GF.jp 「上司に完璧を求めないで」「私は超人ではない」「万能の神じゃない」
2022/10/17 (Mon) 14:53
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※メールのさいごは【お台場の観覧車】おかしな解体をお届け☆
こんにちは。
グラフィックファシリテーター(R)やまざきゆにこです。
今回のメルマガは、グラフィックファシリテーションの現場で
「メンバーの不満」を描くたび、ちょいちょい私の絵筆が
「上司の肩を持ってしまう」お話です。
●上司に対するモヤモヤ
「上司が、わたしの仕事（量や中身）を分かってくれていない」
「相談しているのに、上司がハッキリ答えてくれない」
そんな声を描いたのが下の絵です。
一般職の人たちだけに集まってもらったワークショップで、
普段の働き方でモヤモヤしていることを吐き出してもらうと、
必ず描けてくる「上司に対するモヤモヤ」です。
この時、初めて表に出来たこれらの声は、
普段は上司の耳まで届いていません。
メンバーは黙って上司からの指示を受けながら、
心の中でモヤモヤネガネガしたまま業務をしていた。
と、これだけ書くと問題は
上司にありという構図になりがちですが
「ちょっと待ってー！」と絵筆は言いたいんです。
●「上司一人にして、部下は何人？」
こうした絵巻物を描くたび、不思議に思って聞き返してしまいます。
「上司一人に対して、メンバーはいったい何人いる組織なんですか？」
上司は何人面倒を見なくちゃいけなくて、
何をどこまで知っていなくちゃいけないのでしょうか。
「同僚が何をやっているか、何を考えているか、
どのくらい見えてます？分かってます？」
「シーン……」
「そう思っていることを、上司に伝えたことはありますか？」
と重ねて聞いてしまうのですが、どんな返事が返ってくると思いますか？
「言ったけど変わらない」「だから言うのを諦めた」
「言える雰囲気じゃない」ならよいのです。
これを機に上司を思い切り責めましょう、変わってもらいましょう。
でも、いちばん多い回答はこちら。
「そう思っているのはじぶんだけだと思ってた（から言わなかった）」
「言われたことは黙ってやるものだと思ってた」
「でも今日みんなが同じモヤモヤを抱えていたことが分かって嬉しかった」
「自分だけじゃないと知って救われた」
ウソのような本当の話。
リモートワークが増えて一気に増えた感想です。
●部下に対するモヤモヤ
一方、今回のメールの件名
「上司に完璧を求めないで」「私は超人ではない」「万能の神じゃない」は、
管理職だけが参加するワークショップで実際に聞こえてきた声です。
中でも、組織のモヤモヤで「よく描けてくる絵」が
左上の絵に描けてきました。それはメンバーがそれぞれ
「上司は完璧な上司であるべき」という
勝手な理想像を上司に押し付けているという絵です。
「こうあってほしい」という期待や理想を無意識のうちに
押し付けてしまうことはいろんな場面であると思います。
人それぞれの「完璧な両親」「完璧な彼氏彼女」「完璧なサービス」
「完璧な教育」「完璧なプレゼン資料」などなど。
でも、勝手にそれを押し付けられ、思い通りにならないからといって、
黙って不満や怒りまで溜め込まれていたら…
「本当の被害者はどっち？」
昨今、「心理的安全性がない」と言われるとき、
グラフィックファシリテーションの現場のほとんどは
「上長の前で発言するのは心理的不安がある」という状況です。
でもですね、でもですね、
上の絵巻物を見ていると、上司一人に対して、多数の部下が
完璧を求める「無言の圧」をかけているこの状態は、
ある意味、怖い絵にも寂しい絵にも見えてきます。
心理的不安な状態をつくっている原因は、
上長だけではないのでは？
●部下に上司のモヤモヤを伝えたら
ちなみに右上の絵は、一般職ワークショップで、
またも上司への不満が聞こえてきたので、
思わず上司に「オレだって万能の神じゃない」というセリフを
わたしが描き足してしまった絵です。
じつはその前の週まで、同じ組織の管理職だけのワークショップで、
すでに100人近くの管理職のモヤモヤネガネガを描いていました。
その１つに「オレだって万能の神じゃない」という声があったんです。
管理職の心の叫びをすべて受け取ったわたしの右手は、
反射的に上司の気持ちを代弁せずにはいられませんでした。
実際、このことを一般職の方たちに伝えたら、
どんな反応が返ってきたと思いますか。
「上司なんだから決めてくれないと困る」とか
「管理職なのだからきちんと管理してください」
という反論が出てくるなら、
思い切り上司を責めましょう。直してもらいましょう。
なのですが、またも「えええ！？」という内容でした。
●知らなかった
（一番左の絵）「上司から見たら（自分たちのこと）見えないんだ」
え？！完全オンラインに移行してこの１年間出社もしていないのに、上司は見えていると思ってたの？！
（真ん中の絵）「上の人もモヤモヤしてるんだ」
え！？上の人はモヤモヤしていないと思ってたの？！
（一番右の絵）「上司は部下のことを分かってくれてるよねと勝手に思ってた」
ええええーーー！？これが１年目の新人さんの言葉ではないんです。10年目の人からだって聞こえてきます。
●誤解・妄想・思い込み
描いてみると、ビックリするくらい
勝手な誤解から妄想を膨らませ、
傷ついたり、イライラしたり、虚しさを感じたり、
いや大半はそんな感情にフタをして業務をこなしている。
みなさんの近くに思い当たる人はいませんか。
こちらの現場では日々こうした大量のモヤモヤを描いています。
そもそも、どんなワークショップで
こうした絵が描けてくるのかというと、
多くはポジティブなお題が大前提です。
例えば「組織のありたい姿やビジョンを描きたい」とか
「新しい働き方やこれからのキャリアイメージを共有したい」とか、
ゴールは「エンゲージメントの数値改善」とか
「ＤＸ企業に変革するための業務改善施策を決めたい」とか。
ただ、どんなお題でも、
今抱えているモヤモヤを吐き出さないまま
ビジョンや施策を語っても、
キレイゴトは絵空事。
だから「ありたい姿（ポジ）を語る前に、
ありたくない姿（ネガ）から語ってほしい」とお願いすると、
「まさにモヤモヤしてた」「ネガを吐き出させたい」
となるのですが、ここから２つに分かれます。
ひとつは「面倒なあの人も呼ぼう」「若手にも参加してもらおう」と
日頃、直接言いにくい相手やキーマンを巻き込む場合。
もう一つは対照的に、
「メンバーに吐き出してもらいたい」
「でも、上司がいると言わない」「黙っちゃう」
と心配して、配慮手厚く
「オレがいるとみんな言いたいこと言えないだろうから、
ゆにさん後で絵巻物で報告してよ」などなど。
あの手この手で安全な場をつくって
「メンバーだけでぶっちゃけて」というワークショップが実施されています。
でも、どちらにしても絵巻物を俯瞰して、無意識のうちに
「上司のせい」「会社のせい」「制度のせい」にしていた
自分や相手の世界まで俯瞰してみると、
「視野が狭かった」「深刻になりすぎていた」
「声をあげなければ相手にだって伝わらない」
「直接言ってもダメなら別の人に言ってみよう」と
自然と自律・自責・自走していく発言に変容していくんです。
●そう感じていたなんて、早く言ってよ～
実際、管理職と一般職、
両者の絵巻物をお互い見比べてみると、
「知らなかった」と驚く内容が多いのです。
こうしたギャップを400超も描き続けてくると
「その不満は単なる誤解かもしれませんよ」
「悪気はないと思いますよ」と
声をあげたくなることは本当に多いんです。
結局、お互いさまなのだけれど、今回は
いつも責められるのを覚悟して
「ネガ吐き出しの場」を決断してくれるリーダーに代わって、
若手や一般職の方々にお願いしたいです。
上司が置かれている状況や心の声を知るだけで、
捉え方が変わります。楽になります。
気軽に声をあげてみようと思えてきます。
ネガポジワークショップを体験しなくても、
下に紹介するOCEANSの「リーダーたちのモヤモヤ相談室」も、
そんな目線でぜひ読んでみてください。
そもそも、完璧な上司なんているのかな。
あなたは完璧な上司になるつもり？それとも完璧な部下ですか？
ネガの反転にこそ、ポジティブな想い（ハート）が描けてくる
体験ばかりしている描き手としては、
なんとかしたいとモヤモヤしている
不完全な上司や部下ほど愛おしいです。
-----------------------------------------------
【OCEANS連載】 リーダーたちのモヤモヤ相談室
ソワッチこと曽和利光くんの回答を読む前に、
自分なりのアドバイス考えてみてください。
今回はお知らせを怠っていた６本分をまとめてお届け。
毎度メールが長くてスミマセン(^^;
●「メンバーから斬新なアイデアが出てこない」
リーダーがやりがちな事とは？
https://oceans.tokyo.jp/article/detail/40582
われらの古巣・リクルートの
新規事業の生み出し方の話にも触れています。
リクルートはゼロベースなどにこだわっていなかった。
●「部下の長時間労働が改善しない」とき、
上司がすべき３つの事とは？
https://oceans.tokyo.jp/article/detail/40078
２枚目の絵にはメンバーのネガ
「管理職なのに管理できてない」という
グラフィックファシリテーションの現場で
何度描いたか分からないセリフを
描いておいたので見てみてね。
●会社から「働き方改革と業績向上の両立」
と言われても、どうすればいいのか分からない…。
https://oceans.tokyo.jp/article/detail/39666
ソワッチは「▽▽▽▽」と言う勇気を持て！
と言い切っちゃってます。
うんうん、強いフリしなくていいんだよね。
●「コロナでも出社・飲み会は自粛。
社員達が疲弊している」リーダーが出来る事とは？
https://oceans.tokyo.jp/article/detail/40714
ソワッチの「仕事の意味について議論をしているか」
という問いかけにドキッとする方も多いかも。
●「同期の出世を素直に喜べない」
40代が知るべき、出世の２大条件と最大の支援者とは？
https://oceans.tokyo.jp/article/detail/40201
言われてみればナルホドなんだけど、記事を読まず
「２大条件」を挙げるとしたら、あなたは何を挙げますか？
●「女性が働きやすい職場にしよう」
と言われても正直どうすればいい？
https://oceans.tokyo.jp/article/detail/39896
男性管理職にとって本当はどうでもいい
「◆◆◆◆」になっていませんか、と
男女関係なくグサッとくる内容になってます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
オマケ
【お台場の観覧車】おかしな解体
（9/13）「なぜ４つだけ」残ってる？
（9/14）「なぜ２つ飛んで１つだけ？！」
http://yunibow.ldblog.jp/archives/52164489.html
８月３１日に営業を終了してから
解体に入っているお台場の観覧車。
我が家の窓からだと全貌が見えないので、
オンライン会議の合間に走って見に行ったりしてたのですが、
忙しさにかまけて忘れていたら、こんなんなっちゃってました！
↓ こちら
http://yunibow.ldblog.jp/archives/52164489.html
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またメールします。
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１つに（Unify）なあれ。
株式会社ユニファイナアレ
グラフィックファシリテーター(R)やまざきゆにこ
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◆連載 技術評論社gihyo.jp「モヤモヤ議論にグラフィックファシリテーション」
http://gihyo.jp/lifestyle/serial/01/graphic-facilitation
◆オンラインセミナー 日本能率協会主催「グラフィックファシリテーション入門」
https://jma-mkonline.com/course/course04/
※メールのさいごは【お台場の観覧車】おかしな解体をお届け☆
こんにちは。
グラフィックファシリテーター(R)やまざきゆにこです。
今回のメルマガは、グラフィックファシリテーションの現場で
「メンバーの不満」を描くたび、ちょいちょい私の絵筆が
「上司の肩を持ってしまう」お話です。
●上司に対するモヤモヤ
「上司が、わたしの仕事（量や中身）を分かってくれていない」
「相談しているのに、上司がハッキリ答えてくれない」
そんな声を描いたのが下の絵です。
一般職の人たちだけに集まってもらったワークショップで、
普段の働き方でモヤモヤしていることを吐き出してもらうと、
必ず描けてくる「上司に対するモヤモヤ」です。
この時、初めて表に出来たこれらの声は、
普段は上司の耳まで届いていません。
メンバーは黙って上司からの指示を受けながら、
心の中でモヤモヤネガネガしたまま業務をしていた。
と、これだけ書くと問題は
上司にありという構図になりがちですが
「ちょっと待ってー！」と絵筆は言いたいんです。
●「上司一人にして、部下は何人？」
こうした絵巻物を描くたび、不思議に思って聞き返してしまいます。
「上司一人に対して、メンバーはいったい何人いる組織なんですか？」
上司は何人面倒を見なくちゃいけなくて、
何をどこまで知っていなくちゃいけないのでしょうか。
「同僚が何をやっているか、何を考えているか、
どのくらい見えてます？分かってます？」
「シーン……」
「そう思っていることを、上司に伝えたことはありますか？」
と重ねて聞いてしまうのですが、どんな返事が返ってくると思いますか？
「言ったけど変わらない」「だから言うのを諦めた」
「言える雰囲気じゃない」ならよいのです。
これを機に上司を思い切り責めましょう、変わってもらいましょう。
でも、いちばん多い回答はこちら。
「そう思っているのはじぶんだけだと思ってた（から言わなかった）」
「言われたことは黙ってやるものだと思ってた」
「でも今日みんなが同じモヤモヤを抱えていたことが分かって嬉しかった」
「自分だけじゃないと知って救われた」
ウソのような本当の話。
リモートワークが増えて一気に増えた感想です。
●部下に対するモヤモヤ
一方、今回のメールの件名
「上司に完璧を求めないで」「私は超人ではない」「万能の神じゃない」は、
管理職だけが参加するワークショップで実際に聞こえてきた声です。
中でも、組織のモヤモヤで「よく描けてくる絵」が
左上の絵に描けてきました。それはメンバーがそれぞれ
「上司は完璧な上司であるべき」という
勝手な理想像を上司に押し付けているという絵です。
「こうあってほしい」という期待や理想を無意識のうちに
押し付けてしまうことはいろんな場面であると思います。
人それぞれの「完璧な両親」「完璧な彼氏彼女」「完璧なサービス」
「完璧な教育」「完璧なプレゼン資料」などなど。
でも、勝手にそれを押し付けられ、思い通りにならないからといって、
黙って不満や怒りまで溜め込まれていたら…
「本当の被害者はどっち？」
昨今、「心理的安全性がない」と言われるとき、
グラフィックファシリテーションの現場のほとんどは
「上長の前で発言するのは心理的不安がある」という状況です。
でもですね、でもですね、
上の絵巻物を見ていると、上司一人に対して、多数の部下が
完璧を求める「無言の圧」をかけているこの状態は、
ある意味、怖い絵にも寂しい絵にも見えてきます。
心理的不安な状態をつくっている原因は、
上長だけではないのでは？
●部下に上司のモヤモヤを伝えたら
ちなみに右上の絵は、一般職ワークショップで、
またも上司への不満が聞こえてきたので、
思わず上司に「オレだって万能の神じゃない」というセリフを
わたしが描き足してしまった絵です。
じつはその前の週まで、同じ組織の管理職だけのワークショップで、
すでに100人近くの管理職のモヤモヤネガネガを描いていました。
その１つに「オレだって万能の神じゃない」という声があったんです。
管理職の心の叫びをすべて受け取ったわたしの右手は、
反射的に上司の気持ちを代弁せずにはいられませんでした。
実際、このことを一般職の方たちに伝えたら、
どんな反応が返ってきたと思いますか。
「上司なんだから決めてくれないと困る」とか
「管理職なのだからきちんと管理してください」
という反論が出てくるなら、
思い切り上司を責めましょう。直してもらいましょう。
なのですが、またも「えええ！？」という内容でした。
●知らなかった
（一番左の絵）「上司から見たら（自分たちのこと）見えないんだ」
え？！完全オンラインに移行してこの１年間出社もしていないのに、上司は見えていると思ってたの？！
（真ん中の絵）「上の人もモヤモヤしてるんだ」
え！？上の人はモヤモヤしていないと思ってたの？！
（一番右の絵）「上司は部下のことを分かってくれてるよねと勝手に思ってた」
ええええーーー！？これが１年目の新人さんの言葉ではないんです。10年目の人からだって聞こえてきます。
●誤解・妄想・思い込み
描いてみると、ビックリするくらい
勝手な誤解から妄想を膨らませ、
傷ついたり、イライラしたり、虚しさを感じたり、
いや大半はそんな感情にフタをして業務をこなしている。
みなさんの近くに思い当たる人はいませんか。
こちらの現場では日々こうした大量のモヤモヤを描いています。
そもそも、どんなワークショップで
こうした絵が描けてくるのかというと、
多くはポジティブなお題が大前提です。
例えば「組織のありたい姿やビジョンを描きたい」とか
「新しい働き方やこれからのキャリアイメージを共有したい」とか、
ゴールは「エンゲージメントの数値改善」とか
「ＤＸ企業に変革するための業務改善施策を決めたい」とか。
ただ、どんなお題でも、
今抱えているモヤモヤを吐き出さないまま
ビジョンや施策を語っても、
キレイゴトは絵空事。
だから「ありたい姿（ポジ）を語る前に、
ありたくない姿（ネガ）から語ってほしい」とお願いすると、
「まさにモヤモヤしてた」「ネガを吐き出させたい」
となるのですが、ここから２つに分かれます。
ひとつは「面倒なあの人も呼ぼう」「若手にも参加してもらおう」と
日頃、直接言いにくい相手やキーマンを巻き込む場合。
もう一つは対照的に、
「メンバーに吐き出してもらいたい」
「でも、上司がいると言わない」「黙っちゃう」
と心配して、配慮手厚く
「オレがいるとみんな言いたいこと言えないだろうから、
ゆにさん後で絵巻物で報告してよ」などなど。
あの手この手で安全な場をつくって
「メンバーだけでぶっちゃけて」というワークショップが実施されています。
でも、どちらにしても絵巻物を俯瞰して、無意識のうちに
「上司のせい」「会社のせい」「制度のせい」にしていた
自分や相手の世界まで俯瞰してみると、
「視野が狭かった」「深刻になりすぎていた」
「声をあげなければ相手にだって伝わらない」
「直接言ってもダメなら別の人に言ってみよう」と
自然と自律・自責・自走していく発言に変容していくんです。
●そう感じていたなんて、早く言ってよ～
実際、管理職と一般職、
両者の絵巻物をお互い見比べてみると、
「知らなかった」と驚く内容が多いのです。
こうしたギャップを400超も描き続けてくると
「その不満は単なる誤解かもしれませんよ」
「悪気はないと思いますよ」と
声をあげたくなることは本当に多いんです。
結局、お互いさまなのだけれど、今回は
いつも責められるのを覚悟して
「ネガ吐き出しの場」を決断してくれるリーダーに代わって、
若手や一般職の方々にお願いしたいです。
上司が置かれている状況や心の声を知るだけで、
捉え方が変わります。楽になります。
気軽に声をあげてみようと思えてきます。
ネガポジワークショップを体験しなくても、
下に紹介するOCEANSの「リーダーたちのモヤモヤ相談室」も、
そんな目線でぜひ読んでみてください。
そもそも、完璧な上司なんているのかな。
あなたは完璧な上司になるつもり？それとも完璧な部下ですか？
ネガの反転にこそ、ポジティブな想い（ハート）が描けてくる
体験ばかりしている描き手としては、
なんとかしたいとモヤモヤしている
不完全な上司や部下ほど愛おしいです。
-----------------------------------------------
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ソワッチこと曽和利光くんの回答を読む前に、
自分なりのアドバイス考えてみてください。
今回はお知らせを怠っていた６本分をまとめてお届け。
毎度メールが長くてスミマセン(^^;
●「メンバーから斬新なアイデアが出てこない」
リーダーがやりがちな事とは？
https://oceans.tokyo.jp/article/detail/40582
われらの古巣・リクルートの
新規事業の生み出し方の話にも触れています。
リクルートはゼロベースなどにこだわっていなかった。
●「部下の長時間労働が改善しない」とき、
上司がすべき３つの事とは？
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２枚目の絵にはメンバーのネガ
「管理職なのに管理できてない」という
グラフィックファシリテーションの現場で
何度描いたか分からないセリフを
描いておいたので見てみてね。
●会社から「働き方改革と業績向上の両立」
と言われても、どうすればいいのか分からない…。
https://oceans.tokyo.jp/article/detail/39666
ソワッチは「▽▽▽▽」と言う勇気を持て！
と言い切っちゃってます。
うんうん、強いフリしなくていいんだよね。
●「コロナでも出社・飲み会は自粛。
社員達が疲弊している」リーダーが出来る事とは？
https://oceans.tokyo.jp/article/detail/40714
ソワッチの「仕事の意味について議論をしているか」
という問いかけにドキッとする方も多いかも。
●「同期の出世を素直に喜べない」
40代が知るべき、出世の２大条件と最大の支援者とは？
https://oceans.tokyo.jp/article/detail/40201
言われてみればナルホドなんだけど、記事を読まず
「２大条件」を挙げるとしたら、あなたは何を挙げますか？
●「女性が働きやすい職場にしよう」
と言われても正直どうすればいい？
https://oceans.tokyo.jp/article/detail/39896
男性管理職にとって本当はどうでもいい
「◆◆◆◆」になっていませんか、と
男女関係なくグサッとくる内容になってます。
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オマケ
【お台場の観覧車】おかしな解体
（9/13）「なぜ４つだけ」残ってる？
（9/14）「なぜ２つ飛んで１つだけ？！」
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８月３１日に営業を終了してから
解体に入っているお台場の観覧車。
我が家の窓からだと全貌が見えないので、
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忙しさにかまけて忘れていたら、こんなんなっちゃってました！
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