:JC-IGS論文賞
授賞機関:国際ジオシンセティックス学会日本支部
受賞年月日:2018年12月06日
受賞対象:有機化合物に対する塩化ビニル系遮水シートの遮蔽性能とその支配因子について,Geosynthetics Engineering Journal ,32, 81-88,2017

【報道発表】
1)野焼きにより発生する微小粒子状物質(PM2.5)の影響を評価 -国立環境研究所研究プロジェクト報告「未規制燃焼由来粒子状物質の動態解明と毒性評価 平成27~29年度」の刊行について(お知らせ)
http://www.nies.go.jp/whatsnew/20190207/20190207.html

 国立環境研究所では、「国立環境研究所研究プロジェクト報告」として、「未規制燃焼由来粒子状物質の動態解明と毒性評価 平成27~29年度」を刊行します。
本報告書は、野焼き由来の微小粒子状物質(PM2.5)の動態を解明し、その毒性を評価するために実施した研究について取りまとめたものです。本研究により、大気中の粒子濃度に対して野焼きの寄与が無視できないことや、麦や稲の燃焼で生成する微小粒子状物質は、その毒性が大気中の微小粒子状物質と同程度もしくはそれ以上であることが示唆されました。また、野焼き発生件数の推定やシミュレーションによる影響評価も行えるようになりました。

2)妊婦の血中水銀及びセレン濃度と児の出生時体格との関連:子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)での研究成果
http://www.nies.go.jp/whatsnew/20190215/20190215.html

 環境省及び国立環境研究所では、北海道大学をはじめ全国15大学・機関(ユニットセンター)とともに、子どもの発育や健康に影響を与える化学物質等の環境要因を明らかにし、次世代の子どもたちが健やかに育つことのできる環境の実現を図ることを目的として、「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」を行っています。
 今回、平成28年4月にデータが確定した約2万人の妊婦の血中水銀及びセレンと出生時体格との関連を検討しました。血中セレン濃度が最も低い群の中で、血中水銀濃度と出生時体格との関連を調べたところ、血中水銀濃度は出生体重及び出生頭囲と関連が認められたもののわずかでした。妊婦の血中セレン濃度と出生時体格との間に関連は認められませんでした。
 本成果は、平成31年2月9日に環境科学の国際専門誌である「Environment International」に論文掲載されました。
 エコチル調査により、引き続き、子どもの発育や健康に影響を与える化学物質等の環境要因が明らかとなることが期待されます。

3)妊婦の血中マンガン濃度と児の出生時体格の関連について:子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)での研究成果
http://www.nies.go.jp/whatsnew/20190221/20190221.html

 環境省及び国立環境研究所では、千葉大学をはじめ全国15大学・機関(ユニットセンター)とともに、子どもの発育や健康に影響を与える化学物質等の環境要因を明らかにし、次世代の子どもたちが健やかに育つことのできる環境の実現を図ることを目的として、「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」を行っています。
今回、平成28年4月にデータが確定した約2万人の妊婦と出生児のデータを分析した結果、血中マンガン濃度と新生児の出生時体重及び頭囲との関連が認められました。
本成果は平成31年2月8日に環境保健の国際専門誌である「Environmental Research」に掲載されました。
エコチル調査により、引き続き、子どもの発育や健康に影響を与える化学物質等の環境要因が明らかとなることが期待されます。

4)気候変動による影響の連鎖の可視化に成功-地球温暖化問題の全体像を人々が理解することに貢献-
http://www.nies.go.jp/whatsnew/20190228/20190228.html
 
 地球温暖化は人間社会や自然環境に様々な問題を引き起こし、ある問題が別の問題を引き起こすというように、「影響の連鎖」が生じます。国立環境研究所、国立大学法人東京大学、国立大学法人東京工業大学など研究プロジェクトチームは、気候変動の影響に関する文献の網羅的な調査を行い、得られたデータを理解可能な図として表現することで、気候変動が及ぼす影響の連鎖を可視化をすることに成功し、論文として発表しました。影響連鎖の図を分析することにより、気候変動が自然環境、社会経済、人間生活に与える影響の大きな構造が明らかになりました。本研究によって、研究者だけでなく多くの人々が、気候変動によって生じる様々な影響のつながりを理解し、地球温暖化問題の全体像を理解することに役立ちます。この研究成果は、米国地球物理学連合(American Geophysical Union)の発行する学術誌 Earth’s Future に2019年2月12日付け(現地時間)で掲載されました。

5)ヒアリ早期発見のための「ヒアリDNA検出キット改良版」の試験希望機関の募集
http://www.nies.go.jp/whatsnew/20190301/20190301.html
 
 国立環境研究所では、ヒアリ検出法を開発し、ヒアリDNA検出キットとしてパッケージ化しました。2018年に国内10箇所の試験研究機関に本キットを配布し、再現性の確認および問題点の改良を行ってきました。
その結果、簡易な手順で再現性が高くヒアリを検出できるキットが完成しました。当面は100箇所の試験希望機関を募り、無料で本キットを配布して、広くヒアリの侵入をモニタリングできる環境の構築を目指していきます。

【刊行案内】
1)NIESレターふくしま2月号が発行されました
http://www.nies.go.jp/fukushima/pub-magazine.html

2)地球環境研究センターニュース2019年3月号「国連気候変動枠組条約第24回締約国会議(COP24)報告 政府代表団メンバーからの報告:パリ協定実施ルール、一部を除き採択される」発行
http://www.cger.nies.go.jp/cgernews/

3)高校生も楽しめる資源循環・廃棄物研究情報誌オンラインマガジン環環2019年2月号「陸上の廃棄物が海洋マイクロプラスチックになるという話」が公開されました
http://www-cycle.nies.go.jp/magazine/top/201902.html

4)「特集 化学物質が小児・将来世代に与える健康影響の評価とメカニズムの解析」国立環境研究所ニュース37巻6号を掲載しました
http://www.nies.go.jp/kanko/news/index.html


【その他】
1)平成30年度地球温暖化防止パネル展で地球環境研究センターのパネルを展示しました
http://www.cger.nies.go.jp/ja/news/2019/190219.html

2)ヨーロッパの最新大気チャンバー訪問 ~次世代大気化学研究のための大型施設検討に向けて~
https://www.nies.go.jp/chiiki/20190218_sato_chamber.html

3)第4回NIES国際フォーラムを開催しました
http://www.nies.go.jp/event/forum/2018/index.html

4)CGERリポート「CGER’s Supercomputer Monograph Report Vol. 25 Transport modeling algorithms for application of the GOSAT observations to the global carbon cycle modeling」を掲載
http://cger.nies.go.jp/publications/report/i143/ja/

5)帯広市で国立環境研究所地球環境セミナーを開催しました
http://cger.nies.go.jp/ja/news/2019/190228.html

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